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2021年3月 8日 (月)

ローマ字入力

小学校で区からiPadが配布され、授業で「まだローマ字は習っていないから、全員かな入力」と教わってしまった話

(小学校で区からiPadが配られたのだが、授業で「まだローマ字は習っていないから、全員かな入力」と言われたのだという。うちではパソコンでローマ字入力しているというのに。習っていない漢字は使ってはダメ的に、ローマ字入力は禁止って、そんな「GIGAスクール構想」っていったい何なの。)

2021-02-15 22:12:33

らしい。子供にかな入力の練習をさせると言う人がいたので、本気で止めたことがある。

 40年くらい前に、パソコンを買ってワープロソフトを本格的に使い始め、ローマ字入力より、カナ入力の方が打鍵数が半分なので練習たことがある。 しかし、タッチタイプできるようにならなかった。ローマ字入力はタッチタイプできるようになった。どちらも、誰かに教えてもらったこともない。

カナ入力は打鍵数は半分になるけど、

  • 覚えなければならないキーが倍ある。
  • 右手小指でタイプする文字が多い。
  • 数字のキーも使うのでホームポジションから遠い。
  • 最上段を小指でタッチするのが難しい。(小指が薬指の第一関節くらい)

ので、けっこう頑張って練習したのだが、カナ入力は早くならず、タッチタイプもできるようにならなかったので、ローマ字入力の速度を上げることにした。

 P検のサイト(https://www.pken.com/tool/typing.html)

逆にタイピング速度が「話すスピード」に近づく人にとっては、パソコンを単なる“清書ツール” としてではなく、自分の脳(思考力)の延長として活用することもできるようになります。

とある。これは重要だ。

 タイピング速度が遅いうちは、頭を、かな→ローマ字変換、キーを探すことに使うので、全てのローマ字に対応するキーを押下する前に、思い浮かべた文章が消えてしまい、思考が中断してしまう。

 しかし、タッチタイピングで話すスピードで入力できるようになると、思考を中断せずに文章を書くことがができる。 また、パソコンで議事録が取れるようになる。疲れていなければ、会議や打ち合わせで発表者の発言を要約しながら入力できる。 打ち合わせで発言をメモして、後からメモを見ながら入力するのは時間がかかる。 打ち合わせ終了時に議事録ができているのと、後から入力しなければならないのでは仕事の効率が大きく違う。

 タイピングの練習はローマ字を習ってから始めるべきと言う人は多い。しかし、小学3年生でローマ字を習い始めても、すぐにローマ字を運用できるようになるわけではない。特に、拗音や促音は書けるようにならないようだから、ローマ字を習得するまで待っていてはいつまでたってもタイピングが始められない。

 さらに、タッチタイピングできるようになると、頭の中で、かな→ローマ字変換しなくなる。 つまり、ローマ字を習っていなくても、かなに対するキーの位置を覚えたらタイピングはできる。

 20年前に、娘がローマ字を習う前にパソコンを使いたいと言うので、チラシの裏に、かな→ローマ字表を書いて渡しておいたら、ローマ字入力できるようになった。さらに、練習していたらタッチタイピングもできるようになっていた。最近、ローマ字を習うときにタイピングは役に立ったのか訊いてみたら、「ローマ字とタイピングは全く別物だった」らしい。

 タイピングは知識ではなく技能だ。掛け算と九九の暗唱と似ている。掛け算が理解できても九九の暗唱ができるようになるわけではなく、暗唱できるためには練習しなければならない。同じようにタイピングも、少しでも時間を見つけて練習しなければタイピングができるようにならないのだ。

 タイピングの練習ををするならば、iPadのキーボードではなく、ちゃんとしたキーボードで練習した方が良いと思う。


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