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2018年10月15日 (月)

アキバを"退屈な街"に変えた犯人はだれか <ノスタルジーだね>

アキバを"退屈な街"に変えた犯人はだれか
結局オタクは街から"排除"された

PRESIDENT Online (2018/09/28)

 ノスタルジーだね。

 ライターの山野祐介氏はオタクが排除されたと言う。 しかし、アキバは誰かを排除しているわけではなく時代に合わせて変わっているだけではないだろうか。

 昔々、田舎のラジオ少年にとってアキバは憧れの街だった。 憧れの街は電子部品やジャンクが溢れている猥雑な店が多く、目的も無く見て回るのが楽しかった。

 アキバがオタクの街になってメイドさんが増え始めた頃、ハムキチ、音キチにとって魅力的な街ではなくなっていた。 しかし、アマチュア無線家やオーディオマニアを排除したわけではなくオタクの需要が増えただけだ。

 アキバは文化財を中心にできた街ではない。歴史を保存するだけでは食っていけないから今売れるものを扱う。 今売れるものを扱っていると、グレーゾーンのものが売られる。そんな、混沌と猥雑さが魅力となって、マニアやオタクを引き寄せるのだろう。

 混沌と猥雑は効率が悪いしマニアやオタク相手の商売では儲からないから、オタク以外の客と効率を求める。そして整理されて秩序がやってくる。するとオタクにとっては魅力が無くなり排除されたように感じるのだろう。

 例えば、昔は電子部品を売っている店で女性を見かけることは無かったが、最近はよく見かけるようになった(学生風)。 電子工作マニアが排除されたわけではなく一般的になっただけだ。

 海外のotakuにとって今のアキバは混沌と猥雑の街なのだろう。 昔田舎のラジオ少年が憧れていた街のように。 ただ、大手資本が入ると急速に整理されるから、急速に魅力が無くなるのではないだろうか。 既に中野や渋谷などに「聖地」が分散しているし、CoolJapan=アニメの構図は2020年までか?。

 今後、アキバは何を売る街になるのだろうか。


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2018年10月13日 (土)

ミス撲滅宣言は逆効果、IT職場にはびこる隠蔽体質

ミス撲滅宣言は逆効果、IT職場にはびこる隠蔽体質 日経XTECH (2018/08/23)
(↑会員登録が必要)

 結論は、

 インシデントが起きたら、すぐに報告してくれた担当者を褒めるくらいでちょうどよい。「インシデントを発見してくれて、ありがとう」の一言を、上司が部下に言えるかどうかで、現場の雰囲気や体質は全然違ってくる。それがインシデントやヒヤリハットを健全に見える化できる組織風土を醸成する

というもの。

Photo
(↑出典:ミス撲滅宣言は逆効果、IT職場にはびこる隠蔽体質 日経XTECH
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00205/080200008/
)

インシデントが無くならない原因は

★インシデント発生
↓再発防止検討会
↓個人攻撃される
↓個人のスキル気合に依存した対応
↓ヒューマンエラー発生確率上昇
インシデント発生

★インシデント発生
↓インシデントではないことを証明する仕事(言い訳)
↓生産性低下
↓ヒューマンエラー発生確率上昇
インシデント発生

という2つの悪しき負の連鎖が発生している。ループになっているので、通常の問題解決方法でも解決は難しい。

 さらに、トップが「インシデントの絶無を期す!!」など言うと

★インシデント・ゼロを組織の目標にする
↓ダブルチェック、トリプルチェック、チェックリストの乱立
↓生産性低下
↓ヒューマンエラー発生確率上昇
インシデント発生

インデントが減少するどころか、インシデントが発生しやすくなる

さらに、副次的な影響として、隠蔽体質が生まれる。

★インシデント発生
↓インシデントではないことを証明する仕事(言い訳)
↓生産性低下
↓インシデントを報告すると責められる
↓インシデントを報告しない文化が生まれる
隠蔽体質

 悪しき負の連鎖はどこかで断ち切らなければならないから、風土を変えることから始めるのも一つの手段だけど風土を変えるには時間がかかるし抵抗も多い。人は明確な理由は無くても変わることに抵抗するものだ。 

 経験では、解決策は組織風土改革というと反応がない人が多い。 絵空事のように聞こえるのだろうか。

 インシデントを減らす方法を考えてみる。

〇 インシデントがゼロにならないことを全員が認識する。

 これが全ての前提だ。 その上で、全員が、全ての階層で役割に応じてリスクを減らすための負担をする。

 負担は、金銭、労力、時間、精神的負担など。

〇 全員が負担する

と言えば簡単だ。 しかし、たいてい、リスクを取らない者、負担をしない者が現れる。

  • インシデントをゼロにしろという経営者
  • 原因追求という名の個人攻撃をする中間管理職
  • 効果を考えずヒューマンエラー防止対策を徹底する現場責任者
  • ヒューマンエラーを報告しない担当者

など。

 リスクを管理してインシデントを減少させるための活動は、目に見えないから、評価もされない活動だ。 誰でも、余分な負担はしたくないものだからバックレる輩が出てくる。

 たいていは、自分は負担せず体よく部下に負担を強いる。 そして、負担が集中する下っ端は上の理解がないから無理だとあきらめてハイリスクな行動をとる。

 本当にインシデントを減少させようとするならば、評価されなくてもインシデントを減少させるための負担をする覚悟が必要だ。

〇 リスクを取る覚悟、負担する覚悟 

 方々で覚悟が必要と説いているのだが、ハイそうですかと覚悟する人も少ない。

 全員に覚悟を強いるのは人の言葉より空気の方が重要だ。 人は空気には抵抗できないから、「評価されなくてもインシデントを減少するために負担しなくてはならない」という空気ができていれば、リスクを取らない者、負担をしない者を排除する力になる。

 では、空気を作るにはどうするか。

〇 それには、組織風土を変えなければよい。

 同じ結論になってしまった。

 インシデントが減るかどうかは、結局組織風土なんだと思う。

###

☆ インシデントを減らそうと言い続ける人

 人は安きに流れ、決まり事は形骸化するものだから、インシデント対策もいつしか実効性の無いものになる。 そのようなときに「インデントを減らそう」と言い続ける人の存在は重要だ。 しかし、誰か特定の個人に頼っていたのでは限界がある。 そこで組織風土が重要だ。

 鉄道関係者は必ず指差呼称する。組織風土がそうさせているのだ。だから百年以上もの間継続できている。

 ウチは鉄道関係ではないけれど、現場にいたころ上司に指差呼称するように指導された。「横着するな」と。 当時はそういう組織風土があったのだと思う。

 IT関係の職場に移っても、rmやddなどの危険なコマンドを実行するときには、ディスプレイに向かって指差呼称して、深呼吸してEnterを押していた。

  最近現場の人に聞くと、指差呼称もしないし、「指差呼称しろ」と言う人もいなくなったそうだ。

 失われた組織風土を取り戻そうとすると、年寄りができることはたくさんある。



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2018年10月11日 (木)

雨あがる <何をしたかではなく、何の為にしたのか>

Prime videで見た。 原作は山本周五郎の短編小説

主演の寺尾聰はいい役者になった。
昔は七光り感があったけど。

 山本周五郎の座右の銘
「人間の真価は、その人が死んだとき、なにを為したかではなく、彼が生きていたとき、なにを為そうとしたかで決まる」
がテーマ。

この映画の主役は宮崎美子が演じている、主人公の妻 たよ だったのか。

宮崎美子もいい役者になった。
昔はピカピカに光っていたけど。

久々に爽やかな映画だった。


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2018年10月 9日 (火)

トヨタ 生存の条件 <本気のようだ>

トヨタ 生存の条件―週刊東洋経済eビジネス新書No.258 週刊東洋経済編集部

Photo

 トヨタとソフトバンクが合弁会社を作るというので、東洋経済の特集を読んでみた。

解説は↓にある

豊田社長は、CES(Consumer Electronics Show)で

祖父の喜一郎氏が織機づくりから自動車づくりに転換したことを照会し、「車を造る会社からモビリティの会社へ変えることが私の目標だ」

と宣言している。 トヨタはHVでは先行したがEVでの出遅れ感は否めないが、どうも本気のようだ。

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 IT業界でこれまで主導権を握っていたキープレーヤーを見ると、初期はコンピュータメーカ(IBM,Fujitsu)→半導体メーカ(Intel)、ソフトウェアベンダー(Microsoft)→XaaS(Google,Amazon) と変化してきた。

 今後自動車産業は電動化、コネクテッド化、シェアリング、自動運転などの変化を迎えるから、自動車産業単独では存在できなくなって、モビリティサービス(MaaS)事業が主流になるという。

 IT業界の例では、初期に主導権を握っていたコンピュータメーカは今や下請けだ。
同様に、今後モビリティサービスが主流になると、自動車メーカは下請け扱いになることが予想される。

###

 携帯電話サービスでは端末1円時代があった。 本来、端末メーカーは端末を1円で売って商売になるはずはないけれど、携帯電話サービス会社の下請けになることで商売になっていた。 ところが、端末を作っていたメーカは淘汰されてしまった。 P社、N社、F社、T社とか。

 今後もし、Amazonが移動サービスで主導権をとると、移動サービスは本、音楽、動画等のコンテンツと横並びになるだろう。 そして、今後個人が車を買わない時代になると、車を買うのはライドシェアの会社になる。 すると、Amazon無しには車が売れなくなって、自動車メーカはAmazonの下請けになる。 そして淘汰される。

 P社、N社、F社、T社は携帯を造るのを止めても他に売る物があるけど、トヨタは車を造るのを止めることはできない。 そこがトヨタの危機感なのだろう。 

 現状では、モビリティサービスは自動車メーカだけは展開できないし、GoogleやAmazonなどIT企業だけでも展開できないから、自動車メーカとIT企業の提携が必要だ。 

 今後、どちらが主導権を握るかで、自動車メーカがIT企業を選ぶのか、IT企業が自動車メーカを選ぶようになるのか分かれる。 選ぶ側になるかか選ばれる側になるかで、天国と地獄の差がある。

 XaaS vsコンピュータメーカ、携帯サービス会社vs携帯メーカの例では、メーカはサービス会社に飲み込まれてしまった。

 トヨタにとっては生き残りを掛けた選択なのだろう。


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2018年10月 7日 (日)

再免許申請(2)

 総通局から再免許のお知らせが来た。 1年前に送られてくるようだ。

 新スプリアス規格に対応しない無線機はH34年12月以降使えなくなるので、まず無線設備を変更してその後再免許申請することにした。

 指定事項(電波の形式及び周波数、空中線電力など)に変更が無ければ届出で良いが、変更がある場合には申請が必要だ。いずれも手数料は無料。

 指定事項に変更が無ければ免許状にも変更が無いから、届出後に再面申請すれば良く、手間が省ける。 ところが、指定事項の変更がないようにしようとすると無線機を選ぶのが難しいことが分かったので、無線設備を変更することにした。ついでにWARCバンドと4630kHzも申請した。

 電子申請Liteで変更申請したら修正依頼が来た。 何か不備があったか?と思ったら免許番号が間違っていた (^^; 修正したら無事変更できて、免許状送付用の封筒を送るように通知があったのですぐに再免許申請した。

 再免許申請して送られてくる免許状があれば、変更申請した免許状は受け取らなくてよいのかと思っていたら、再免許の日まで(あと1年足らず)免許状が無いことになってしまうことに気が付いた。

 総通局に電話して、再免許と変更の免許状を同封して送ってくれるか尋ねたら、同封できると言われたので、申請番号を書いた紙と返信用封筒を送ったら無事免許状が2枚送られてきた。

Photo

Photo_2

↑違うのは免許の年月日と免許の有効期間

 ところで、H30年3月1日からアマチュア無線局は免許状の掲示義務が無くなっている。
(電波法施行規則第38条第2項)

 ならば、変更後の免許状を受け取らなくてよかったのか?と思った。 しかし、備え付け義務(電波法施行規則第38条第3項)は残っているので、やっぱり受け取らなければいけないようだ。 免許証票シールは廃止されている。

 何気無しに免許状を見ていたら、「呼出符号」が「識別信号」になっていることに気が付いた。 いつ変わったのだろうかと、古い免許状を調べたら平成6年の免許状は「呼出符号」平成11年の免許状は「識別信号」になっていた。

 この頃、無線の仕事から離れたので変更されたことに気が付かなかったのか?



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2018年10月 5日 (金)

「キャリア・シフトチェンジ」ワークショップ <まず自分の現状を把握する>

 「キャリア・シフトチェンジ」ワークショップに参加した。

定年間近だ。

 60歳で定年すると、年金をもらえるまで無収入になるので、それまで働かなくてはならない。 定年すると、役職が変わり、職種も変わる。何より役割が変わることが多いから今までのようには働けない。 ところが、変化に対応できない年寄りは多い。 

 定年前にキャリアを変えましょうというワークショップだ。

 シニア(Over50)になると「市場型」の人材が求められる。 労働市場から必要とされる人材だ。 職場で、鬱陶しがられているシニアに共通していることは「市場型」ではないことだ。

 シニアになったからといっても急に意識や働き方を変えて「市場型」に変われるわけではない。 そこで、45歳~55歳を「市場型」への移行期間とし、「市場型」に必要なプラットフォーム能力を獲得しましょうというのがこのセミナーだ。


↑(http://www.javada.or.jp/shift/img/shift/about01.png)
JAVADA中央職業能力開発協会

 でも、そんなこと言われても既に55歳過ぎてるし。 「早く言ってよ~」という感じだ。

 午後は、

現状のプラットフォーム能力を診断して、強みと弱みをを認識して、今後の行動を決めるという作業をやった。

 プラットフォーム能力は初めて聞く言葉だ。環境変化にも柔軟に対応できる基礎能力がプラットフォーム能力らしい。 既にこの能力を持っているなら55歳を過ぎていても「市場型」の人材になれるだろう。

ところが、

世の中そんなに甘くない。予想どおり、コミュニケーションに関係する「自然体」「他人受容・共感」「瞬間的自己表現」の能力が低い。 かなり低い。

 診断は、客観的な診断と主観的な診断とがあって、自分が思っているほど能力が高くなかったり、逆に自分が思っているほど低くなかったりで認識が変わった。

 コミュニケーション能力が低い自覚があったので、改善するように心がけていた。 だから、自己評価は中の下か下の上だったのだが、客観的な評価はかなり低い。orz

 コミュニケーション能力が低いことを自覚して、改善しようとしているのに、これだけ客観評価が低いということは、今後の劇的な改善は見込めないだろう。  ならば、仕事や生活で致命的なレベルでなければそれ以上は望まなくてよい。 むしろ、強みに注力して、それを活かすことを考えたほうが良いのではないか。

 もはや30代40代ではない。今後何を改善するかではなく、今どのような価値が提供できるかを考えることにした。 

 最低限、「コイツにだけは相談したくない」と思われないようにしよう。

自己診断を見て、

今後の行動考えてグループ内で発表してコメントをもらった。 同じグループの人のコメントは、言うほどコミュニケーションは悪くないだった。 改善されているのだろうか。少なくとも初対面の人達と1日ワークができるくらいにはなっているのだろう。ちょっと安心した。

 結果的には、
受講して良かった。 

 シニアになって「自分型」で働き続けられる人はわずかで、多くの人は「自分型」から「市場型」に変えなければならないのだろう。 働き方を変えようとするときには戦略が必要だ。時間的猶予があれば弱みを克服することもできるが、時間的猶予が無い場合には弱みを克服することはできない。

 戦略を考えるには、主観的な自己評価、客観的な診断、他者の主観的な評価を総合することが重要だ。 

 歳を取ると客観的な意見を言ってくれる人が少なくなるので、初対面の人の意見は貴重だと思う。


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2018年10月 3日 (水)

好かれる人が無意識にしている言葉の選び方

好かれる人が無意識にしている言葉の選び方 仕事も人間関係も充実する58の言い換え例 中谷彰宏 すばる舎

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 ものには言い方がある。言い方を間違えると「そんな言い方は無いだろう」と言われるし、うまい言い方をすると好感度が上がったりする。

そんな「うまい言い方を」を集めた本。

例えば、

「でも」より、「だから」。

 会話をしていて、話す前に「でも」という人は多い。若者は「てゆ~かぁ」だったりする。
「でも」は逆接や否定の意味があるが、この「でも」には否定の意味は無い。 ところが、言われる側は発言を全て否定されているように感じてしまう。

 中谷彰宏氏は「でも」を「だから」に言い換えると良いとおっしゃる。
発言の最初の「でも」も「だから」も意味は無いなら、順接の「だから」の方が良いのだと。
会話の相手が、毎回「だから」を前置きすると。「分かってねーのかオマエ」と言われているように感じてしまうのでは?

 実は、発言の冒頭に「でも」を言わないように心掛けている。

「いらっしゃいませ」より、「こんにちは」。

 他の本で読んだ。 ディズニーランドの人は「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」というらしい。 「行ってらっしゃい」には「行ってきます」、「こんにちは」には「こんにちは」のように返す言葉ががある。 ところが、「いらっしゃいませ」には返す言葉がないので、返す言葉がある「こんにちは」と言うそうだ。 

 コンビニの店員さんは更に丁寧に「ありがとうございましたいらっしゃいませこんにちは」と言うが、返す言葉が無い。

閑話休題

 HowTo本を読むのは止めようと思っていたのについ読んでしまった。
書店だったら手にとっても戻すけど、電子書籍で読んでいてしかもポイントがあるとまあいいかとなってしまった。

 HowTo本に書いてあることは、役に立ちそうなことだけど、全て覚えていられないから、結局実践できない。 それでも、3つくらいなら覚えていられるだろうと選んでみた。

「何回でも言うよ」より、「1回しか言わないよ」。

 「感じのいい言葉は、1回しか言わない言葉です。」 らしい。

 なるほど、殺文句は何度も言うと相手が死なない。

「君は、いい質問をしますね」より、「君たちは、いい質問をしますね」。

 「感じがいいのは、「君たちはいい質問するね」という言い方です。」らしい。

 質問した人ではなく聴衆全体をほめると、他の人から質問が出やすくなるらしい。今度試してみよう。

「どんな車をお探しですか」より、「これまではどんな車に乗られてましたか」。

 「相手との会話が弾むためには、未来よりも、過去からの延長線で語ることです。」らしい。

 なるほど、過去から未来。 相手が答えられる質問から。

 無意識に使えるようになるまで気をつけてみよう。


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2018年10月 1日 (月)

ロッテ福浦の2000本安打と村田の悲哀

 ロッテの福浦が9月22日に2000本安打を達成した。おめでとうございます。

 出場機会が減っていたので今シーズンでの達成は難しいのではと思っていた。 しかし、球団の後押しもあって今シーズンでめでたく達成となった。

 違和感を感じている人もいるようだ。

「ロッテ福浦2000本安打達成」の違和感  Yahooニュース (2018/2/23)

わからなくもない。

 最近の球団は親会社の道楽ではない。 経営は重要だから集客を重要視するのはいた仕方ないだろう。 ベイスターズのように経営を健全化しつつ優勝争いができるのがベストだが、優勝争いが無理なら地元のスター選手の記録達成で集客するのは合理的だ。 それもプロスポーツだ。

 もう一人2000本安打に近かったのが独立リーグでNPB復帰を目指していた村田だ。
もう1シーズンやれば2000本安打は達成できそうだが、結局どの球団からも声が掛からなかった。 現在の能力だけなら福浦より村田の方が上なのかもしれない。 しかし、野球は1人でやるものではないし、残念ながら村田1人で客が呼べる時期は過ぎている。 選手としては最盛期ではなく末期だ。

 現役末期に客が呼べる選手は、ヒストリーとストーリーを持っている。 ここが、福浦と村田の違いだろう。  ヒストリーとストーリーもヒット数のように積み上げてきたものだから今更どうすることもできない。

 ヒストリーとストーリーで客が呼べるなら球団は記録を達成させようとするし、チームのメンバーへの良い影響を期待するだろう。 つまり、球団から求められる存在だ。 これが、現役末期の選手の価値なのだろう。

 アラ定になって再就職や再雇用が気になる年代になってくると、村田の悲哀は他人事ではない。


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2018年9月29日 (土)

「わたし、管理職になりたくありません」

20~30代が出世を望まなくなってきた本質
「わたし、管理職になりたくありません」

東洋経済ONLINE (2017/12/04 )

 この記事は、年寄りの読者を想定しているようだ。 何を今時感がある。

 部下から見ると、今の管理職は厳しくなるビジネス環境のしわ寄せを一身に抱え込まされている存在に見えています。にもかかわらず、それに見合うだけの報酬を得られない。おカネという報酬だけでなく、管理職だからこその喜びや意義ある貢献という報酬が見えてこない。自分の生活を犠牲にしてまで、そんな負荷を背負う存在にはなりたくない。これが2つ目の理由です。

 年寄りが若手の価値観が理解できないのは今に始まったことではなくいつの世もそうだ。 若いころ新人類と呼ばれた年寄りも歳をとって若手の価値観が理解できなくなったと考えることもできるのだが...。

 しかし、実は年寄りは分かっているはずだ。 少なくとも若手は自分たちの価値観とは次元が違うと思っている。

 新人類世代(年寄り)は一生懸命団塊世代の価値観に合わせてきたのに、それが否定されるのが辛い気持ちはある。 しかし、既にアラ定だから覚悟はできているのではないだろうか。

 それより厄介なのは、その下のバブル世代かもしれない。 まだ、あきらめ切れないので古い価値観にしがみつこうとしているのではないだろうか。

 と考えると、自分の価値観が唯一の価値観ではないことを受け入れる覚悟ができた新人類世代(年寄り)は、多様化した価値観を持つ若い世代を応援するという、活躍の場があるのではないだろうか。 (年寄りの価値観を押し付けないように。)

ライタの高橋克徳氏は、

管理職を魅力的な存在に変えられるのか、若手の価値観や意識を変えるのか、あるいは管理職という存在を軸に動かしてきた企業システムそのものあり方を根幹から変えるべきなのか。少なくとも、このままでは今の管理職を中心にしたマネジメント構造を維持するのは難しくなるでしょうし、自らリーダーシップをとる人も生まれなくなります。

とおっしゃるのだが、若手の価値観や意識を変えるという発想はキモチ悪いなあ。

 同じ変えるなら年寄りの価値観や意識を変えた方が良いのではないだろうか。 年寄りの方が早く死ぬ。 長生きする若者が年寄りに合わせるのは不合理だ。 それに、これからの社会を担うのは若者たちで年寄りではない。

 年寄りは自分たちの価値観を否定されたくないのだろうが、普通に考えて、

  • 負担が多い
  • 給料安い
  • やりがいなさそう

な仕事を誰がやりたいのだろうか。こんな仕事だったら、年寄りでもやりたくないはずだ。

 ところが、やりたくない仕事を乗り越えてきた年寄りは既得権を得てしまった。 そして、その既得権を賄っているのは若者たちだ。 だから、若者たちの気持ちはわかるけど、やりたくないと言ってもらっては困る。 

 この記事のターゲットは年寄だから、高橋克徳氏は読者の年寄に気を遣っているのだろう。


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2018年9月27日 (木)

女性が昇任したくない理由 <価値観の多様化にフォーカスすべき>

"昇進はまっぴら"女性社員低モチベの元凶
男勝りな女性管理職は女性に不人気

PRESIDENT Online 小島明子(日本総研) 

 この記事は

を基に女性の管理職に対する認識と女性のキャリアアップ支援ついて論じてある。

の中で女性が「管理職への登用を希望しない理由」の調査結果がある。


↑(https://president.ismcdn.jp/mwimgs/6/0/-/img_60ca8e442101f456750c2f6b86ebf1c473617.jpg)

トップ3は

  1. 48.4% 出世・昇進に対して関心が無い
  2. 47.8% 私生活(育児・介護含む)の時間を重視したい
  3. 45.2% 長時間労働を前提とした働き方は望まない

 この問題は女性登用という観点だけではなくもっと一般的な問題ではないかと思う。

 管理職への登用を希望しない理由をみると、そのまま男性が登用を望まない理由と同じではないだろうか。 男社会では、管理職への登用を望む者は、社畜になることを求められ、生産性の低い長時間労働や無慈悲な単身赴任に耐える必要があった。(今でも) 一方で、管理職への登用を望まなければ地位や名誉、高給を得ることができなかった。

 これが昭和の男社会の唯一の価値観で、管理職になること(上位の役職に就くこと)に価値があるとされていた。

 若者を中心に価値観が多様化しいるが、男社会はこれを認めようとしなかった。(今でも)
単一の価値観を受け入れて社畜になるという選択をした者にとっては、価値観の多様化は受け入れられない。 また、単一の価値観を受け入れた者が管理職、経営層に上り詰めているから、一向に価値観は多様化しない。

 最近になって、政府主導で女性登用という外圧が発生したため、女性の価値観と昭和の男社会の価値観のズレが顕在化している。 これが、この記事の内容であろう。

 しかし、ズレているのは女性の価値観だけではなく、既に多くの人の価値観がズレているのではないだろうか。 昭和の男社会の価値観に従って管理職になることで得る利益は払う犠牲を考えるとペイしない人は多くなっている。

 女性には「ペイしない」と発言する機会を与えられたと考えることもできる。しかし、「ペイしない」と言い出せずにいる男性は多いのではないだろうか。

 女性登用の問題は単に女性の価値観にフォーカスするのではなく、多様な価値観を容認し、なお成果を上げられる社会にすることを考えるべきである。

 女性の価値観にフォーカスするのではなく、その先の価値観の多様化を議論しなければ問題を見誤ると思う。


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