フォト
無料ブログはココログ

« TD4 | トップページ | 8Queen »

2011年9月 8日 (木)

「知っていること」と「できること」

ずいぶん前に書いた「CPUの創りかた」 をUPしていて考えた.

書籍から得られるのは理論であり技能は実際に作業を体験することで習得しなければならなず,「理論」と「技能」を習得することで「技術」となる.
ということで「創ってみたら」と勧めたわけだが,勧めるるからには自分も創ってみなければならないだろう.
ということで実際に作ってみた.

と書いている.
 「知っていること」と「できること」にはかなり隔たりがある.さらに「知っていること」は「知っているつもり」だったりする.

 本を読んだり,調べたりした事柄は知識「知っている」になるのだが,これを自分が「できること」と勘違いしてしまう.
「できるようになる」ことを100%とすると,知識を得ると95%くらい達成したように思ってしまう(今まで「知らなかった」ことを「知る」のだから当然なのだが). ところが実際は「できるようになる」ことに要する労力が95%くらい必要である.

 最近は,デジタル回路はHDLで記述してシミュレーションするし,アナログ回路はspiceでシミュレーションして試行錯誤を減らしている.
問題は,シミュレーションが終わったところで実物を作ったような気分になることである.
やはり手を動かして,実物を作ってナンボだと思う.

 子供たちを見ていて感じるのは,
  ×すぐに正解を求める.
  ×失敗すること・間違うことを嫌う

ことである.
経験からいえば,知ることより
  ○間違えたり
  ○失敗したり
することの方が実力が付く.
ところが,今の日本では,頻繁に間違えたり失敗したりする子供は,"落ちこぼれ"と評価されるので正解を知識として記憶せざるをえない.

だからといって,子供たちを責めるのは酷というものだ,大人が作った社会に適応しているだけだから.

 問題は,社会に出たからといってこの習慣が容易に矯正できないことである.
最近は,成果主義とやらでセチガライ世の中なので,誰かが成功した方法をパクる教えてもらうと効率が良いというのも一つの理由である.
 ところがこの方法ではトップになれない.トップになるには誰も成功していない問題を解決しなければならないのだが,誰も成功していないのでパクる教えてもらうことができない.

ということで
 他人の失敗や間違いに寛容になろうと思う. 自分の失敗・間違いには十分に寛容なので. (^^;

« TD4 | トップページ | 8Queen »

よしなしごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「知っていること」と「できること」:

« TD4 | トップページ | 8Queen »

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック