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2012年7月18日 (水)

ソニーのふり見て、我がふり直せ。

ソニーのふり見て、我がふり直せ。 山口誠志 河野透 ソル・メディア
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最近よくある「ソニーがダメになってしまった」本かと思いスルーしていたのだが、
内容はブランドの構築・保守について書かれた本であると、雑誌の書評にあったので読んでみた。
ブランドの目的・確立・保守については、理屈だけではなく現場での泥臭い話が参考になる。(インタビュー形式にしたところがミソか)

 ブランドは、ユーザに付加価値として認めなければ、ブランド分の金額を払ってはもらえない。 σ^^)のSONYに対するブランドイメージは、「先進的」、「高性能」、「カッコいい」であった。もっと言えば「まねしたのモルモット?上等じゃねえか」というところであった。
ブランドはメーカとユーザが共に作り維持するもので、この感覚が「ぼくらのソニー」感であろう。

 いつの頃からかSONYはエレキだけでなくエンタメ事業を始めたが、エンタメにおいてSONYブランドはコンテンツを鑑賞する理由にはなりえないので、エンタメ事業には「ぼくらのソニー」感はない。例えば、SPE/コロンビア(ブランド)の映画ではなく「スパイダーマン」(コンテンツ)が観たいのである。ゲームも基本的にはコンテンツが主でありハードウェアは従である。

 ソニーのエレキ製品にブランド価値を認めているのはおじさん世代だろう、娘にソニー製品に対するイメージを聞いてみると、ソニーといえば「ソニー・タイマー」だそうだ。
この本の中で河野氏が言っているように、エレキSONYのブランドを棄損し、エンタメSONYのブランドを確立できなかったようだ。

挿絵は毒が強い
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 もう「ぼくらのソニー」感は措いて、大企業病に侵されて自らの強みを発揮できなくなった企業として、学ぶことが必要かもしれない。

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