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2012年12月

2012年12月30日 (日)

Stereo 2013/1

Stereo 2013/1
Stereo_jan2013

USB DACがオマケで付いていたので買ってみた。
Lxuot2

DACはBBのPCM2704
Pcm2704

OP-AMPはJRCの4556(ヘッドホンアンプ)とNJM4558(ラインアンプ)
Opamp

ラックスマンが設計(監修?)したらしい。ロゴが付いてる。
Luxman

Luxmanロゴ入りUSBケーブルも付いてる。
Usbcable_luxman1

 既にあちらこちらで、ツッコミがはいったり、改造レポートがあったりと結構話題になっているようだ。

 とりあえず聴いてみようと思ったが、よく考えたら我が家にはまともなヘッドホンが無い。まともなスピーカも無い(\480のパソコン用スピーカはあるけれど)。
まともそうなイヤホン(SONYのロゴが付いいてる)を見つけて、テスト音源をネットで見付けて聴いてみた。
当たり前だけどノートパソコン内蔵の音源とは比べ物にならない。
結構いいんじゃないという感じだ。(まあ、こんな耳だからね)

 オマケなのでコストを抑えて作って、「改造すると音がよくなりますよ」という売り方だね。特集にもそのあたりが書いてあって
○ OP-AMPを変えてみるとか、(うんうん)
○ コンデンサを変えてみるとか、(うん)
Capxon_220u
○ 抵抗を変えてみるとか、(ふ~ん)
Register金被のキラキラした音って?
USBケーブルを変えるとか、(?_?)
Usbcable_luxman

 音質のグレードアップにはオーディオ用USBケーブルに交換することが簡単かつ大変有効だ。
 デジタル信号を送るケーブルで音質が変わる?といった半信半疑の人には是非、LXU-OT2に付属するケーブルとオーディオ用でなくても良いのでUSBケーブルを用意し聴き比べて頂きたい。きっとケーブルによって音が違うことが体験できるだろう。

らしいので聴き比べてみた。
Usbcable
用意したのは得体の知れないケーブル(上)とSONY Clieに付いていたケーブル(下)

 結論は、音の変化は分からなかった。(こんな耳だ{けど|から}キッパリ)
娘にも聴かせてみたけれど変わらないそうだ。

###

 昔々若かった頃オーディオにちょっとだけハマったことがあった。(昔のラジオ少年は誰でも一度は踏み入れる道だ)オーディオ雑誌も何誌か読んでいたことがあるのだけれど、使用レポートの類はさっぱり分からなかった。武末先生の記事は分かったけれど。

 「オーディオ」には近寄らないようにしているのだが、「超3結」とか「革命アンプ」とか見るとうずうずしてくる。
部品箱を漁ればLM380や必要な部品は見つかるはずだ...まともなスピーカを持っている人を探さなくては。(おっとっとっ)

###
 オーディオの技術は昔から比べると大きく変わったけれど、この業界の人たちは食い扶持を見つけるのがウマいなあと感心しきりである。まさか、高音質USBケーブルや高音質LANケーブルを思い付くとは。

2012年12月28日 (金)

charlieplexing

charlieplexingは少ないポートで多くのLEDを制御する方法である。
初めて見たのは、EDNのコラムDesign Idiaに投稿された「LEDの多重制御で必要なI/O端子数を削減 」や「少ないI/Oで多数のLEDを制御、同時点灯も可能 」で、誰でも同じことを考えるものだと思った。(ホントに)

 2つのポートを使用して2個のLEDをcharlieplexで制御する方法は、
Charlieplex0←誰でも思いつくでしょ

これを2個以上のn個ポートに拡張すると
LED = n×(n-1)
のLEDが 制御できる。

 エレキジャックに「超Low-EndマイコンRS08を使おう - MC9RS08KA2に多くのLEDを接続する (1)」という解説がある。

 ↓3ポートで 6個のLEDを制御する例)
Charlieplex1

 CharliePlexの問題点は、基本的に1個のLEDしか制御できないため、LEDが多くなるとデューティー比が小さくなりピーク電流を多く流さなければならなくなるが、I/Oポートのドライブ能力が低い場合には十分な電流が流せないという点である。

 Charlieplexには拡張版がいろいろある。
 I/Oポートのドライブ能力十分でない場合は複数のLEDを点灯できないが、Design Ideasにある「少ないI/Oで多数のLEDを制御、同時点灯も可能」のように電流ドライブ用のトランジスタを使うと複数のLEDが制御できる。Chipiplexingというらしい。
 トランジスタをエミッタフォロアで使っているところがミソである。
Charlieplex2
また、AVRのようにドライブ能力が高いマイコンはダイオードを使用することもできる。

Charlieplexとトランジスタを2個使う「Three microcontroller ports drive 12 LEDs(December 15, 2006)」(EDN日本語版にも記事があったはずだが)を組み合わせると
更に多くのLEDを制御可能で
LED = n×(n-1) + 2n
が制御可能である。

 ↓は3ポートで12個のLEDを制御する例
Charlieplex4

↑でバイナリクロックでも作ってみようか。

2012年12月26日 (水)

30,000アクセス

気が付いたら30,000アクセスを超えていた。
30000

12/24には超えていたのか。
20,000を超えたのが10/13だから2.5月足らずで10,000アクセスだ。

2012年12月25日 (火)

「老子道徳経」の読み方

「老子道徳経」の読み方 早島正雄 経済界

「雨降らし男の物語」(2012/12/10)で老子のいう「道」が難解だった。古本屋で「道徳経」の解釈をしている本を見つけたので読んでみた。

Photo

 老子は具体的でないので難解だ、孔子は「べからず集」と筆者はいうが具体的であるぶん分りやすいのであろうか。

原文
治大國、若烹小鮮。以道莅天下、其鬼不神。非其鬼不神、其神不傷人。非其神不傷人、聖人亦不傷人。夫兩不相傷。故徳交歸焉。

書き下し文
大国を治むるは、小鮮(しょうせん)を烹(に)るが若(ごと)し。道を以(も)って天下に莅(のぞ)めば、その鬼(き)も神(しん)ならず。その鬼の神ならざるに非(あら)ず、その神も人を傷(そこな)わず。その神も人を傷わざるに非ず、聖人もまた人を傷わず。それ両(ふた)つながら相い傷わず。故に徳こもごも焉(これ)に帰す。

引用;ちょんまげ英語日誌 「老子 第六十章 大国を治むるは、小鮮を烹るが若し

「治大國若烹小鮮」の例えはちょっとだけ分かりやすい。

 小魚を煮るときには、つついたり混ぜたりしてはならない。国を治めるときも同じである。
田坂広志氏が雨降らし男の物語で書いておられた「なにも働きかけず心の静寂を取り戻す」はこのことか。

 つついたり混ぜたりしてはいけないのは分かる。では具体的にどうすればよいのかである。
放ったらかしにすればよいというものではなかろう。

 「口を出さず、手を出さず、心穏やかに見守る」

か。

 修業が足りないなぁ...

2012年12月23日 (日)

PL-2303SA

トラ技2012/12オマケ基板は作ったまま放っている。
PL-2303SAがほしいのだが単品では売っていないのでパーツセットを買ってPL-2303SAだけ使おうと思い、先日秋葉に寄ったついでにマルツを除いてみるとパーツセットはやはり売り切れだった。
PL-2303が載ったUSB-Serialモジュールは在庫があったので買ってきた。
Usbserial_module Pl23023sa_module

思ったより小さい。

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PL2303はTxDとRxDだけでフロー制御はできないが、最近フロー制御することも少なくなったので困らないだろう。
↓これくらいの簡単な回路で使える。
Pl2303sa
Raspberry PiのマイクロUSBは電源だけ使っているので、PL2303SAを使うと簡単にシリアルが使えそうだ。

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シリコンハウス共立が\150
でチップ単体を売ってるらしい。
2013/1上旬入荷予定だそうだ(2012/12/22)

2012年12月21日 (金)

自ら学ぶ

技術の伝承(2012/12/3)で自発的な学習の重要性や職場の空気について書いた。
このことについて、以前知人から指摘されたことがある。
知人曰く

通常業務が多忙な中、短期的成果に結びつかない(即効性のない)ことについて学習のモチベーションを維持することは容易ではない。
モチベーションを維持できる者のはせいぜい数%ではないのか。
お前は、仕事と趣味が連続しているから短期的成果に結びつかないことでも学習できるのではないか。

というものである。

 「「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト」で酒井穣氏は、学習に対する姿勢とその割合は

積極的学習者(10%)、消極的学習者(60%)、学習拒否者(30%)

であるという。

 パケットリピータStoneの作者、千石浩明氏のblogにプログラマ―35歳定年説に関する考察がある。
千石氏曰く

プログラマには少なくとも二種類あって、 他の「高度な知的労働」の職種と同様に定年がない「優秀なプログラマ」と、 若いだけが取りえの「見習いプログラマ」とを、 きちんと区別する必要があると。 で、「見習いプログラマ」は 35歳といわず、もっと早い段階で、 プログラミングに向いてないことを自覚し、 もっと自分に向いている仕事を見つけるべきだ、ということですね。

と。
つまり、プログラマーとしての素質がある者は35歳を超えても限界はなく仕事ができるが、素質のない者は、体力で補おうとするため若い間(20代)は良いが、30代になると燃え尽きる、ということであろうか。

 千石氏がいう『定年がない「優秀なプログラマ」』と『若いだけが取りえの「見習いプログラマ」』との差は、プログラミングや隣接技術における学習への取り組み方の差ではないだろうか。
消極的学習者のプログラマは、IT業界の技術の変化に付いて行けない。付いて行けない部分を気合いや体力で補うので35歳を過ぎた頃に燃え尽きてしまう。

 積極的学習者のプログラマは自らの能力を向上させたり、新しい能力を獲得できるので、技術の変化に付いて行ける。SEに必要な能力やマネージメントに必要な能力も獲得できるので35歳を超えても燃え尽きることなく仕事ができるのであろう。

閑話休題
 酒井氏のいうカテゴリのうちどのカテゴリに属するかは学習する内容により異なる。
自分のことを考えると、冒頭の知人が指摘するように、プログラミングやネットワーク技術、無線に関する技術などの仕事と隣接している趣味に関連する内容については積極的学習者だが、コミュニケーション・スキルについては学習拒否者かもしれない。

 マネージャが考慮すべきは、消極的学習者を積極的学習者にする(根本治療)ことや消極的学習者や学習拒否者に当面の答えを与える(対処療法)であろう。
積極的学習者は放っておいても学習するので学習の邪魔をしないようにすることも重要。

対処療法
 消極的学習者や学習拒否者に当面の答えを与えること、例えばマニュアルを与えることは一時しのぎである。
マニュアルが用意できる場合には一見成果が上がったように見えるが、マニュアルを作る者がいなければこの方法が破綻するのは誰でも分かることである。
 この方法を使うならばマニュアルを作る人材も育成する必要があるが、マニュアルを作ることができる人材は大抵積極的学習者なので、積極的学習者を増やさなければならない。

根本治療
 結局、消極的学習者が積極的学習者になる必要があるが、消極的学習者を積極的学習者に変えることは、相手の行動様式を変えなければならないので難しい。※1

 学習者が学習する内容に興味がなければ積極的学習者にはなれないのではないかと思う。「見せかけの勤勉の正体」にあるように、日本人の多くは興味がない分野でも頑張ったふりをするる人が多いので、頑張っているようで実は頑張っていないという問題がある。
特段の興味がない分野においても頑張ってしまう人は燃え尽きてしまうという問題もある。

消極的学習者に対してマネージャのできることは「興味がある分野で頑張れ」「興味がない分野では頑張らなくてもいい」とアドバイスすることか。


※1 このような議論をすると、アメとムチ理論を持ち出す人がいるが、アメとムチ理論の効果には懐疑的だ。自分自身のことを考えるとアメでもムチでも行動様式が変わったことが無い。ましてや思考様式が変わったことなど無い。

2012年12月19日 (水)

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト 酒井穣 光文社新書
Photo

本を買ったらもらった必ずレシートをはさんでおいて、気になったページにレシートを短冊状に切って(ちぎって)はさんでいる。
Photo_2 Photo_3
この本は上と下にレシートの短冊が挟んであるので、既に2回読んでいて今回で3回目だ。
組織の人材育成について堅苦しくなく、具体例もあるので読みやすく、とても参考になる。

###
 数年前に受けた研修で、OJT とは名ばかりで実は放ったらかしではないかと発言したところ、かなり顰蹙を買った。議論を促す意味もあってあえてきつい言い方をしたのだが...かなり顰蹙を買った。
 ある人の反論は、「ちゃんとOJTはやっている。先ず手本を示して、やらせてみるようにしている。」と。
「お前は山本五十六か!ついでに誉めてやれ!」と突っ込みたくなったのだがぐっとこらえた。その場は、OJT はそれで良しのような雰囲気が支配的であった。

 この本の著者酒井穣氏は、OJTの効果を上げるためにはOJTを受ける側が積極的・自発的であることが必要であるという。

 ソリューション営業プロフェッショナルIT営業のための自分力養成講座に
「OJT」というなのほったらかし
 という意見もある。(まったく同感である。)

OJTに限らず組織的に人材を育成しようとすると

  1. 何を教えるか
     OJT の目的は暗黙知の伝達ではないかと思う。暗黙知の部分が言葉で説明できないため手本を示すならよいが、マニュアルや手順書があることをいちいち教えるのがOJTではない。
  2. どこまで教えるか
     OJTに限らず、教えられる者に最終的に伝わる知識・技能は、
      教える人の(知識・技能 × 教えるスキル)×教えられる人の学習意欲
    であるが、これらの要素の一部または全部について検討されることは稀で、OJTを受ける者はやる気十分、教える者のスキルも十分が前提であることが多い。
     結果的に、目的とするレベルまで知識・技能を伝えることができない。
  3. 誰が教えるか
     教える人は、知識・技能、教えるスキルを持った人を選ぶのではなく、そのポジションにいるという理由で指名されることが多いし、教える人がサポートされることもない。
     教えられる側の学習意欲の向上は教える人だけでなく職場全体、特にマネージャの協力が必要である。

 などを考慮しなければならないが、手段が目的化しOJTを実施することが目的になっている。(←あっ、一般論ですよ、一般論。^^;)

###
 日頃、研修を受けた人には、自分の職場に帰って研修を受けていない人を集めて講習を実施するように強く勧めている。
研修を受けていない人にも、研修で扱った知識・技能がすべて伝わることを期待しているわけではない。
研修では「教えるスキル」を教えているわけではないし、研修を受けていない人の学習意欲は不明だ。

 研修を受けた人が立場を変えて教える側に立ってもらう目的は、研修で習得した知識・技能の定着である。
教えるためには、仕込み(予習)が必要で、質問にも対応しようとすると教える内容の何倍もの知識・技能を修得しなければならない。人に教える側に立つためには、否が応でも研修の内容を復習しなければならなくなる。この復習が研修で習得した知識・技能の定着に効果があると考えている。

 実際には、受講者が得た知識・技能がそのままただちに受講者の職場に広まると勘違いしているマネージャや、研修でもらった資料のコピーを撒いてお茶を濁す受講者がいるので、絵に描いたようには行かないことも多いのだが。

2012年12月17日 (月)

トラ技2012/11オマケ基板(2)

トラ技2012/11オマケ基板 を作ったまま放ってあったので、とりあえずLチカをやってみた。

 LPCXpresso IDEをインストールするとLPC-Link経由でデバッグできるのだが、面白くないのでOpenOCD + ST-Linkでやってみた。
ねむいさんが既にOpenOCD + ST-Link/V2 でLチカってらっしゃるので目新しいことではないのだが。 RAMでLチカを動かしてみることにする。

 ねむいさんが”おきば”で公開されているST-Link/V2に対応したOpenOCDと、LチカのサンプルをDLする。ST-LinkはSTM32LVDiscoveryのST-Link部分を使う。

 configは tcl/target/lpc11u14_stlinkv2_flash.cfg から必要な部分を取り出して使ったところ、OpenOCDが起動できない。
デバッグオプション(-d3) をつけて起動すると ST-Linkがオープンできていないようだ。

 しばし嵌ってしまったが、よく見ると、USBのVID,PIDが違うことに気が付いた。
STM32LVDiscoveryのST-LinkはPID:0483 PID:3744だが、OpenOCDはPID:483 PID:3748でないといっている。調べてみるとPID:0483 PID:3744はST-Link/V1なのだそうだ、ねむいさんが使ってらっしゃるSTM32F0DiscoveryはST-Link/V2だけど、STM32LVDiscoveryはST-Link/V1のようだ。

 config中の"stlink-v2.cfg"を"stlink-v1.cfg"に変えると動くようになった。(Flashに書けるかは未確認)

--- LPC11U14.cfg ---

# NXP LPC1114 Cortex-M0 with 32kB Flash and '4'kB Local On-Chip SRAM,

source [find interface/stlink-v1.cfg]
source [find target/swj-dp.tcl]
set _CHIPNAME lpc11u14
set _CPUTAPID 0x0BB11477
set _TRANSPORT stlink_swd
set _TARGETNAME $_CHIPNAME.cpu

transport select $_TRANSPORT
stlink newtap $_CHIPNAME cpu -expected-id $_CPUTAPID
target create $_TARGETNAME stm32_stlink -chain-position $_TARGETNAME

 CMSISライブラリを使ったサンプルはRAM(4K)に収まらないので使えない。
プログラムは直接RAMにロードして動かすので、サンプル中の.dataや.bssを初期化している部分をコメントアウトしておく。

 gdbを使って動かす場合には↓のような .gdbinitを作って
-- .gdbinit ---

target remote localhost:3333
monitor reset halt
thbreak main
monitor mww 0x40048000 0x00000001
set $sp=0x10001000
set $pc=main
info reg
load
continue

OpenOCDを起動しておいて、
arm-nome-eabi-gdb sample.elf
でgdbを起動すると、mainで止まるので、continueコマンドで実行できる。
(予めブレークポイントを設定しておくとそこで止まる。)

C:\arm> arm-none-eabi-gdb sample.elf
GNU gdb (Sourcery CodeBench Lite 2012.03-56) 7.2.50.20100908-cvs
Copyright (C) 2010 Free Software Foundation, Inc.
License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later 

This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.  Type "show copying" and "show warranty" for details. This GDB was configured as "--host=i686-mingw32 --target=arm-none-eabi". For bug reporting instructions, please see:

... Reading symbols from c:\arm\sample...done. main () at ../main.c:21 21              BODCTRL = 0x13; target state: halted target halted due to debug-request, current mode: Thread xPSR: 0xc1000000 pc: 0x1fff0040 msp: 0x10000ffc Hardware assisted breakpoint 1 at 0x100000c4: file ../main.c, line 21. Loading section .text, size 0x22c lma 0x10000000 Start address 0x10000000, load size 556 Transfer rate: 54 KB/sec, 556 bytes/write. Temporary breakpoint 1, main () at ../main.c:21 21              BODCTRL = 0x13; (gdb) c Continuing.

gdbを使わなくても、OpenOCDだけで動かすこともできる。
ターミナルソフトでlocalhost:4444に接続して、↓の太字の部分を入力する。

Open On-Chip Debugger
> reset halt
target state: halted
target halted due to debug-request, current mode: Thread
xPSR: 0xc1000000 pc: 0x1fff0040 msp: 0x10000ffc
> load_image C:/arm/sample.elf
556 bytes written at address 0x10000000
downloaded 556 bytes in 0.040000s (13.574 KiB/s)
> mww 0x40048000 1
> reg sp 0x10001000
sp (/32): 0x10001000
> reg pc 0x100000c1
pc (/32): 0x100000C1
> resume

 リマップ・レジスタ(0x40048000)に1を書いて割り込みベクタがRAMを使うように設定しておかないと割り込みが使えない。
 reg pc xxxxxxxx で設定する値(エントリ・アドレス)は、マップファイル中のシンボル"main"を調べて設定するか、
load_image した後に mdw 0x10000004 で表示される値を設定する。

Lpc1114_lchika ←リンク先にAVI

2012年12月14日 (金)

電流測定

ICT業界にいる人は誰でも、テスターを使って電流測定ができるものと思っていた。
ところが最近、電流測定ができない人の方が増えているこが分かって、ちょっと驚いている。

 娘に聞いてみても電流の測定は方法は習っていないという。(ホントに?)オームの法則は知っているようだけど。
Photo

のような図を見せて、電流を計るための接続ができるかやらせてみたところ、電流計を負荷に並列に接続した。↓

1

 彼女は理系ではないが、理系の職場でも電流が測定できない者が多数いるところを見ると学校の理科教育に起因する問題かもしれない。

 おじさんたちは、電流が測定できることは”特殊技能”ではないと思っているので「君、電流の測定できるよね」などと聞かない。
ところが、やらせてみると電流が測定できない、場合によっては、電流計や機器を破損してしまうという切実な問題がある。

 何故、ICTを業としているにもかかわらず電流の測定が”特殊技能”になったのかである。IT分野なら分からなくもないが...
 極めて微弱な電流や、大電流を測定するのでなければ、電流測定に必要な技能の習得は容易である。
 一方、技能を修得する場合には、使用する機会が多い技能から習得しようと思うが、使用する機会が少ない技能は特に興味がなれば積極的に習得しようとは思わないのが普通である。

 結局、今時のICT業界では、電流の測定は必須の技能ではないということであろう。
因みに、はんだ付けも必須の技能ではないようだ。


 初めて電流を測定したのは、小学生の理科の時間であった。
簡易電流計のキット(こんなやつ)を作って、電池と豆電球を繋いで電流を計ったことを覚えている。
 そのキットはエナメル線を自分で巻いてコイルを作り、針が付いた磁石をコイルの中に取り付けるという簡単な構成(可動磁石型?)である。この構造だと感度が悪いので電圧計には使えないが、豆電球が光るくらいの電流であれば測定可能である。
また、零点は12時方向で、電流の向きにより左か右に針が振れるので、電流の向きも測定できる。零点が左端にある電流計は接続を間違うと針が逆振れし、最悪電流計を破損する恐れがあるが、零点が12時方向であれば逆振れにより破損する心配もなく、初心者向けである。

 初めて買ったテスターは 日置Model 3002 ビギナー向けの製品である。
Hioki3002
厨房のとき、お年玉を持って広島の松本無線まで買いに行った。
カタログを見ると定価\4,500、携帯ケース\1,400とある。
 もう少し安い製品もあったけれど、ミラー付きスケールのテスターが欲しかったのでミラー付きで一番安い製品を買った。

次に買ったのは 日置Model 3217
Hioki3017
カードテスターが出始めの頃ラジオデパートの東映無線で\2kくらいで買った。
当時無線屋さんだったのでいつも作業着の胸ポケットに入れていて重宝した。

 その頃職場に YHPの2012があった。0.5級の17レンジ電流計である。
針を振り切らせて上司に叱られたことがある。(基本は守らないとね)
YHPは横河メータ&インスツルメンツ株式会社になったらしいが、2012をまだ売っているらしい。すごいな!!

 最近買ったのは METEX P-10 秋月で\1,000。
Metex_p10
電圧、電流、抵抗、導通の他に周波数、容量、ダイオードVFが測れる。、
改造するとデータがシリアル出力できるらしいので買ってみた。(まだ改造していない)

2012年12月12日 (水)

Software Design 2012/12

特集:なぜエンジニアは文章が下手なのか
Software Designがちょっと硬派な特集をやっていたので読んでみた。

Sd201212

 目から鱗は「わかったような気にさせる文書」と「真の理解を得るための文書は違う」ということ。

わかりやすさ至上主義の落とし穴
人に「困難な課題を学習してほしい」とき「わかりやすく説明してはいけない」場合がある。
「必死に考える」プロセスなしに人が問題の本質を「理解」することはありえません

 困難な課題を学習してほしい人に対しては、分かったような気にさせないように気をつけよう。

 わかったような気にさせる文書やわかったような気にさせる説明はときに必要である。
真に理解させず、わかったような気にするような文書や説明をすることについて、いかがなものかという意見はあるだろうが、それはそれで良い。分からないと拒否反応を示されるより良いし、真に理解を得ようとする人は、遅かれ早かれ分かっていないことに気が付くであろう。
 IT業界にいるとカタカナ単語が多い。異常にカタカナ単語が嫌いな人がいてカタカナ単語は漢字で書きなおすように、カタカナ禁止令を出したりする。漢字で書くと専門知識がなくてもなんとなく意味が通じるということである。
例えば「ブロードバンド」は「大容量回線」と書くとIT業界の人でなくても概念を伝えることができる。

 カッコいいからといってわざわざカタカナ言葉を使うのは論外として、IT業界では概念が日本語になっていない単語が多い。
例えば、IT業界で「ファイアー・ウォール」といえば

ある特定のコンピュータネットワークとその外部との通信を制御し、内部のコンピュータネットワークの安全を維持することを目的としたソフトウェア(あるいはそのソフトウェアを搭載したハードウェア)の技術概念である。
出展:wikipedia

であるが、これを「防火壁」と記述しても概念を伝えることができない。
未だにIT業界で使う「ファイアー・ウォール」の適当な漢字表現がない。
このように、未だ訳語が無い単語、概念は多く、カタカナ禁止で文章を書くと注釈だらけになり、分かりやすい以前に読みにくくなってしまう。

 ITの知識がない人を対象に文書を書く場合には、カタカナを使っても、注釈だらけにしても、わかりやすくはならない。このような場合に、わかったような気にさせる文章が必要になる。詰まるところ、読者の想定が重要ということである。

 時には、ITの知識がない人に対しても、「理解できないだろうなあ」と思いながら技術的に正確な文章を書く必要もあり、その塩梅が非常に難しい。


湯本堅隆氏の『「書いて、振り返る」のサイクルが文章力を上達させる』の3つのポイント

  • 一語多義の言葉は使わない
  • 接続詞を多用しない
  • 主語と述語は近づける

は、『3つ』がポイントであろう。
ここで取り上げられている3つのポイントはもちろん重要であるが、「3つのポイント」が重要だと思う。

 文章の書き方本を読むと、文章を書く上での心構えからテクニックまで多くのポイントを説明してあるが、全てを覚えていられない。ましてや、マスターするのは相当大変である。
とりあえず重要な3点なら覚えていられるし、気を付けて文章を書くことができるので、自分の文章に欠けている3点を見付けて、気を付けて文章を書く。
そのうち最初の3点は身に付くので、次の足りない3点を探し気を付けて文章を書く、を繰り返すと徐々に文章が上達する。

2012年12月10日 (月)

雨降らし男の物語

田坂広志氏の「雨降らし男の物語」を読んだ。

職場におけるメンバーの心の和が乱れているとき、
すべてがうまく動かなくなるときがあります。

しかし、そのとき、何にも働きかけず、
ただ、その中心にいるマネジャーが、心の静寂を取り戻すだけで、
その職場に心の和が回復し、
物事がうまく動き出すことがあります。


マネジメントとは、
そうした深みを持った世界でもあるのです。

「なにも働きかけず心の静寂を取り戻す」
う~ん深いなあ。

雨降らし男のいう「天の秩序」は、老子のいう「道」であろうか
老子曰く

道可道、非常道。
名可名、非常名。
   ~

う~ん難しいなあ。

田坂氏の「なにも働きかけず心の静寂を取り戻す」は、老子のいう「徳」※1であろうか
老子曰く

上徳不徳、是以有徳。
下徳不失徳、是以無徳。
上徳無爲、而無以爲。
下徳爲之、而有以爲。
     ~

う~ん難しいなあ。


※1:実践タオイズム研究/老荘思想入門篇 第14講 徳=見えざる影響力

2012年12月 7日 (金)

ROMエミュレータ

MC14500Bを使ったボードを1年前に作った。このボードはプログラムをUV-EPROMやEEPROMに書くと、書いたり消したりが面倒なので、RAMに格納するようにした。
プログラムの入力はスイッチでデータをセットしてWRボタンを押してRAMに書き込み、STEPボタンを押してアドレスを進める、という手順が必要である。

 この方法の問題は書き込んでいるデータとアドレス両方を確認できないことである。
アドレスのインクリメント(STEPボタン)を忘れてデータを入力すると、そのアドレス以降全てやり直しになるので効率が悪い。結局、面倒になって1年間放ったままだ。

 懐古趣味とはいえ、ヘタレなのでスイッチをパチパチやってプログラムを入力するのは正直つらいのでROMエミュレータを作ることを考えた。
TD4のROM(DIP-SW×16)をAVRを使ってROMエミュレータにしている方がいらっしゃる

 ということでAVRでROMエミュレータを考えてみた。
AVR AT90S2344の手持ちがあるのでこれを消費することにしよう。(ATMegaがあるので今更AT90S2344を使うこともないだろうし)
Romemu
 256byteのROMエミュレータで動作は、#CE,#OEで割り込みを発生させて、アドレス用のポートをを読んでテーブル(ROMデータ)を引いてデータ用のポートに出力する。
プログラムを考えると、割り込み遅延、ポートが分かれているためアドレス計算、出力データ計算が必要で速度的に厳しそうだ。
 読み取る側のCPUが遅いならば使えるが、古い8bitCPUのIPLに使いたいのでUV-EPROMくらいのスピード(450usくらい)が欲しい。 と思案していたら、同じことを考えている方がいらっしゃった。外付けのバッファ(HC244)で#CE,#OEを処理すると、AVRでの余分な処理がなくなるので早くなりそうだ。

 ROMデータプログラムを領域に置いてISPで書くのは面倒なのでSRAMに置いて、シリアル経由でダウンロードできるようにしよう。スイッチでA0,A1とRxD,TxDを切り替えるようにして、リセット時に特定のポートをチェックしてLならばプログラム・ダウンロードモード、HならばROMモードになるようにしよう。
Romemu2313

 Tiny2313のSRAMは128byteである。SRAMすべてをROMデータにするとファームウエアでCALLや割り込みが使えなくなるのでCで書けなくなる。
ちょっと前はAT90S1200を使ったニキシー管時計のファームをアセンブラで書いてたのに最近はすっかりヘタレになってしまった。

 ROMデータを64byteにするかなあ...ATMega88/ATMega168を使うかなあ...

2012年12月 5日 (水)

やる気のスイッチ

やる気のスイッチ 山崎拓巳 サンクチュアリ出版
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 テレビ番組でも、書籍でも、誰かの講演でも感銘を受けると、がぜんやる気が出てくることがある。某学習塾のCMでやっているあのやる気スイッチである。

 この「やる気スイッチ」が入った状態が一生継続できれば何でもできそうなものだが、やる気の半減期はとても短く、3日くらいで「やる気スイッチ」はOFFになる。(3日坊主というように)

 やる気を持続できる人も飽きっぽい人も実は同じように、やる気の半減期は3日である。やる気を持続できる人は何が違うかというと、自分で「やる気スイッチ」を入れ直す方法を知っているのである。

 この本には著者のやる気スイッチを入れる方法が34個書かれていて、自分でも使えそうなやる気スイッチが見つかる。前回読んだときに印を付つけているのは
No.20 手を合わせて、集中してから仕事にかかる。
No.23 一日一回、一人会議の時間を持つ。
No.32 一流に触れる。触れ続ける。
だった。
 読んでしばらくすると(3日?)忘れているので、読むたびに新しいスイッチが見付かるが、スイッチが入るツボは人それぞれなので、基本的には自分のやる気スイッチは自分で見つけなければならない。一度見つけると当分使える。

 この本に書いてある方法の他に、やる気スイッチを入れ直すためにこんなことをやっている。

 若い頃、本を読んで「やる気スイッチ」が入ったことがなかった、無線関係やコンピュータ関係の本しか読んでいなかったので、スイッチを入れるにはちょっと難しいかったのかもしれない。技術図書以外の書籍を読むようになってから「やる気スイッチ」が入るようになった。

 読んでスイッチが入った書籍は

  • 中村 文昭 「人生の「師匠」をつくれ!」
  • 山口絵理子「裸でも生きる」
  • 森信三  「修身教授録」

最近では

である。

 スイッチが入るポイントは人の生き方で、自分もこの人のように生きたいと感じたときにスイッチが入るようだ。

 例えば、中村 文昭 「人生の「師匠」をつくれ!」では
中村文昭氏の生き方もさることながら、中村氏の師匠のお父さんの生き方にスイッチが入るのである。中村氏の講演を聴きに行ったことがあるが、やはり師匠のお父さんの件でグッときた。

2012年12月 3日 (月)

技術の伝承

空気の教育(2012/3/3) で技術の伝承について書いたが、身近に好対照の事例があった。

 とある部署では、未経験者が配属されたとしても手取り足取り教えるわけではない。当然即戦力にはならないが1年が経過する頃にはちゃんと仕事ができるようになったそうだ。
その新人君が言うには、「最初は何をやればよいか、何を聞いてよいか分からなかったが、やることは自分で考えて見つけ、質問する前に自分で考えてから質問するようにした」のだそうだ。
 周りには技術を持った上司・先輩がいるのだが彼らは積極的には教えない。聞かれたら教える程度で、困っているとちょっとしたアドバイスをするくらいだ。

 とある部署では、若年者を集めて何回か講習を行ったが、効果が見えるようにならないらしい。原因は、現場の業務が忙しく講習の後で復習することができないことや、そもそも受講者にやる気がないとマネージャーは言っているようだ。

 後者の問題点は、その職場には、「日常業務が忙しいなら技術の習得ができないとしても仕方がない。」という雰囲気が上司や部下の間にあることではないかと思う。
 技術の習得や自己の成長に対する優先度が低いことが許される「空気」であり、ましてや、「日常業務が忙しいなら休日にでもやらなければ*1」という「空気」ではないのであろう。

 技術を伝えられる側の姿勢の問題はあるが、能力に大きな差は無いように(特に学歴と技術の習得能力との相関は無いように)感じる。
あるのは、自発的な前者と、受動的な後者との差、自発的な行動を促す前者の周囲と業務多忙という言い訳を許す後者の周囲との差である。

 もう何年も前から若い人達が受ける研修で話す時間をもっている。
;もう少し若かった頃は、自分が持っている知識や技術を後輩たちに伝えなければと思っていたのだが、ある日気がついた。自分が持っている技術は既に古い、または5年後には古くなるのではないかと。
であれば、伝えるべきは、自分が持っている知識・技術ではなく、知識の学び方や”技術を修得する”技術ではないだろうかと考えるようになった。

 聞いている人達は大変だと思う。
個別の具体的な技術の話は、分かりやすい(理解できるかどうかは別として)が、”知識を学習するための”知識や、”技術を習得するための”技術についての話は抽象的になりやすく分かり難い。かといって、体験談は年寄りの昔話になるので、しらふでは聞きたくないだろう。(酒の席ではもっと聞きたくないか ^^;)

 研修で話す程度で彼らの職場の空気を作れるわけではないのだけど、彼らの職場が悪い空気に満ちた時でも彼らがダークサイドに堕ちないための”何か”を感じてもらえたらと思っている。


*1”時間外であること”が重要ではなく”自発的に学習すること”が重要という意味。
  日常業務を時間外まで行っている職場では技術の伝承は困難。

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