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2013年3月18日 (月)

自分の強みを活かすというアホらしい発想

娘から

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/touch/20130312
↑ちきりんさんの12日のブログの前者って、
S●●Y?P●●●●●●●c?S●●●P?
後者ってS●●●●●G?A●●●e?
そーゆーこと?

というメールが来たので、「2013-03-12 自分の強みを活かすというアホらしい発想」を読んでみた。

後半の

人間は「やればできること」ではなく、「やってて楽しいこと」に人生の時間を使うべきなんです。

は全くそのとおりだ。

 後半にある

強みから出来てようが、弱みから出来てようが、買ってきて集めた技術から作ったものだろうが、「これが欲しかった!!」みたいなもの作ってくれれば、それでいいんです。

はちょっとズレてる。
前半の

↓こう書けばわかるかな。

供給者視点:自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発!

消費者視点:消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他者の技術を集めてでも開発!

は対比関係がおかしい。
「やればできること」と「やってて楽しいこと」ならば、後者は、「その会社が作りたい製品を造る。造る人が欲しいと思う製品を造る」かな。

 Appleの”iなんとか”はジョブズが造りたいものを造っただけだし、SONYのWALKMANは創業者の井深大ファウンダー・名誉会長が欲しいと思った物を製品化したもので、「消費者が熱狂するほど欲しがるものを」ではない。

 作り手が、既成概念にとらわれず良いと信じた製品を発売したら消費者が熱狂したのである。

 そもそも、「消費者が熱狂するほど欲しがるもの」が造る前から分かっていれば何の苦労も無い。

 SAMSUNG(マネシタと呼ばれていた頃の松下)の製品が売れるのは、価格と性能との比(C/P)が良いからであって、消費者が熱狂しているわけではない。昔から安くてそこそこの品質は売れる。たとえば100円ショップとかバーガーチェーン。だけど決して熱狂しているわけではない。

 seed oriented/need oriented、product out/market in といわれる問題はどちらが良いという問題ではない。成功の理由は大抵後知恵、結果論だ。起きていることは確かに真実で後からいくらでも説明・評論できる。

 seed oriented, product outでイノベーションを起こした企業がneed oriented, market inを勘違いしてコケる現象は「イノベーションのジレンマ」に詳しい。個人的にはジョブズ亡き後のAppleがどうなるか注目している。

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 もう一回言うけど、自分の行動原理と経済活動を一緒に論じちゃいけない。

そんじゃーねー


これって、ちきりんさんの釣りだったの?(3/19)

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