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2013年3月20日 (水)

ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない

ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない 漆原 直行 マイナビ新書
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 このブログの書籍・雑誌カテゴリーに本を読んで考えたことを書き連ねている。
自分自身の思考を書き記す読書メモなので、他の人に薦める・薦めないという書評でなく、他の人には全く役に立たない読書感想文になるように心がけている。

 ビジネス書は、我が家に多くあるダイエット本と同じかと思う。
骨盤にまくゴムベルトやフラフープ、腰に敷く円筒形の空気枕、バランスボール、Wiifit。(最近のブームはラジオ体操らしい。)
 ダイエット本が売れるのは紹介された方法では効果がない人が多数であるからであろう。次々発売されるダイエット本に効果を期待しているわけではないのだろうけれど、ダイエットしていることで安心感を得ているのかもしれない。
 ダイエット方法が食べ物に由来しない方法なら実害がないから困らないので、生暖かい目で見ている。 毎朝バナナを食べさせられるとちょっといやだ。

 ビジネス書もダイエット本と同じで読んだだけではデキるわけではなく、読んでいることで安心感が得られるという著者の主張は分かる。
 著者が言うように大抵のビジネス本には、今から、今日からから実行せよと書いてあるが、実行できないからこそデキない人なのであって、デキない人だからこそ多くのビジネス書を読んでいるのではないか。
 正にダイエットと同じである。

 著者の言う、全てのビジネス書は、古典に行き着くので古典を読めばよいという主張はもっともだが、古典の派生本かどうかは読んでみないと分からないという問題もある。
 安心感のために読んでいるなら古典を読む行為すら安心感を得るためであり、それがその後の行動や思考に効果があるとは思えない。

 古典の派生本であっても、特定の目的が無く安心感を得るために読んでいたとしても、実際に困っているときや、いつもより深く考えているときには、腑に落ちる文章に出会うものである。
 腑に落ちるのであれば、古典でも派生本でもカツマ本でも良いのではないだろうか。

古典を2冊選ぶなら

らしい。日本の偉人・社長本は

  •  松下幸之助
  •  本田宗一郎
  •  井深大、盛田昭夫
  •  稲盛和夫
  •  柳井正
    (偉大な方々なのでふさわしい敬称が見つかりませんでした)

がおすすめらしい が、理由が書いてない。著者の言うことを信じて読めということか。
日本の偉人・社長本については、σ^^)もそう思う。

 この本は「文章読本さん江 斉藤美奈子 ちくま文庫」に似ている。
デキルようになるかならないかではなく、”ビジネス本の歴史と現実”くらいの感じで読むと良いのかもしれない。<あっ書評だ。

ところで、
 不安を煽って儲ける商売はいつの時代にもある。
昔「買ってはいけない」という本があったが、これも不安を煽って儲けようという商売だ。この本については後に「『買ってはいけない』は買ってはいけない」と言う本も出て、「買ってはいけない」論争に便乗して儲ける人達がいた。

 この本も誰かが「『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』を読んでもできる人にはなれない」という本を出すと大論争が起こり便乗して儲けられるかもしれない?

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