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2013年8月 7日 (水)

「やりがいのある仕事」という幻想

「やりがいのある仕事」という幻想 森博嗣 朝日新聞出版
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自分で考える
 森博嗣氏や伊賀泰代氏のいう「自分で考えるべき」は正しいと思うが、少々突き放しているような感がぬぐえない。伊賀泰代氏やちきりんさんも「自分の頭で考えよう」という。

 森博嗣氏は大学の教官と言う立場で若者に接して{いる|いた}ので、「自分で考るべき」と言えるのではないか。伊賀泰代氏も採用担当だから同じように言える。自分で考えていない者は採用しなければよいのだから。

 彼らは自分で考えた経験があるので、そう言えるのであろう。少なくとも本が書けるくらい考えているはずだ。

 マネジメントする立場では、「自分で考えろ」とは言うものの完全に突き放すことはできない。たとえ部下が未だ自分探しの途中でも成果は求められる。そこがツライところである。

 森博嗣氏は自分の意見に普遍性はなく、他人の相談に乗ることはできない。と言うが、「自分で考えるべき」という結論を提供しているのではないか。

やりがい
 著者がいうように「やりがいがなくても金が貰えたらいいじゃないか」はありだと思う。
でも、ふとしたことで、ちょっとしたやりがいを見つけてしまうと、「金がすべてだろうか」と考えるようになる。
人生の折り返し点を過ぎると自分の人生とは?などとイイ歳をして自分探しが始まったりする。
そして、「やりがいなど一生なくてもいいじゃか」と言えないような気になる。

 結局「やりがのある仕事」は、自分で四苦八苦しながら見つけるしかない。ということか。

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