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2013年9月 5日 (木)

知的生産の技術

知的生産の技術  梅棹忠雄 岩波新書
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この本は、創造的な知的活動のために

  • カード式のメモ
  • 読書
  • かなタイプ
  • 文章

などについて技法が書かれている。

 これらの手法は、現在ではパソコンなど情報処理機器で容易に実現できる。
 デジタルデータが増え、蓄積も容易になり、個人でテラバイトを超えるデータを容易に所有することが可能になったが、集積した情報から知識を得る方法や、アウトプットを得る手法については今も昔も変わっていない。
 扱える情報量が増え、情報を扱うための便利なツールがあっても、パソコンが考えてくれるわけではないので、自らの頭で考えることは変わるわけではないのである。

 冒頭で、 学校では知識は教えてくれるが知識を獲得する方法については教えてくれないと指摘されているが、この問題は21世紀になった今でも改善されていない。
 若者が文章が書けない問題については、国語の授業がしばしば国文学の授業と混同されること、国語教師の多くが国文学の出身で文学への志向性が強いことが指摘されているが、この問題も21世紀になった今でも改善されていない。


続わたしの知的生産の技術 講談社 
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 知的生産というざっくりとしたテーマで著名人が講演した講演録である。 

 「知的生産の技術」を買おうと本屋に行ったら生憎在庫がなく、たまたまこの本が古本コーナーにあったので買った。( 実はこの本の方がオモシロイ)

 執筆者(講演者)は学者、元編集者、文筆家、元官僚、戦場カメラマン、映画監督と多彩だ。多くの執筆者(講演者)は昭和1桁生れで戦時中に学生時代を過ごした人達である。ちょうど我々の親の世代なので我々世代とは感覚が違う。
 創造的活動というとつい身構えてしまうところがあるが、この年代の人たちは創造的活動が自然体である。いつ頃から創造的な知的活動が特別なものになったのだろうか。

 この、講演を企画している「知的生産の技術」研究会(通称:知研)は、今でもNPO法人として存続して活動しているらしい。

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