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2013年12月 2日 (月)

危機管理

 慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所(G-SEC)復興リーダー会議第4回(2012/7/21)で前防衛省統合幕僚長 折木良一氏が講演された「東日本大震災における防衛省・自衛隊の指揮活動」がPDFで公開されている。

 この講演で折木良一氏は危機管理の本質として

  • 平素からの周到な準備と想定外に対する統制ある対応
  • リーダーの状況判断

を挙げておられる。

 リーダーを「目標設定」と「部下をよく使う」という観点で分類すると「有能・指導者型」、「ワンマン型」、「行政・管理型」、「無能型」に分類できるという。(花井等 『国益と安全保障』)
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 平時には「平素からの周到な準備」が必要であり、リーダーは「行政・管理型」で良いが、有事には「リーダーの状況判断」が必要であり、「有能・指導型」のリーダーが必要である。

 有事ににおいてはリーダーが全ての意思決定を行うことはできないから、部下に委任しなければならない。部下がリーダーと同じ意思決定を行うためには目標を設定し「何をするか」や「優先順位」を共有しておく必要がある。また、部下を使わなければ有事に対応できないことは言うまでもない。

 状況判断して目標設定するためにはリーダーが決断することが必要であり、部下をよく使うためには、リーダーと部下との間の信頼関係が必要である。

 危機管理の観点から、リーダーに求められることは、「平素からの周到な準備」ではなく、有事において決断できるようにシミュレーションを行うこと、部下と信頼関係を築くことであろう。

「平素からの周到な準備」は部下に委任できるが、リーダーが決断できるようになること、部下と信頼関係を築くことは委任できない。リーダーが自ら行動するより他に方法はない。

危機管理についてリーダー自身に求められることは

  • 有事において決断できるようになること
  • 部下と信頼関係を築くこと

であろう。

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