フォト
無料ブログはココログ

« kobo(3) | トップページ | 「あいつはそういうやつだから」枠を狙え! »

2014年4月23日 (水)

学問のすゝめ

学問のすゝめ 福澤諭吉 青空文庫

 以前「現代語訳 学問のすゝめ」は読んだことがあるのだが、青空文庫の電子書籍版を読んでみた。

 文語体で書かれていて最近は使われなくなった「悉皆」や「畢竟」などの単語も頻繁に出てくるが平易な表現なので、さほど苦もなく読める。むしろ趣がある。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を作らず」と言えり

は有名だけど、人は平等であるべきという話ではない。

 三編「一身独立して一国独立すること」に

独立とは自分にて自分の身を支配し他によりすがる心なきを言う。みずから物事の理非を弁別して処置を誤ることなき者は、他人の智恵によらざる独立なり。みずから心身を労して私立の活計をなす者は、他人の財によらざる独立なり。

みずから物事の理非を弁別して処置を誤ることなき者は、他人の智恵によらざる独立なり。

とある。
 明治初期隣国の清王朝が弱体化し、西洋列強の侵略が始まっていたことを考えると、西洋諸国と対当に渡り合える国としての体裁を整えることが、当時の知識人にとって大きな問題であったのだろう。

福沢諭吉先生が嘆いておられる、
人としてはいい人だけれど、役人になると市民のことを省みない。
市民になるとお上に頼る。
自ら考えることをせず、お上の言うがままになる。
は、今の日本人にも当てはまることだ。

初篇の初版は1872年(明治5年)だ。140年を過ぎても日本人は変わってないのか。

« kobo(3) | トップページ | 「あいつはそういうやつだから」枠を狙え! »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/577514/59476747

この記事へのトラックバック一覧です: 学問のすゝめ:

« kobo(3) | トップページ | 「あいつはそういうやつだから」枠を狙え! »