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2015年2月26日 (木)

バカになるほど本を読め

バカになるほど本を読め 神田昌典 PHP研究所
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 「バカになるほど」はセンセーショナルだけど、著者のいう「バカ」は、マッドでクレージーなやつのことで、何かを成し遂げる人のことだ。 スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で学生に贈った有名な言葉「Stay hungry, stay foolish」 の「Stay foolish」な人のことだ。

 著者の神田昌典氏は「知識創造型の読書」のためには

  • 「目的志向型の読書」
  • 「大勢での読書」
  • 「読書後の行動」

が必要であるという。

「知識創造型の読書」

 「知識創造型の読書」は本に書いてあることを読んで理解することを目的にするのではなく、新しい知識の創造を目的とするというも。知識を得ることが目的ではないので書いてあることを全て覚えようとする必要はない。

 以前は、本に書いてあることを理解して記憶しておこうと考えていた。
 生来の注意散漫な性格が災いして深く考えながら読むのが苦手なので、1回読んだだけでは内容が完全に理解できず同じ本を2回読んでいた。2回読んでも理解でないものはやっぱり理解できないのだが...

 最近は、1回読んで、引っ掛かったページやフレーズをもう一度読むようにしている。 引っ掛かったページやフレーズは潜在意識で問題と思っているのだと思う。

「目的志向型の読書」

 筆者の神田昌典氏は読書には目的が必要だというが、読み始めるときに明確な目的が無い事が多い。誰かに薦められたとか、雑誌の書評欄で紹介されていたとか、本屋で偶然見つけたとか、明確な目的がないまま読み始めることが結構ある。

 明確な目的がなくても読み進めるうちに、普段気になっていることが書いてあるページに反応し、そこで初めて目的が明確になることがある。 そして、明確になった目的で次に本を探し、「目的志向型読書」に繋がることが少なからずあるように思う。

 効率は悪いのだけど、自分の中で目的が明確になっていない場合には「とりあえず読んでみる型の読書」も必要ではないだろうか。

「大勢で本を読む」

 大勢で同じ本を読み、全員でそれについて語り合うことは重要だと思う。
1人で読んだときんは気が付かないことがあって、他の人の意見を聞いて始めて気が付くことがある。

 いつも大勢で同じ本が読めるわけではないので、他人の意見が聞けないときにはAmazonの書評を読むこともある。 星が多い書評と星が少ない書評を必ず読むようにしている。

 Amazonの書評を読むと、よくもまあここまで行間を読んで深読みできるものだと感心する。 (自分はKYなので空気は読めない。空気だけではなく行間も読めない。行間を読まなくては理解できない本を読むととても疲れる。だから、小説はほとんど読まない。)

 本を読んで何を感じ、何を思ったかを文章(書評)で伝えるのは困難である。
バックグラウンドが分かった人、同じ問題意識や目的を持っている人が集まって読書会を開くのが良いと思う。

###

 読書会を企画しているが、絵に描いたようにはうまく行かないなぁ...

 読書会の目的は、課題図書を読んで「知識を創造して、行動に移すこと」なので、この本のとおりなのだが、読書会に参加する立場と読書会を企画する立場では異なるということだろうか。

 自ら読書会に参加しようという人は、既に問題意識や目的を持っているけれど、読書会を企画する人は、先ず、問題意識や目的の啓蒙から始めなければならないという違いがある。

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