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2015年3月

2015年3月30日 (月)

IchigoJam

 IchigoJamはLPC1114FN28を搭載したワンボードコンピュータで、コンポジット入力のディスプレイとPS/2キーボードと電源(miniUSB)を接続すると BASICが走る。

 電源ONでBASICが走るコンピュータ(マイコン)は、おじさんにはちょっと懐かしいが今時はワンチップだ。

 方々で話題になっているが、持ち上げたり、けなしたり。
スラドにも「1500円でBASICが動くミニボードPC」スレがあって、その中に

スラド民も丸くなったな (スコア:0)
by Anonymous Coward on 2015年03月17日 17時40分 (#2779264)

オープンソースでもない製品に寛容ですね

なんて投稿があったりする。

 簡単に作れそうだ。LPC1114FN28はトラ技2012年10月のオマケがあるので、ちょっと試してみることにした。

 回路図を見ると、トラ技2012年11月のオマケ基板が使えそうである。


http://fukuno.jig.jp/img/ichigojam-circuit-ver07.png

 シリアルもあるので、ディスプレイや、キーボードを用意しなくてもよさそうなので、ちょっと試すにはちょうど良い。

 ファームはIchigoJamのページの、下のほうにあるリンク(IchigoJam ver 0.9.7)からダウンロードできる。

 zipの中には X'talを使う/使わない、キーボードがUS/日本語の 4種類のファームが含まれている。

 ネットでは、ファームのアップデートはFlashMagicを使った例が紹介されているがOpenOCDとVarsaloon化したSTM8Sを使ってファームを書いてみた。

Ichigojam

 

C:\OpenOCD\OpenOCD-0.9.0>openocd.exe -s ./tcl -s ./Image -f interface/vsllink_swd.cfg 
-f target/lpc11u14_swd_flash.cfg
Open On-Chip Debugger 0.9.0-dev-00357-g09ca5af-dirty (2015-03-26-11:17)
Licensed under GNU GPL v2
For bug reports, read
        http://openocd.sourceforge.net/doc/doxygen/bugs.html
Info : VSLLink SWD mode enabled swd
WARNING: This cfg will be deprecate next release!!!!!
adapter speed: 10 kHz
adapter_nsrst_delay: 200
cortex_m reset_config sysresetreq
adapter speed: 1000 kHz
Info : Versaloon(0x32)by Simon(compiled on Jan 29 2014)
Info : USB_TO_XXX abilities: 0x00000008:0x00000040:0xC0000006
Info : clock speed 1000 kHz
Info : SWD IDCODE 0x0bb11477
Info : lpc11xx.cpu: hardware has 4 breakpoints, 2 watchpoints target state: halted
target halted due to debug-request, current mode: Thread
xPSR: 0xc1000000 pc: 0x1fff0040 msp: 0x10000ffc
Info : accepting 'telnet' connection on tcp/4444
auto erase enabled
Warn : Verification will fail since checksum in image (0x00000000) to be written
 to flash is different from calculated vector checksum (0xefffed3f).
Warn : To remove this warning modify build tools on developer PC to inject correct 
LPC vector checksum.
wrote 20480 bytes from file ichigojam.hex in 5.162295s (3.874 KiB/s)
Error: checksum mismatch - attempting binary compare
diff 0 address 0x0000001c. Was 0x3f instead of 0x00
diff 1 address 0x0000001d. Was 0xed instead of 0x00
diff 2 address 0x0000001e. Was 0xff instead of 0x00
diff 3 address 0x0000001f. Was 0xef instead of 0x00
No more differences found.

チェックサム・エラーが出るけど気にしない。^^)

ターミナルの設定を

  • 通信速度        :115200 bps
  • 改行コード       :送信:CR+LF 受信:LF
  • ローカルエコー :あり
  • 行送信遅延     :1000ms(プログラムをコピペするなら)

に設定する。

 シリアルにターミナルを繋いで電源を入れるとオープニングメッセージが表示されるので、お約束の九九の表を表示してみる。

IchigoJam 0.9.7 by @taisukef

list 10 x=1 20 y=1 30 if x*y<10 then print " "; 40 print x*y;" "; 50 if y<9 then y=y+1: goto 30 60 if x<9 then print: x=x+1: goto 20 90 end OK run 1  2  3  4  5  6  7  8  9 2  4  6  8 10 12 14 16 18 3  6  9 12 15 18 21 24 27 4  8 12 16 20 24 28 32 36 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6 12 18 24 30 36 42 48 54 7 14 21 28 35 42 49 56 63 8 16 24 32 40 48 56 64 72 9 18 27 36 45 54 63 72 81 OK

 小文字で書くと大文字に変換されると思ったら変換されない。中間コード使ってないのかな? それにしても、小文字でBASICを書くと違和感があるなあ。

 このBASICはFOR/NEXTがない。(これは後ほど)


2015年3月27日 (金)

子育て支援に必要なのは「男性」のサポート

Dr.半熟卵のつぶやき~女性医療の現場で働く産婦人科医の日記~

子育て支援に必要なのは「男性」のサポート (3)

 国がやるべきことは「女性の支援」じゃあないと思います。
 必要なのは「男性の支援」です。
 もっと言えば、3歳以下の子どもがいる家庭の「男性」が、朝は8時半以降に家を出て、夜は18時より早く帰宅して、妻と同じタイミングで休日をとれるようにすることです。そういった働き方を「してもいいよ」ではなく、雇用側が「義務」として提供できるようにすることなんだと思います。

 子育てをしながら働いている女性の言葉は重みがある。

 片付けないといけない仕事が多いなら作業効率を上げればよいのだが、いつ答えが見えるか分からない仕事の場合は、思考の海に沈みたい気持ちは分かる。残業が苦ではない気持ちも分かる。

 しかし、経験から言うと、答えが見えるまでの時間は思考時間に比例する分けではない。(たぶん) ならば思考時間に期限を設けることはできるのではないか。
 つまり、残業しなくても答えは見えてくるのではないだろうか。

 若い世代はおじさん達の仕事のやり方をまねる必要はない。新しいやり方を見つけるべきだ。
 子育てをかみさんに任せて好きなこと(飲打買ではありません!)をやっていたので大層なことは言えないのだが、せめて残業して当たり前の風潮は改めたい。

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 以前いた部署で一緒に仕事をしていた女性が産休から復帰するらしい。喜ばしいことだ。

2015年3月25日 (水)

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! 石坂典子 ダイヤモンド社
Photo

「このやり方がルールだから…」 「規則で決まっているから、こうしておけばいいんじゃないか…」
 と思うようになってしまったら、社員は自分で考えなくなり、能力を発揮できなくなります。そもそも人間は、自分で考え、自らの判断で行動しているときが、最も大きな成果を挙げるのです。

  これを目指すのは簡単だが実践するのはきわめて大変だ。 反対にするのは簡単だけど。

 石坂産業も意識改革には8年を要したそうで、石坂典子氏は「石の上にも8年」といっている。

 石坂典子氏についてWebで公開されている記事(http://diamond.jp/articles/-/63472)を読んでいると、ホテルなどで接客業として働いていたのかと思ったのだが、そうではないたようだ。

 おもてなしの心は、自らの経営スタイルを確立する中でたどり着いたものなのだろう。

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TEDxUTokyo2015(http://tedxutokyo.com/speaker/noriko-ishizaka/)で講演されたらしい。
動画早く公開されないかな。

2015年3月23日 (月)

iPhone イヤホン

 娘からもらった水没iPhone4にイヤホンがなかった。

 iPhone5純正EarPodsは意外に音も良く、マイクのボタンで便利な機能があるらしい。
Amazonで探すとたくさん見付かって、だいたい\1,400くらいだ。そこで\1,000のiPhone4純正イヤホンを見つけたのでポチった。
3g

あれれ、EarPodsじゃない。 調べたらEarPodsはiPhone5からだそうだ。 orz

 聴いてみると、音は良くない。中域から高域が出ないのでこもったような感じだ。 かなり劣化した耳でもわかるくらいだからかなり残念だ。 orz 

 しかも、マイクのボタンに+と-がない。もしかしてパチモノ?
3gmic

調べてみるとiPhone3G純正イヤホンらしい。表示間違ってるじゃないか>Amazon 凸--) 
やっぱりカメラアプリのシャッターは切れないし、音量の調節もできない。 orz

 今使ってるイヤホンはPILIPSのSHE7000だ。
She7000

近くのオーディオショップのワゴンセールで\1,000だった。安さにつられて買ったのでiPhone用ではなかった。カメラアプリのシャッターは切れないし、音量の調節もできない。orz 

 iPhone3G純正イヤホンは定価\3,500、SHE7000はAmazone\1,500くらいだけど、音はSHE7000の方が良いと思う。

 ちなみに、100均のイヤホンも買ってみた
100kin

音は聞こえる!100円だからね。電話には使えると思う。

 

2015年3月21日 (土)

京葉線 「この電車ヤバクね?」

 京葉線でこの時期よく見かける光景は、舞浜から乗ってきて途中で「この電車ヤバクね」と騒ぎ出す若者たち。

 今日も、中学校を卒業したくらいの若者たちが、新浦安を過ぎたあたりで騒ぎ出した。


http://vagabond.air-nifty.com/kp2/2006/11/jr_405b.html

 「この電車下のほうに行っちゃう」としっかり者の女子が言うのだが
「行くとこまでいけばいいんじゃね」と隣に座っていた男子が大物ぶりを発揮する。(ヲイヲイ ゞ^^)

 このあたりで訛りが違うことに気がついたので

σ^^)   「このまま乗ってると蘇我まで行くよ」
大物男子「蘇我ってどこですか?」
σ^^)   「千葉の端っこ」(しまった、犬吠埼と間違えるか・・・)「千葉のはずれ」
大物男子「この電車千葉の端っこまで行っちゃうって」(^^;
σ^^)   「ここ(市川塩浜)で降りて後から来るオレンジ色の電車にのりかえな」

とアドバイスしたら降りていった。

 蘇我の人m(_._)mごめんなさい。だって若者たちは蘇我を知らなかったんだもの...

 千葉県民はなかなか教えないんだよね。 いくら埼玉がライバルだといっても教えてあげようよ。
因みに今日の若者たちは茨城県民だった。無事帰れただろうか。

 JRはもう少し工夫が必要なんじゃないかなと思う。

 舞浜駅では、「赤い電車は上には行きませんよ!」ともっと^2アナウンスすべきだ。舞浜駅のホームにいる彼らはまだ魔法がとけてないのだから。

 京葉線で南船橋まで行って武蔵野線始発に乗る埼玉県民もいるのだけれど、彼らはわかっているから気にしない。たまに、乗り過ごして海浜幕張あたりで気が付く埼玉県民もいるけど。

 ついでに、東京駅では「2番線のオレンジ色の電車も舞浜に止まりますよ」とアナウンスすべきだ。


舞浜駅の駅員さんは、「この電車は西船橋には行きませ~ん」とアナウンスしていた。(2015/03/26)

2015年3月19日 (木)

iPhone用外部マイク iM2

娘からもらった水没iPhone4が思いがけず直ったので使い道を考えた。

★ SIMロック解除して使う
 OSをアップデートしているらしく、ベースバンドのバージョンが上がっていてSIMロック解除できないことが判明した。SIMロック解除しても3Gだけどね。

★ iPhoneアプリを作る
 iOS デベロッパ登録に年間7,800円必要だけど、自分で使うだけならJailbreakすればよさそうだ。  問題はiPhoneのアプリを作るにはMacが必要だということ。VirtualBoxを使ってWindowsでできるらしい。

★ 音楽プレーヤとして使う
 音楽プレーヤとしては大きいよな

★ ICレコーダ代わりに使う
 iPhone用の外部マイクをNETで探していて、iM2(TEAC)を見つけた。 この外部マイクは、iPhoneのDOCKコネクタに接続するタイプだ。iPhone5からLightnigコネクタに変わったこともあり、定価8,000円くらいが、今は1,300くらいで投げ売り状態だ。

 このマイクLINE入力ではなく、A/D変換してUSB経由でiPhoneに送っているらしい。

 iPhone4なので、ちょうど良いと買ってみた。
Im2

アプリはTEACから無料アプリが公開されている。
Tascam

しかし、このアプリが不安定でよく固まる。 orz

内蔵マイクで使える録音ソフトでいいような気もする。

2015年3月17日 (火)

町工場の娘

町工場の娘 諏訪貴子 日経BP社
Photo

 諏訪貴子氏曰く

物事には原理に基づいた原則があり、そして基本がある。基本があるからこそ応用ができる

いかにも理系的な考え方だ。

私は新人のミスが少ない場合は、「なぜこんなにミスが少ないの?」と追及する。確実にできることしか手を出さず、難しい加工に挑戦しようとしていないと受け止めるからだ。

 誰もやったことのない挑戦的な仕事をしていると、失敗したり、行き詰まったりすることはよくあることだ。 そんなことを何度も経験していると失敗はあって当然と思えるようになる。

 夜遅くまで頑張っても上手くいかないときは、「明日になったらできるよ」と言って帰るようにしている。 勿論明日できる根拠など無いのだけれど、なぜか一晩寝ると次の日に良いアイディアが浮かんでくることがある。

 とはいえ、帰りの電車でも頭から離れないので、考え続けているのだが、なぜか、帰りの電車で浮かんだアイディアはダメなことが多い。

 失敗した場合には、失敗の原因を考えることが必要だが、そんな余裕がないときや、いくら考えても原因が分からないこともある(多い)。

 突然浮かぶアイディアは、おそらく直観によるものだろう。 直観は、失敗した経験と、失敗の原因を考えた思考の積み重ねで蓄積されるものだろうが、残念ながら、直観が蓄積されたという感覚は全くない。

 明日浮かんでくるアイディアに期待しよう。

2015年3月15日 (日)

あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由

あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由

 あの日、電話が通じなくなったのにTwitterが止まらなかったのは、海の向こうのTwitterの技術者が機転を利かせて独断で日本向けのサーバーを3倍に増やしていたからだそうだ。

 Twitter社の技術者もたいしたものだが、

「いつもボスから言われていたことがありました。――『会社やボスの命令で体を動かすのではなく、会社や社会のためにどうすればいいかということを判断して体を動かしなさい。あなたがこの会社に勤めている限り、自分自身の判断で行動しなさい』」

だそうだ。

 これが、今求められているリーダの資質というものだろう。
メンバーの共感を得ることができるリーダは自分がいなくても機能する組織を作るが、メンバーの共感を得ることができないリーダは管理しようとして、管理なしには行動できない組織を作る。

リーダの能力以上の仕事ができる組織にするためには「共感できる目的」が必要だと思う。

2015年3月12日 (木)

ファシリテーション

ファシリテーション 山崎将志 ファーストプレス
Photo_2

 年末にKindleストアのセールで買った。PDFに変換してKoboで読るだろうと思っていたら、Koboに収まるように変換できなくて放っていた。

 最近iPomeを手に入れたのでiPone 版KIndleアプリで読めるようになった。 この電子書籍はスマホやタブレット用にレイアウトされているようだ。

閑話休題

 決定を下す立場にある者には 、基本的に議事進行をしないことと 、意見に対する批判を極力しないことが求められる 。

 とても重要だと思う。
 エライ人がしゃしゃり出て会議が台無しになることはよくあることだ。
古い組織の会議の目的は、議論ではなく、意思決定を行ったという事実なので会議主催者は、十分に根回しして会議はシャン・シャンで終わらせることが腕の見せどころである。

 エライ人が出て来ると会議が台無しになるので担当だけの事前の会議は意味が無いという人もいるけれど、やはり、公式の会議の前の担当の会議が重要である。

 リーダーになると、意見をまとめるとか、結論を出すための議論を仕切るスキルは必要である。小さくてもチームを任されると、いくら根回しが上手でも、結論に至らなければ困ることは多い。

 ファシリテーション・スキルの理解は簡単だ。この本も読めば分かる。
しかし、分かることと出来ることとの間には大きなギャップがあって、このギャップを超えるには、実践しかないのだと思う。

 結論に導くための議論を心掛けよう。 せめて、先回りして結論を言って議論を台無しにするのだけは止めようと思う。

2015年3月10日 (火)

失敗への分岐点(反省)

 失敗したとき、後悔や懺悔でなくて客観的に自分の行動を省みる「反省」が重要というこを書いた。「失敗への分岐点(1015/02/28)」 反省は致命傷を負わないため、次回より良い判断をするために不可欠だ。

 歴史に「たら」「レバ」はなくて、過去に起こったことは全て事実だから、過去を変えることはできないよね。変えられるのは未来だけだから、失敗から学ぶことが必要で、致命傷を負わないための唯一の方法だと思う。

 どうやって反省するかというと、自分の行動を振り返って、「失敗への分岐点」を見つけて、分岐点でどのような判断をしたかを検証することだね。

 「失敗への分岐点」は複数ある。判断を誤ったとかの直接的な分岐点はすぐに見付かるけれど、必ずその他ににも分岐点がある。

 「失敗への分岐点」は2種類あって

  1. 分岐点を認識し何らかの判断を行った場面
  2. 特に判断をせず通り過ぎたが判断を行うべきであった場面

分岐点を認識し何らかの判断を行った場面

 分岐点だということを認識して何らかの判断を行った場合には、判断の過程、判断までの思考の過程が妥当だったかについて検証が必要だ。

 検証するときにには、成功か失敗かという「結果」ではなくて、「判断が妥当であったか」を検証することが重要だ。

  •  判断が妥当で結果が成功であれば問題ない
  •  判断が妥当で失敗した場合は淡々と失敗の後始末をすれば良い
     判断が妥当であっても失敗することはある。(リスクがない判断はないからね)この場合には淡々と後始末をすればよい。
     「失敗」にとらわれて、「懺悔」しないと勘弁してくれないエライ人がいて困ったものだ。いくら「反省文」を書いても、次回妥当な判断ができるようにはならない。
  •  判断が妥当でなく失敗した場合は、改善すべき問題は分かりやすい
  •  判断が妥当ではなく、結果が成功だった場合もきちんと検証することが重要だ
     判断が妥当でも失敗することがあるように、判断が妥当でなくても成功する場合がある。 このケースは結果オーライになって妥当でない判断を見逃しやすいので注意が必要だ。
     妥当でない判断が行われたことは事実なので改善すべき点を明らかにしなければ、次回同じ場面で失敗することになる。

特に判断をせず通り過ぎたが判断を行うべきであった場面

「失敗への分岐点」を見逃すケースには2種類ある。

  1. 分岐点に気付きながら判断を行わなかった
  2. 分岐点が認識できず、分岐点を見逃したケース
  •  「失敗への分岐点」に気付きながら判断をしなかった場合
     このケースは、判断が妥当でなく失敗したケースと同じように、なぜ判断をしなかったかを検証する。
  •  「失敗への分岐点」に気が付かないで判断をしなかった場合
     分岐点に気が付かないで分岐点を見逃したケースでは、慎重な検証が必要だ。気が付かなかったことは後から振り返っても見逃すことがある。自分だけの検証でなく誰かに協力してもらった方がいい。
     気が付きにくい分岐点はあるのだけれど、多くの場合予兆はあるものだ。しかも、多くの場合、分岐点を見逃したことに気がついている第3者もいるがいるものだ。

     この人たちは、「致命傷にはならないだろう」とか、「後で気がつくだろう」などと考えて忠告をしないことが多いものだ。
     失敗した後で「失敗すると思ってたヨ」などと言われると腹が立つよね。文句の1つも言いたいところだけど、そこはぐっと抑えてなぜ分岐点に気が付いたか尋ねてみることだ。イヤなヤツでも、自分が気が付かなかった分岐点に気が付いている。

まとめると

  • 「反省」は自分の成長のために行う。他人に向けた「懺悔」や「後悔」ではない
  • 自分の失敗を振り返るのは辛いものだが、努めて客観的に検証する
  • 失敗への分岐点を見付ける、できれば分岐点に気が付いていた人に協力してもらう
  • 失敗か成功かではなく、判断の妥当性について検証する

ってことかな。

 「反省」ができるようになると、失敗した場合だけでなく成功した場合でも「反省」できるようになる。

 

2015年3月 8日 (日)

Raspberry pi 2 Model B(2)

RSでポチっていたRaspberry pi 2 Model Bが届いた。

Rp21

Rp2top Rp22

コンポジット出力がなくなってUSBポートが4個になっている。

もっと変わったのはCPUで Cortex-A7 4コア 900MHz(左) と メモリ 1GB(右)
Bmc2836r1fbg Elpb8064b2pb


他の主要なチップはSMCSのLAN9514
Lan9514jzx
10/100EtherとUSB2.0の4ポートハブ

NOOBSからRASPBIANを入れてみた。
Rp2_boot
をを!! 4コアなのでイチゴが4つ並んでる。

デスクトップ。
Rp2_raspbian
「標準のブラウザが変わってるにゃ」

さすがにRaspberryPi TypeB より早くなってる!!


 

2015年3月 6日 (金)

命を預けてもいい医師チェックリスト -セキュリティ技術者と同じ-

 PRESIDENT Onlineに
どこでわかる? 命を預けていい医師、ダメな医師(http://president.jp/articles/-/14602)
という記事がある。

 命を預けていい医師の条件は

  1. 患者とアイコンタクトをとり、体をきちんと向かい合わせる
  2. 「患者と医師」ではなく、「人と人」として本音トークできる
  3. 「患者の話」を途中で遮ることなく、聞いてくれる
  4. 診察・面談時に患者がメモや録音することを許可してくれる
  5. セカンド・オピニオンを嫌な顔をせずに許可してくれる
  6. 「ゴッドハンド」でなくても、しっかりチーム医療に徹する
  7. 大病院、有名病院の医師より自分のがんの専門診療科の医師
  8. わかりやすい言葉や図解によって病状や治療法を説明する
  9. 各がんの患者会が推奨する医師(ただし情報は玉石混淆)
  10. 「標準治療」ができる病院で、手術症例数の多い医師

だそうだ。

 患者として、「いくら腕がよくても信用できない医師の治療では治らない」と思っているので、医師の説明を客観的に聞くようにしている。(自分の体や命に関わることだから客観的に聞くのは難しいのだけれど。)
 経験的には、麻酔の後には説明を聞かない方が良いと思う。思考能力が低下している。

 医師(病院)と患者との関係を技術者と依頼者の関係に置き換えると、同じことが言える。

 特にセキュリティに関わる技術者については「命を預けてもいい医師チェックリスト」は「情報を預けてもいいセキュリティ技術者チェックリスト」だ。

 今時はNetで調べたら素人でもそれなりに知識を得ることができて、リスクの存在も知ることができるだろう。例えば、手術が失敗して命を落とすリスク、情報が流出して損害を被るリスク等だ。

 しかし、クライアントが最も知りたいのは、そのリスクを受容すべきか否かである。
専門家としては、「リスクを受容すべき」のアドバイスは難しい。クライアントに事情によって違うので、多くの情報を収集して検討しなければならない。できればそのようなアドバイスはしたくないのが本音だ。

 そして、結局「この手術の成功例は○件、失敗例は×件で成功率は△%ですが、当然失敗することもあります。手術を受けるか受けないかはあなたが決めることです」のような説明をする。
(実際にそのような説明を受けたことがある。情報を集めて自分が客観的に判断した。)

 確かに、リスクを負う決断はクライアントが決めることだ。
しかし、専門家として、「そのリスクは受容できるのか否か」のアドバイスができて、そのアドバイスがクライアントに信用されて、リスク回避のために最善を尽くすことが重要なのではないか。

 最も重要なことは「専門家である前に、人として信用されるか」ということだろう。
いくら、コミュニケーション能力に長けていて、いくらプレゼンが上手でも、人として信用できなければ「リスクは受容できます」と言われても、到底鵜呑みにすることはできない。

 医師も技術者も同じだ。

2015年3月 4日 (水)

トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する

トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する! ―週刊東洋経済eビジネス新書No.76
2130

ピケティって何?それって美味しいの?ってレベルなので、超入門を読んでみた。

  最近のビジネス雑誌がこぞってピケティを特集した。 NHKのクローズアップ現代でも扱った。 白熱教室でもやってる。

 富の配分の問題波は解決することのない問題で、世界中どこにでも存在する問題だろう。 正解はなく、その国、その地域の歴史、住民のモラルや「正義」によって異なる。

 米国は人種のるつぼだから、共通のモラル、共通の正義は無く、客観的数値をよりどころにするしかなく、 1% vs 99% の対立構造になる。

 日本ではこのグラフが示すように戦後所得格差は減っているが、戦前と現在では、 「金持ちの責任」が希薄になっているのではないか。

 金持ちが高貴な人になるためにはモラル(道徳)が必要である。 道徳のない金持ちは成金として蔑まれていた。

 ところが、日本人は戦後教育で道徳を失ってしまった。それは金持ちも例外ではない。 その結果、高貴な金持ちはいなくなり成金が増えてしまった。

 成金に富の配分は無理な話だ。

 問題は、所得格差が広がりつつあることより、日本人のモラルが高所得者に対して社会に対する責任を求めなくなったことではないだろうか。

2015年3月 2日 (月)

「ビジネス顕微鏡」

日立の「ビジネス顕微鏡」をYoshi品質研究所さんの毎日コラム第893回で知った。

 調べてみると

日立: センサーネットとビッグデータ抱き合わせで売りたい
ビッグデータの研究者: 目の付けどころがInspier the nextだね
中間管理職: 機会で組織が活性かできるなら人はいらねえ
経営層: ダメ中間管理職の尻が叩ける
従業員: 監視強化!トイレにもオチオチ行けねえ!

ってとこかな。

###

日立のニュースリリース: 集団の幸福感に相関する「組織活性度」を計測できる新ウエアラブルセンサを開発」

日立評論2012年2月号:「組織内コミュニケーションを可視化」

 簡単にいうと、センサーネットワークとビッグデータ解析で人の行動を分析するというものだ。

 センサーという物理層に近いレイヤからビッグデータという抽象的なレイヤまでカバーしている総合電機企業の面目躍如ってところか。

 傍から見ると日立さんはお堅い社風のイメージがあるので、「弊社でこのシステムを導入したら、組織が活性化しました。」って売ると説得力があるのでは。

 つまり、日立は、「センサーからネットワーク、ビッグデータまでカバーできます。」で売りたい。

###

Yoshi品質研究所 毎日コラム893回

先日、日立が開発した「職場の人の動きをモニターする」というシステムをニュースで紹介していました。

職場での人の動き、例えば誰と会話したとかずっと止まっているとか、そういうことを各自が持つウェラブル端末からのデータで数値化して、その職場が「活性化状態にあるかどうか」を判別するのだそうです。
しかし、私はこのシステムに疑問を持たざるを得ません。
確かに数値化すればわかりやすくなるとは思います。でも、本来職場を活性化しようとすべき人間は誰?と思うのです。それはその職場の長やなのではないでしょうか?
活性化しているかどうかなどは、きちんとその職場を所属長が目配りしてみていればわかるはず。そして活性化していないと感じればそれに対して自分が接着剤のように動いたり、何らかの施策、例えばミーティングや会話する場を提供するなどをするはずです。
数値化されてから動くのではなく、その場、その時ですぐに動くようにするのが重要で、そのための目配りだと思うのです。
確かに素晴らしいシステムなのかもしれません。しかし使う側の人間がその数値に頼り切るようになったら、無用の長物となりかねません。

 そのとおりだと思う。
「組織活性度」がいくら数値化できようとも、組織を活性化するための施策、取り組みを推進するは中間管理職だ。

 組織の活性化を考えている中間管理職ならば、数値化による組織の異変が明らかになる前に異変には気がついているし、気がつかないような者は管理職にすべきでない。

 この「ビジネス顕微鏡」は「組織活性度」だけでなく、人と人の繋がりやキーマンも可視化できることが売りだ。しかし、現場ではそんなこと分かっている。分かってないのは経営層だけということはよくある話だ。

 つまり、Yoshi品質研究所さんは中間管理職目線

###

電子情報通信学会誌に掲載された「ビジネスコミュニケーションの測る化」

 情報処理的には、業務生産性に関するデータ、ウエラブル端末で収集した行動データ、個人のハピネス度のデータを集めたビッグデータを解析して、一見測定できそうにない「組織活性度」や「人間関係」を測定、数値化しようとするもの。
この方面の人の流行は「測る化」なんだそうです。

 日立のサイトによると、「ハピネス度」を向上させると「業務生産性」が上がるのだそうだ。
一見「ハピネス度」と「業務生産性」に相関がありそうだけれど、これは疑相関で「ハピネス度」と「業務性賛成」に相関はなく、てそれぞれの数値が「組織活性度」と相関がある。 つまり、

  1. 「組織活性度」と「ハピネス度」には相関がある。
  2. 「組織活性度」と業績には相関がある。
  3. 「組織活性度」はウエラブル端末から収集した人の行動データから数値化が可能

 「業務生産性」だけ考えれば他にも相関があるデータがあるのだろうが、「ハピネス度」と「業務生産性」共に相関があるデータ「組織活性度」をビッグデータから明らかにしたもの。

 つまり、「組織活性度」が向上すると従業員の「ハピネス度」も向上するし、会社の業績も向上する。従業員と会社がWin-Winになるための数値というところがミソだ。

 ビッグデータ研究者は目の付け所がInspier the nextだね

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Slashdotの『「コミュニケーション監視デバイス」は社員を管理するための「鎖」になるか』

 スラドにもスレが立っている。一言で言うと酷評だ。
ここに書いている人は、分析結果から施策を考える人ではなくウエラブル端末を装着させられる人達だから、経営者(層)の監視強化と感じてしまうのだろう。

 スレの中の発言「上司の無能度を計測するデバイスを」に表われている。
「上司の無能度」もビッグデータを解析すると「測る化」できるのではないだろうか。

 「個人活性度」は個体が特定できればよいので個人が特定できないようにデータを集めることができるだろう。一方で、人間関係を測定してキーマンを見つけるしようとすると個人と特定してデータを収集しなくてはならない。

 データを集められる側としては、自分の行動を誰かに記録され、分析されているのは気持ちのよいものではない。かといって、個人ではなく単なる個体として扱われるのは人として嫌だ。

 このあたりの心情に配慮しないで導入すると、「組織活性化」どころか組織が不活性化しそうだ。

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