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2015年9月

2015年9月30日 (水)

トットチャネル

窓際のトットちゃん 黒柳徹子 講談社

Photo

 奥付をみると、昭和62年9月25日第12版である。この頃には既にベストセラーになっていた。

 娘が幼稚園に上がる頃に読んで、えらく感動したので娘が大きくなったら薦めようと、捨てないで持っていたので摺れやシミが目立つ。

 その後、娘が小学校のときにこの本を読んだ。小学生から見てもトットちゃんは「変な子」だと思ったのか、「ねえ、トットちゃんて偉いの」と聞くので、「トットちゃんは『変な子』だけど、特別扱いしない学校があったって話だと思うよ」と答えたのを覚えている。

 この本を最初に読んだとき、本の中のトットちゃんに親近感とある種羨ましさを感じた。
読んだ頃は30才を超えたころで、自分の内面を観ることもなかったから、羨ましさの正体を深く考えることはなかった。

 そして、50才を超えて考えた 羨ましさの正体は、

トットちゃんの素直さ、そして、トットちゃんが成長して徹子さんになってもその素直さが失われていないこと、

だと思った。

トットチャネル 黒柳徹子 新潮文庫

Photo_2

 テレビジョン放送の黎明期の話+黒柳徹子氏の失敗談で、「窓際のトットちゃん」その後。

 いくらトットちゃんが素直に育ったからといっても、世の中はトットちゃんのママや小林先生のような人ばかりではないので、仕事をするようになると苦労するものだ。そのせいか、ちょっと哀愁が漂っているのは気のせいか?

 そのような中で、飯沢 匡の言葉

「直しちゃ、いけません。あなたの、その、しゃべりかたが、いいんですから。ヘンじゃありません。いいですか?直すんじゃありませんよ。そのままで、いて下さい。それが、あなたの個性で、それが、僕たちに、必要なんですから。大丈夫!、心配しないで!」

が人生の支えになったと、トットひとり(2015/09/26) で書いておられる。

 仕事で、ここまで言ってくれる人と出会えることは幸せだと思う。そして、その言葉を信じて人生の支えにするところがトットちゃんの素直なところなのだろう。

 人生長く生きていると、一度や二度、褒められることはあるけれど、その言葉を素直に信じられない人は人生の支えを得ることができないのだろう。

 やはり、変な人か普通の人かには関係なく、黒柳徹子氏の素直さが羨ましいのだと思う。


2015年9月28日 (月)

Altera MAX10

MAAlteraのMAX10 には、なんと 12bit 1MspsのADCが付いている。

そして、MAX10が載った「BeMicro MAX 10 評価キット」が出てる。


http://www.alterawiki.com/wiki/BeMicro_Max_10

  この評価キットMAX10の他に、

  • USB-Blaster
  • 50MHz発振器
  • 8MB SDRAM
  • 3軸加速度センサ(ADXL362)
  • 12bit DAC(AD5681)
  • 温度センサ(ADT7420)
  • サーミスタ
  • CDS
  • LEDs×8
  • SW×2

が載って$30だ。

この評価キットをAlteraのWebショップで買うと送料が本体くらいかかるので、送料込7000円超だろう。 ChipOneStopにもあってこちらは送料450円なので4000円くらいか。

 そして、トラ技11月号の特集でBeMicroキットを扱うらしい。しかも、MAX10 DIP基板付き増刊が製作中になっている。

 でも、トラ技増刊は$30では買えないだろうから、BeMicroMAX10評価キットを買った方が良いのかもしれない。

とりあえずトラ技11月号を待つか。

2015年9月26日 (土)

トットひとり

トットひとり 黒柳徹子 新潮社

Photo

 黒柳徹子氏とテレビ放送の黎明期を共に創った森重久弥、沢村貞子、向田邦子、渥美清、杉浦直樹氏らが鬼籍に入り、ひとり残ってしまった黒柳徹子氏が思い出を綴った本。

 子どもの頃、みんなと夢中になって遊んでいたのに、もっと遊んでいたいのに、気がつくと、ほのかに宵闇が近づいていて、広い公園の中にひとりぼっちで残されてて、どうしたらいいのだろうと途方に暮れた、ああいう感じに似ている。穴が空いたのに、替わりに埋めるものが何もない、といった寂しさ。

そして、若い頃の自分かな。

 ↑表紙は黒柳徹子氏38歳のときに篠山紀信が撮ったセミヌード。
 ↓裏表紙はもっと若かった頃。
Photo_2

NHKで忙しくなった頃、番組収録の合間での私。
疲れて頭が重くなり、マイクに鼻をのせて、少しでも楽になろうとしてる。
よく撮っておいてくれたと思う、お気に入りの一枚。

 201項に全身が写った全身の写真がある。その写真のほうが哀愁を感じる。。

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 唯一自身のことを書いているのは、38歳でNYに留学したときのこと。

NYで演技の授業を受けて女優を続ける覚悟ができた。そして、マリア・カラスの言葉。

「人生は修練と勇気、あとは全部ゴミ!」


2015年9月24日 (木)

IchigoJam(5)

 ヤフオクでLEDディスプレイ(HDSP0670)を手に入れた。 HDSP0760(2) (2015/09/24)HDSP0760 (2015/09/22)   16進数表示と勘違いしていたので、何かに使わないと死蔵してしまいそうだ。

 このディスプレイがあると、IchigoJamでも簡単に時計が作れると思い立ち、さっそく作ってみた。

 IchigoJamの出力は、OUT1~OUT6、LEDの7つしかない。HDSP0760は、Latch+Decoder+Driver+LEDなので、表示データを保持するためにLE(LatchEnable)入力が必要だ。LEの制御にLEDを使い、OUT1~OUT4を表示する数値に使うと残りは、OUT5、OUT6だ。
OUT5、OUT6で4桁を制御しようとすると、2to4のデコーダー(74139)が必要だ。

 HDSP0760は5V-TTLでIchigoJamに使用されているLPC1114FN28は3.3V-CMOSなので、IchigoJam→HDSP0760方向は直結できる。2-4Decoder(74139)は、入力レベルがTTLの74HCT139を使用する。

Ichigoclock4

 ブレッドボードで作ってみた。↓
4digitclock
リンク先にAVI (4DigitClock.avi  1008.8K) (1秒でカウントするモードで撮影)

 IchigoJamのTICK()は1/60sなので0~#7FFFは9分でカウントアップする。ちょっと工夫が必要だ。(100、130、135行)
 時刻設定はIchigoJamに乗っているSW(BTN)を使った。1個のSWで時刻を合わせるのは大変だ。(600~710行)

  • 1秒押す         →1分増
  • 3秒以上押す →早送りその後自動的に増加
  • 17秒以上押す→プログラム終了

のようにした。(600~710行)

1 '4Digit Clock
2 'Aug.2015/Yoshi / Ver2.0
3 VIDEO 0: CLV: LED 1
4 V=3600: F=0
5 H=23: M=50
6 N=V: D=V
7 GOSUB 500: GOSUB 520: CLT

95 'Main loop
100 IF W=1 AND N<TICK() GOTO 100
110  IF BTN()=1 THEN GOSUB 600 ELSE G=0
120  T=TICK(): IF T<N GOTO 110
130  N=N+D: IF N<0 N=N&#7FFF
140  IF N<T THEN W=1 ELSE W=0
150  M=M+B: IF M<60 GOTO 180
160   M=0: H=H+1: IF 24<=H H=0
170   GOSUB 520
180   GOSUB 500
190 IF F=1 GOSUB 900
200 GOTO 100

495 'Disp LED
500 OUT M%10: LED 0: LED 1
510 OUT #10+M/10: LED 0: LED 1: RETURN
520 OUT #20+H%10: LED 0: LED 1
530 OUT #30+H/10: LED 0: LED 1: RETURN

595 'Push Button
600 IF G=0 G=T
610 IF 1000+G<T END
620 IF T<240+G GOTO 640
630  D=40: N=TICK(): GOTO 710
640 IF T<>30+G GOTO 710
650 IF D=40 GOTO 700
660  M=M+1: IF M<60 GOTO 690
670   M=0: H=H+1: IF 24<=H H=0
680   GOSUB 520
690  GOSUB 500
700 D=V: N=TICK()+D
710 RETURN

895 'Send Serial
900 [0]=M%10: [1]=M/10:
910 [2]=H%10: [3]=H/10:
920 ? CHR$(13); [3]; [2]; ":"; [1]; [0];
930 RETURN

6時間で1分くらい進む。このIchigoJamそっくりさんはX'tal付きなんだけどなあ。

1日で4分くらい進んでいたので、4/60*24=1/360余分にカウントするようにした(D=3600→D=3610)日差+20秒になった。(2015/09/27追記)

 


 

娘に見せると、毎度のことだけど、
  娘  :「なに作ってるの?」
σ^^):「時計」
  娘  :「時計作ってどうするの?」
σ^^):「時間を見る」
  娘  :「時計って1個あればいいじゃん」
σ^^):「うん~...」


2015年9月22日 (火)

HDSP0760(2)

HDSP0760を入手したので、点けてみた。

入力は1001(9)
Hdsp70609

表示部分は普通の7セグLEDと違って4x7dotで構成されている。9を表示するとちゃんと角が丸くなっている。

 次に入力は1010。Aが表示されるはず。だったが...
Hdsp7060a

あれれと。データシートを真面目に読む。
Hdsp7060ds

 HDSP076xシリーズは70760~0763まであって16進数表示できるのはHDSP0762じゃないか。 ってデータシートの1ページ目に書いてあるし。
Numorhex

 1010を入力すると、全てのLEDが点く。データシートのとおりだ。

 ヤフオクには「HDSP0760(Hexadecimal and Numeric Displays)2個」で出てたんだよね。
念のため裏の型番を確認してみると。
Hdsp0760

ちゃんと0760って書いてあるし ;_;)

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 なぜ16進数のディスプレイが欲しかったかというと、 COSMAC-ELFのデータバスのデータ表示にHP5082-7340が使われていて、 最近HP508207340やTIL-311を見かけなくなったので探していたのだ。

 COSMAC-ELFに載ってるCPUはRCAのCDP1802だ。 マルツとChipOneStopで見つけたけど、1個では売ってくれないようだ。

 このディスプレイ何に使おうか...

2015年9月20日 (日)

HDSP0760 

 ヤフオクでAvago TechnologiesのHDSP0760が2個1,000円で出ていたので思わずGET
取引連絡で「まだあるよ」だったので6個買ってしまった。

Hdsp0760

 HDSP0760はLach+Decoder+Driver+7セグLEDの構成で、0000~1111の4bitを入力すると表示できるという、ディスプレイ。

Hdsp07601

下部のチップがロジック(Latch,Decoder,Driver)、上部のLEDが光る。このディスプレイは400milだから普通のICソケットに載らない。←うそです。400mil(横方向)×600mil(縦方向)なので600milのICソケットに載ります。(2015/09/20追記)

 Latch+Decoder+DriverはTTLなら74373+7447、CMOSなら4511だけど、これらは0~9しか表示できない。7447の1010~1111(10~15)は意味不明の表示だ。
7447font

 HDSP0760は普通の7セグLEDと何が違うかというと、Decoderが0~Fまでデコードできる。
↑↑うそです。HDSP0760は0~9までデコードします。0~FまでデコードするのはHDSP0762です。(2015/9/20追記)

Hdsp0706font

 昔はTIのTIL311やHPの5082-7340などがあった。HDSP0760 HDSP0762はHP5082-7340のコンパチのようだ。

 16進数を表示したい用途は、マイコンのデータバスやアドレスバスのデータを表示したい場合などだから、アドレス4桁、データ2桁で6桁が必要だ。

 今時なら、わざわざこのようなディスプレイを使わなくても、マイコンを使うと6桁でも8桁でも簡単に16進数表示できてしまう。

2015年9月18日 (金)

国際ラジオ閉店

昭和61年(1986年) 秋葉原の“その時”

 に貼られた動画を見ていたら鈴商の向かいの亜土(2:45)や今は無きラオックス・ザコン館になる前の国際ラジオ(2:32)が映ってる。

 ニューラジオセンターの国際ラジオが2014/5で閉店していたことを今頃になって知った。

kokusai-radio-2  kokusai-radio-3
http://www.hamlife.jp/2014/05/21/kokusai-radio/

 国際ラジオでは部品をあまり買った記憶がないのだが、ポリバリコンや中波のバーアンテナ、糸掛けダイアルのプーリーやダイアル糸を買ったことがある。

 向かって左側の入り口近くにあるショーケースにあるICがず~っと気になっていた。ちゃんと鍵が掛かっているのだが、鍵を掛けなくてはならないような高価な商品はなかったような気がする。昔は高価だったのだろうが...

 古そうなICがあるので、何があるのだろうかと気になって、しゃがみ込んで見るのだが型番が見えなかった。

 そして、「開けて見せてください」と言えないまま閉店してしまった。残念!

2015年9月16日 (水)

イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか

イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか 立野井 一恵 PHPビジネス新書
M

創業者の精神を受け継ぐには、精神を(DNA)として分かりやすい言葉にしなくてはならない。

IKEAの企業理念は創業者が考えた「ある家具商人の言葉」として伝えられている

  1. イケア製品—当社のアイデンティティ できる限り多くの人々が買うことができるように、廉価でよく設計された 機能的な家庭用具製品を幅広く提供する。
  2. イケア精神。力強く生き生きとした毎日
  3. 利益は私たちにリソースを与える
  4. わずかなリソースでよい結果を得る
  5. 簡素化は美徳である
  6. 違う方法でやってみる
  7. 一つに集中することが成功の秘訣
  8. 責任を取ることは特権である
  9. ほとんどのことはまだ手つかずだ。輝かしき未来!

そして、同じ価値観を持つ者を採用することを重要視しているそうだ。

 イケアもリニアテクノロジーと同じように、同じ価値観を持ったものを採用することに力を入れている。  誰もやめない会社(2013/02/20)

 同じ価値観を持つ人を選ぶのはシンプルだけれど難しい。つい業務処理能力の人を選んでしまうからだ。

 処理能力の高い人を選ぶと成果が上がるような気がするが、価値観が違う人を選ぶとモラルが低下する恐れがある。モラルが低下すると高い処理能力が発揮できない。つまり、モラルの維持には価値観の一致が必要だ。

 特にマネジャの価値観は重要だ。短期間で組織の存在意義まで疑われる事態になる。

 毎年人事の季節になると自分の後任候補を上げるように求められる。これがなかなか悩みの種だ。

 シンプルに、同じ価値観を持った人を選べばよいと思うようになった。

2015年9月14日 (月)

教育における訓練と教養

 鹿児島県知事の発言が炎上しているようだ 「鹿児島県知事 サインコサイン」で検索するとたくさん引っ掛かる。 

 鹿児島県 県総合教育会議 のページ (https://www.pref.kagoshima.jp/kyoiku-bunka/school/sogokyoiku/index.html) にある。件の発言があった第2回の議事録はまだ掲載されていない。

 そのあとの 釈明会見の記事が (http://logmi.jp/87382) にある。突っ込みどころ満載の発言&答弁だったようだ。

 ネットで見付かるのは批判ばかり、その中で、この意見は解析的だ→ 論理の出来ない人に三角関数は要らない? (http://blog.livedoor.jp/tsuchiyano/archives/52144009.html)

 議事録を読んでいないので、釈明会見だけ読んで、

 「女の子にサイン、コサインを教えて何になるのかな?」の後半「サイン、コサインを教えて何になるのかな?」を教育と訓練 という違う切り口で考えてみた。

 「使わない知識は学ばなくてよい」という考え方はありだ。 ただし、それは職業訓練。

 「使わないかもしれないことを学ぶ」ことを助ける これが教養・教育。

 実利を追求して訓練(暗記)すると深い教養を得ることはできないし、教育に即効性を期待することはできない。

 釈明会見の中で

「『君たちね、英語の単語ひとつ覚えるよりも、世の中の草花の名前をひとつ覚えたほうが、人生は豊かになるんだよ』というのが、中学校のとき先生に教わったセンテンスだし。」

という恩師の言葉を引用しているけれど。

恩師が伝えたかったことは、

「試験に受かるために暗記だけしていてはいけない。試験に出ない知識を学ぶことが必要だ。」

だと思う。

 自分が何を学ぼうと、暗記しようと他人にとやかく言われる筋合いではない。しかし、教育に関わる者は少なくとも、訓練と教養・教育の違いは認識しておかなければならないと思う。

2015年9月12日 (土)

人の器 <自分で大きくすることはできるのか?>

 これまで、セミナーやトレーニングを多く受講してきた。大抵最後にアンケートが用意されているが、それほど真面目に答えないことが多い。腹が立つほど失望したときには、気合いを入れてアンケートに書くが、建設的でないことが多いように思う。 (^^ゞ

 アンケートは一方通行なので、書いたことに対する返事を貰おうとは思っていないので、言い放しの意見になることが多い。

 一方で、トレーニングを主催する側になると、やはりアンケートを用意して受講者に答えてもらっている。

 時に気合いの入った回答がある。しかし、多くは 批判やクレームであったり、事実誤認、理想論を述べただけであったりだ。自分もそうだから気持ちは分かる。(^^;

 とあるトレーニングのアンケートに気合の入った回答があった。
正しい批判は受け入れ、いわれのない批判には事実誤認を解くためのフォローが必要ではないかと思い、周りに意見を求めると、「そこまでしなくても(^^;」と言う意見が多い。

 批判、クレーム、事実誤認、理想論、建設的意見ごちゃまぜの意見だからと流しても良いのだろうかと柄にもなく考えた。

 批判、クレーム、事実誤認、理想論、建設的意見ごちゃまぜの意見から

  • 正しい批判を受け入れて改善すること
  • クレーム、事実誤認から自己の改善点を見付けること、
  • 背反する理想と現実の落としどころを見付けること
  • 建設的な意見を実施に移すこと

は容易ではない。

 しかも、全てが解決できるわけでもない。それを承知の上で、真摯に受け止めることができるかどうか、これが人の器ではないだろうか。

 直接の担当であってもスルーする者はいるし、受け止める者もいる。問題は、更に上位の職にある者が、意見を受け止められるのかである。

 上位の職に就くだけの器があるかが問われる。

 組織はトップの器以上にならない。
年功序列的組織は人の器を昇任の条件にしないことが多い。
ところが、上位の職ほど大きな器が必要である。
つまり、器でない者が昇進するとその組織は相対的に器は小さくなる。

 人の器を大きくするのは難しい。
人の器は自己啓発本を読んだところで大きくなるものではない。

 自己啓発本に書いてある器の大きい人の思考様式・行動様式は聖人君子的な振る舞いだったりする。客観的に自分を観ると、聖人君子でもないし悟りを開いているわけでもない普通の(ちょっとヒネてる)オヤジだ。

 人の器は天与のものかと思っていたが、普通のオヤジでも、他人の思いを真摯に受け止めることで人の器が大きくなるのではないだろうかと思った。

 もし、これが真実ならば、自らの努力で器を大きくすることができるのではないか。

 試してみる価値はある。

2015年9月10日 (木)

情熱大陸 2015/09/06 川淵三郎

情熱大陸 2015/09/06 川淵三郎

 2015/9/6の情熱大陸は川淵三郎バスケットボール協会チェアマンだった。

 川淵三郎氏は、サッカー日本代表、古川電工監督、日本代表監督を歴任されJリーグ初代チェアマンとして現在のJリーグを創った人だ。

 Jリーグができた時はバブルで企業に金が余っていたという事情はあったにしても、プロ野球のようなオーナの独裁経営やプロとアマの確執が無いようにして地域密着の仕組みを作り上げた手腕に対する評価は高い。

 何も考えずプロ化すれば、バレーボールのVリーグのように失敗しするし、バスケットボールのように分裂する。

 川淵三郎氏はサッカーでは日本代表監督を経験し、仕事では古川電工の営業部長を務めた人だからリーダシップを持っているのだろう。

 Jリーグチェアマン時代には散々「独裁者」と言われたようだ。番組の中で川淵三郎氏は
「リーダーは時に独裁者でいい」「しかし私利私欲を捨てて理念をもたなければ独裁者になる資格は無い」と言う。

 リーダーシップと志を持った者に権限を与えれば良い。バスケットボール協会はこれまでこんな簡単なことができなかったわけだ。バスケットボール協会だけではないけれど。

 リーダシップと志を持った者に権限を与えないのはスポーツ界に限った話ではなく、組織全般に言えることで、身近なところでもよく見かける。

 リーダーシップと理念・志を併せ持った人が少ないのだろう。少ないのであれば、誰に権限を与えるかを真剣に考えなくてはならない。

 真剣に考えることは、普通の人でもできる。


参照

2015年9月 8日 (火)

表現力があなたを変える <本を読もう 文章を書こう>

現力があなたを変える <本を読もう 文章を書こう> 宮川俊彦 集英社

Photo

気になったところ

この問題には「仕事」としての浅い認識があります。このごろ「仕事ですから。」といって介護や看護の仕事をする人に会うようになりました
 そのつどわたしはさみしい気持ちになります。
「仕事だから」確かに仕事でしょう。しかし、本当はそんなところを越えていって、「しなくてはならないからやる」「すべきことと思っているからやる」ということを発言すべきなのです。

 ウチは介護や看護の仕事でないのだが、仕事で「わざわざ、ありがとうございます」と言われたら「仕事ですから」と言うようにしている。

 「ありがとうと言ってもらいたくてやっているのではなく、当然のこととしてやっている」という意味で「仕事ですから」といっているのだが、「仕事だから、仕方なくやっている」と受け取られる可能性があるということか。考えてなかった...

 「仕事」に対する考え方の違いだと気がついた。
宮川俊彦が看護、介護の仕事をする人たちに感じた「仕事」は苦役であり仕方なくやっているもの。 一方、σ^^)が思っている「仕事」は、自分が誇りを持ってやっているもの。
 「仕事」を仕方なくやっている人に「仕事ですから」を言うときには気をつけよう。
 (2015/9/16追記)

閑話休題

 何かテーマを決めて文章を書こうとすると、そのテーマについて考える必要がある。考えるときに、多くの視点からテーマをとらえると、深い思考ができる。

 宮川俊彦氏のいう「文章を書こう」は、「物事を多くの視点からとらえて深く考えよう。」ということだ。

 決して、「パターンに嵌めて点数が取れる文章を書こう。」ではない。文章を書く前に考えることが重要だということだ。

 昇格する!論文を書く(2015/08/25) を読んだ時に、なぜ、わずか600字程度の小論文から著者の人となりまで推測できるのか不思議だった。自分は「読解力」が不足しているのだろうと思っていた。

 しかし、多角的な視点で物事をとらえる「思考力」、思考したことを文章にする「表現力」
、他人が書いた文章から思考を理解する「読解力」、これらは単独で向上するものではなく一体として向上させるものだ。

 つまり、本を読んでも「読解力」だけが向上するわけではなく、 本を読み、考えて、文章を書くことで。「思考力」「表現力」と合わせて「読解力」も向上するということだ。

 習ってきた国語教育とは異なるよな。

2015年9月 6日 (日)

携帯用老眼鏡

 何年か前から老眼鏡がないと本が読めなくなってしまった。事務仕事やパソコンを使うときには遠近両用めがねを使っている。たまに老眼鏡を忘れることがある。そのときには仕事にならないし、電車で本も読めない。

 100均で見つけた携帯用の老眼鏡をいつも通勤かばんに入れている。

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2

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 この老眼鏡は100円だけあって華奢だ。しかも、長時間かけていると頭が痛くなる。更に、つるが折れる。(写真の老眼鏡は2本目。)

 ケースは円筒なのでポケットに入れるとかさばる。普通のめがねケースほどではないけれど。

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 近所のスーパーに、ここ数ヶ月閉店セールをやってる眼鏡屋がある。ふらりと立ち寄ってみたら携帯用の老眼鏡があった。

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つるがケースをかねていて薄いのでポケットに入れてもかさばらない。

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男って、変形ロボみたいなギミックが好きなんだよね。

2015年9月 4日 (金)

恒例ウオーキング大会

今年も恒例のウオーキング大会があった。

 これまで、新宿―中野 東京―四谷 四谷―新宿 を歩いたので今年は 越中島―東京にした。

 地下鉄の出口付近には必ず地図がある。地下から地上に出ると方向感覚が狂うからだろう。 JR京葉線の潮見駅―東京間は地下深く潜るので越中島駅は深い。ところが、JRの地上出口付近には地図が設置されていないので地上に出ると戸惑ってしまう。

閑話休題

 越中島駅から永代通りに出て東京駅(大手町)に至る分かり易いルートを選択した。

 隅田川に架かる永代橋と

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永代橋から見た中央大橋
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 永代通りを歩いてメトロ日本橋駅まできて、日本橋を渡って神田に向かうことにした。

日本橋の麒麟

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今年も雨模様だったけど、去年ほど降らなくてよかった。

2015年9月 2日 (水)

集合知とは何か <ネット時代の「知」のゆくえ>

集合知とは何か ネット時代の「知」のゆくえ 西垣通 中央公論新社

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 googleやwikipedia、SNS、ビッグデータなどの今流行の議論ではなく、「知」とはという哲学的な思考から始めているまじめな本。哲学の知識があると理解が進むと思う。

 透明でフラットなグローバル世界を作り、ネット集合知を利用して効率よく意識決定するという企ては、結局お粗末すぎることが分かった。
先ず、情報社会のイメージを変えることが大切である。グローバルでフラットな社会がただ一つあり、開かれた存在である個人がその中で自由に情報を交換できるという通俗的イメージは、捨て去ることにしよう。かわりに、ローカルな半独立の社会集団の連合体というイメージを持たなくてはならない。

  -中略-

では、こういった階層的な連合体としての情報社会において、ITはいかなる役割をもつべきなのだろうか。個人同士、集団同士をむすぶグローバルなネットはもちろん不可欠だが、それだけでは足りない。むしろ大切なのは、ローカルな社会集団内でのコミュニケーションの密度をあげ活性化していくためのITだろう。

 集合知の観点では、情報共有(6)(2015/08/04) で書いた理想的なモデルはお粗末らしい。

 一方で、「階層的な連合体」は階層型組織に一見マッチするように見えるが、集合知を活用するための「階層的な連合体」は必ずしも組織管理のための階層と一致しないのではないか。

 また、集合知が正解に近づくには個々の多様性が必要だという。個が判断を行う際に異なる思考により判断するという多様性が重要らしい。

 似たような学歴の者を採用し、画一的なキャリアパスの下で、似たような者を昇任させれば多様性はなくなるのは当然だ。

 ウチのように多様性のない組織では集合知を活用するのは無理のようだ。

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