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2016年1月31日 (日)

技術の分かる管理職を目指すという勘違い

 技術系管理職にはマネジメント能力がなければ、部下の技術者の成果を上げられない。

 技術の分かる管理職を目指すという人がいた。 技術が分からない上司に苦労した経験があるのだろう。その気持ちはよく分かるのだが、、、何か釈然としないので考えてみた。

 ちょっと前まで、一生技術者として生きていこうと思っていた。そのときには、有能な(プロフェッショナル)なマネジャが欲しいと思っていた。管理職に技術的な問題解決を手伝って欲しいとは思わなかった。むしろ、「部下の仕事に手を出さず自分の仕事をしろヨ」を思っていた。

 つまり、管理職に不可欠な能力はマネジメント能力であって技術力ではないと思う。

 技術的な知見があり、しかも、マネジメント能力に長けている管理職はレッドリストに載るくらい希少だ。大抵はどちらか(または、両方)が足りない。

技術的な知見はあるけれどマネジメント能力がない管理職と、技術的な知見は無いけれどマネジメント能力がある管理職がいるなら、迷わず後者を選ぶ。

 技術者は自分が持つ技術で成果をあげて初めて技術者としての存在価値がある。
管理職に技術的知見があったとしても部下が技術で成果を上げることができなければ管理職としての存在価値は無い。 ならば、管理職に必須の能力はマネジメント能力ではないか。

 技術者上がりは、マネジメント能力を獲得することで、技術的知見も、マネジメント能力もある管理職になれる可能性がある。

 「技術の分かる管理職を目指す」という勘違いを改めなければ、技術者のマネジメントはできないのではないか。


技術者のマネジメント(http://yoshi-s.cocolog-nifty.com/cpu/management.html)


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