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2016年3月21日 (月)

やりがい <やりがいのある仕事を与えることはできるのか>

 同期と飲んだ時に議論になった。
彼は「部下にやりがいのある仕事を与える」と言う。 「与える」に引っ掛かった。

 彼の真意は「部下にとってやりがいのある仕事を、見付け、創出して、与える」
だった。「やりがいのある仕事を見付ける」「やりがいのある仕事を創出する」ことが
重要で、「与える」は重要ではなかったのだが...

 議論の核心とは違うところで引っ掛かる厄介な性格だ。

せっかく引っかかったのでシラフになってから、「部下にやりがいのある仕事を与える」を考えてみた。

 「やりがい」は「報酬への期待」だと思う。
「報酬」は「金銭」とは限らず「地位」「名誉」「褒誉」「自身の成長」など多岐にわたる。
つまり、「やりがいのある仕事とは」人によって、
「給料が増える仕事」であったり「出世につながる仕事」であったり「褒められる仕事」であったり「自分が成長できる仕事」であったり。

 官僚組織で、年功序列型の組織では、「金銭」「地位」は、規則で定められているので自由にならないことが多いから、狙って「給料が増える仕事」や「出世につながる仕事」を与えることは困難だ。

 また、人それぞれ「やりがい」は違うから、部下にやりがいのある仕事を与えようとすると。
部下それぞれの「やりがい」を聞き取り、それぞれに「やりがいのある仕事を」を見付けて与えなければならない。部下にとって、やりがいのある仕事が、そんなに簡単に見付けられたり、創出できたりするのだろうかと思う。

 上司や組織が考える「やりがい」ならば、見つけることも、創出することも可能だろう。そして、その上司や組織が考える「やりがいのある仕事」なら部下に与えることはできる。

 「部下にやりがいのある仕事を与える」に潜む、上司や組織が考える「やりがい」の押し付けに脊髄反射で引っ掛かったのだと思う。

 では、マネジャの立場で、「部下にやりがいのある仕事を与える」ことはできないのだろうかと考えてみた。
「やりがい」は人それぞれ違うので、それぞれの「やりがい」を満足する仕事を与えることができるのだろうか?

 経験からいうと、仕事に「やりがい」はあった方が良い。40歳を過ぎて「やりがい」を真面目に考え始めた。「やりがい」は経験や年齢、環境で変わるので、自分で見付けるしかない。決して、上司が与えられるものではない。

 さらに、マネジャが責任を負うべきは、組織や部下の「成果」であって「やりがい」ではない。

 部下が「やりがい」を見つけるのを助けることはできるし、
「やりがい」を見付けた部下に、やりがいが感じられる仕事をなるべくアサインすることもできるだろう。

 しかし、自分のマネジメント能力では、「やりがいのある仕事を与える」と宣言できない。言えるだけの能力がないのかもしれない。

 同期が「部下にやりがいのある仕事を与える」と言えることが羨ましかったのかもしれない。


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