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2016年5月 3日 (火)

ガバナンス 2016/04 ぎょうせい

ガバナンス 2016/04 ぎょうせい

201604

表紙が元吉由紀子さんだったのでジャケ買いしてしまった。

巻頭の元吉さんの記事にある、

民間で「やらされ感がある」というのは、やりたいことができないことを指すケースが多いが、自治体の場合、「やらされているのが嫌ならば何がやりたいのか」と問うと答えに窮する。つまり、単にやりたくないだけで、やりたいことは何もない。法律に基づく仕事は、「やらなければならない」と一応納得できる。一方、地方分権が進み、自治体のトップ等が自己決定したことについて職員は「やらされている」と感じてしまう。

は厳しいなあ...

 ウチは自治体ではないのだけれど官僚的階層組織なので、「やらされ感を感じる」の構造は同じだ。

 知らないところで決まったことが、「訳は分からなくていいからやれ」と現場に落ちてくる。官僚組織では良くあることだ。訳が分からなくても一応の作業ができてしまうのが官僚組織だ。

 理想的な官僚組織なら良いのだけれど、官僚組織の構成員が感情のないロボットではなく、感情を持った生身の人だから「やらされ感」を感じてしまう。 そして、長年、「やらされ感」の中にいると、「やらされ感」をかわすことを覚え、自分が「何をやりたいのか」を忘れてしまう。

 そんなときに、「何がやりたいのか」を改めて聞かれると、答えに窮するのではないだろうか。

 「やらされ感」は、意思決定した人や命令する人が「なぜやるか」まで説明しないこと、命令される側が「なぜやるか」を考えないことが原因だ。この問題は、官僚組織ができてから今日まで続いているのだろう。 

 自然に改善されることはない。 だから、風土改革が必要になる。 そして、 「やりたいこと」がある人や「なぜやるか」を考えて仕事をしている人は、風土改革しようとするのだろう。

 自治体のように外部からトップがやってきて風土改革を言い始めると「やりたいこと」を考え直すチャンスはある。

 しかし、トップが内部からの昇進の場合は、風土改革は極めて困難だ。

 でも、諦めてないけどね。


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