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2016年8月22日 (月)

中央大学駅伝部はなぜ「1年生主将」を選んだか

中央大駅伝部はなぜ「1年生主将」を選んだか 東洋経済ONLINE 2016/07/27

箱根常連校の駅伝部はスカウト、トレーニング、マネジメントどれが欠けても成績が残せないようになっているようだ。 企業なら、採用、研修、マネジメントととうところだろう。企業と大きく違うのは駅伝の選手は4年間しか在籍しないということである。

 箱根駅伝は各区間約20Km、10区間だから、高校時代から成績が良かったスパースターを集めるだけでではエントリできないので、高校時代無名の選手を4年以内に箱根レベルまで能力アップしなければならない。

 短期間で箱根レベルまで能力を向上させて試合で成績を残すためにはマネジメントが特に重要にになるのだろう。 事実、駒澤大学の八木沢監督や山梨学院大学の上田監督、青山学院大学の原監督など監督が変わってから成績が急上昇する例が多い。

 監督に就任した藤原監督の現状分析によると、中央大学駅伝部はスカウト、トレーニング、マネジメントいずれも問題があるという。 競合相手(明治、青山)の台頭により中央大学のブランドが低下したこと、部員の士気の低下、自身のマネジメント不足などを上げている。

 藤原監督が選手時代には認められていなかった原付の使用が認められていることについて、

「私はホンダにいたので、乗り物の便利さとリスクはしっかり学んできたつもりです。競技を続けている間は、二輪車のリスクは低くありません。
本当にちょっとずつなんですけど、チームはよくない方向に進んでしまったと思いますね。人間は楽な方に流れます。長い年月をかけて、結果が悪くても、徐々に許されてしまうような雰囲気になってしまった。それが、今の中央大の姿じゃないでしょうか」

という。

 1年生の主将抜擢は変化のスピードを求めてのことらしいが、2,3年生部員の士気を低下させないための方便のような気がする。 現状は関東の大学で25番目らしい。ここから箱根の出場権を得るには4年生の奮起が不可欠だろう。

 2013年に、3年生を主将にして前年19位から総合優勝した東京体育大学の例もあるが、真意は、1年生が3、4年生になる2年後3年後を睨んでのことではないだろうか。

閑話休題

 環境の変化に適応できず、知らず知らずのうちに成果があがらなくなることはある。
さらに、成果があがらないことに危機感を感じなくなることもある。(身近にある)
そして、気が付いた時には手遅れになり頓死する。

 問題は誰がこの悪循環をリセットするかである。 Sharpのようにリセットできなかった例もある。 箱根駅伝の場合は4年間でメンバーが入れ替わるが、会社組織の場合は短期間でメンバーを入れ替えることはできない。

 内部にいる者が自ら変わるしかない。

 退職が見えているオヤジ(4年生)の奮起は必要だが、次世代の人達は組織の風土の改革を彼らに期待してはならない。

 若くても(1年生でも)リーダーになることはできる。


 2016/10/15に行われた2017箱根駅伝予選会で、中央大は惜しくも11で88年の連続出が途絶えた。4年生は奮起したけれど44秒足りなかった。今後に期待しよう。

 何年もかけて悪くなった状態はすぐにはよくならない。何年かかけて元に戻すしかないのだと思う。

(2016/10/15追記)


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