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2016年8月28日 (日)

セキュリティ技術者不足

 セキュリティ技術者は2020年に20万人不足するらしい。

一体誰が見積もっているんだろうと思ったら、言い出しっぺは経産省らしい。
(「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果を取りまとめました」経済産業省 )

 昔から、プログラマーが×万人不足するのようなことは耳にするけれど、こんなに不足するなら、プログラマーの市場価値が急騰しているとか、なりたい職業ランキングの上位にランキングされるかというと。そういう話は聞かない。

 セキュリティ技術者不足もこの類の話なのだろうか?
 危機感を煽って国の施策になると金が動くので、嬉しい人達がいるんじゃなかろうか?

 セキュリティ技術者が不足するという発表を受けて、多くの人が「セキュリティ技術者の育成」を口にする。ところが、セキュリティ技術者育成ならまだしも、トップガンの育成だったりホワイト・ハッカーの育成だったりだ。 これくらいブチ上げないと金が取れないという事情は分からないでもないが、他方で地に脚を付けた施策や活動は必要だと思う。

 トラックやバスなどの大型自動車のドライバーが不足していると言われている運輸業界で、ドライバーを増やすためにF1ドライバーを育成すると言ってるようなものだ。

 セキュリティ技術者を育成すると言ってる人達には2種類いることに気が付いた。
育成に必要な機器やコンテンツを売ってる人達とそれを使う人達だ。

 売ってる人達が言うことを聞いてみると、人物像や、達成目標は、企業の要求や社会の要求だ。金儲けだから、直接金を払う人に訴求しなければならないのだろう。

 では、使う人達はどうかというと、やっぱり企業や社会のが求める人物像や達成目標を表に出す人達が多い。

 学校関係者もそうだ。受講者や学生のスキルを向上させて、人材の市場価値を上げるのだと。

 問題は、教えられる側の観点を持った人がいないということ。

 ICT業界は、公的資格がなくても仕事ができるから、参入障壁が低い。参入障壁が低い業界では労働力は買い叩かれる。業界はICT技術者が足りないと言っているが、少々の技能と体力を持った者を買い叩いて働かせている。そして体力と気力がなくなった時点で使い捨てる。これが、IT技術者がデジタル土方と言われる元凶だ。

 せめて、社会に出る前の学生・生徒を教える人達は、企業や社会の目線ではなく、教えられる側(学生・生徒)の立場で、企業に使い捨てにされない人材を育ててほしいと思う。


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