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2016年11月 6日 (日)

オフサイトミーティングを企画して分かったこと <信頼関係以上の話はできない>

 オフサイトミーティングを企画して分かったことは、参加者の信頼関係以上の話はできないということ。

  • 初対面の場合、互いに敵意が無いという信頼関係
  • 上位の者が参加する場合、無意識の権力で害を与えないという信頼関係
  • 参加者が解決しようとしている問題が共通しているという信頼関係

 オフサイトミーティングを企画して何回か失敗した。その結果

  • いきなり知らない同士腹を割って話せと言われても無理な話だ。
  • 利害関係があるのに本音を話せと言われても無理な話だ。

ということが今更ながら分かった。

 改めて言われなくても分かることだけれどミーティングを企画すると意外と実現できない。

 信頼関係は相手に敵意が無いことが相互に分かってはじめて築くことができる。そもそも、相手を知らない場合には、警戒するのが人の本能というものだ。 初対面の人と世間話をするときには、野球と、政治の話をしてはならないと言われる。初対面の人とは世間話さえ警戒するものだ。

 つまり、相手の人となりを知らなければ、世間話以上の話はできない。

 他部門など利害関係がある場合には本音が話せない。好き好んで自分を不利な立場にする者はいない。しかし、部門間の利害関係のように対等な利害関係の場合は、直接会って、話して、人となりを知ることで越えられるような気がする。

 見落としがちなのは、上司と部下など職階上の上下関係、本店と支店など組織的な上下関係の上の立場の者だ。 参加者が上の立場の者と 面識もあり、人となりも知っていて、敵意が無いことも知っていたとしても、直ちに本音が話せるわけではない。

 上の立場の者には「無意識の権力」がある。無意識だから、意識してその権力を行使しないことを示さなければ、参加者は本音は話せない。

 官僚型の組織、階層型の組織では「立場」から強力な無意識の権力が発生する。

 「今日は無礼講で」を信じて本音を言うのは、空気が読めない人か、自爆覚悟の発言くらいのものである。

 直接会って、話して、人となりを知り、互いに敵意が無いことを確認する方法は、自分ガタリやモヤモヤガタリ等がある。

 上の立場の者が参加する場合には、その人が、無意識の権力を行使しないという信頼関係を築かなければならないが、面識がない場合にはかなり難しいのではないだろうか。上の立場の者が参加するには、参加者と信頼関係を築いてておくことが必要である。

 自分を振り返ってみると、参加者と信頼関係が築かれているかは、よく分からない。未だ手探り状態だから、信頼関係を築く具体的な方法は分からない。(飲み会に参加するというレガシーな方法は思いつくけれど。)

 オフサイトミーティング形式のミーティングで問題解決しようとする場合には、互いに参加者の考え方や立場の違いを理解した上で、互いに協力して問題を解決しようとしているという信頼関係がなければ、問題解決は到底無理だ。

 オフサイトミーティングに限らず、多くの人が失敗するのは、信頼関係が構築されていないのにいきなり問題解決を目的としたミーティングに「本音」を持ち込もうとしている場合だと思う。


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