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2017年6月

2017年6月30日 (金)

問題解決 <プロセスを知ることが重要>

 とある会議に出席した。
 与えられた時間は5分だけだけど、会議の後の懇親会が主目的だったりするので、まあいいかという感じだ。

 その会議の後半で、課題に対する討議の時間が設けられていた。問題解決のための討議なのだろうと聞いているとそうでもないようだった。

 トヨタでは問題を解決しようとすると

  1. 問題の明確化
  2. 現状の把握
  3. 目標の設定
  4. 要因の解析
  5. 対策の立案
  6. 対策の実施
  7. 効果の確認
  8. 標準化

のプロセスを踏むらしい。トヨタでなくても対策を立案するまでに「問題の明確化」「要因の解析」は必要だろう。

 その会議に出席した問題解決の当事者の人たちは、主催者側が予め設定した「課題」についてコメントを求められるのだが、賛成意見も反対意見も出ない。そして、最後に主催者側で予め用意してあった対策が発表されて終了した。

 最近流行っているスタイルらしい。まるで昭和のプロレスを見ているようだ。レフリー主導のエンターテイメントだ。

 残念ながらマイクが回ってこなかったので発言の機会がなかった。発言させるとちゃぶ台をひっくり返す危険性があると思われたのだろうか。

 主催者は決められた時間内に終わらせたかったという事情があったのかもしれない。その気持ちも分からなくはない。 討議をシャンシャンで終わらせたのは、当事者たちに対する「自分で考えろ」というメッセージなのだろうか。それならば、問題解決のプロセスはちゃんと踏んで、当事者たちが自分で考えるときの参考になるようにするべきだろう。

 残念ながら公式の会議の場では討議はできない文化がある。
実際の討議は非公式の場で行うにしても、問題解決のプロセスを踏んで、実施可能な対策を立案できるようになれば、問題は解決されるのだろう。そうすれば、問題が無かったことにしなくてよくなる。

 また、無謬性のくびきがあるので、問題点ありきの議論ができないという問題もある。
問題点を挙げるときには、原因が自分ではなく他にあるような問題を選ぶので、いつまでたっても自分の問題は解決されない。

 そうして、諦め感が漂っているので、問題解決のプロセスを考える人も教える人もいなくなったのかもしれない。

 それでも、本当に問題を解決したいと考えている人はいるはずだから、問題解決のプロセスを考える場を作りたいと思う。



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2017年6月28日 (水)

ジェフ・ベゾス 果てしなき野望

ジェフ・ベゾス 果てしなき野望 ブラッド・ストーン

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 電子書籍はKindle 版だけ半額だった。

 この本を読むかぎり、ジェフ・ベゾス氏は一緒に働くにはキツイ性格のようだ。

 現代ビジネスに「楽天がAmazonに勝てない理由は「物流哲学の差」にあった 2017.06.14」という記事があった。

 楽天にとって顧客は「利用者」ではなく「出店者」だから「利用者」の満足度が低くても利益は出る。一方、Amazonの顧客は「利用者」だから、「利用者」の満足度を上げなくては利益が出ない。逆に言えば、楽天よりAmazonの方が利用者のことを考えているという内容。

 ジェフ・ベゾス氏が利用者を優先するエピソードはこの本にたくさん登場する。
利用者としては良いことなのだが、Amazonと取引がある出版社、運送会社、影響を受ける小売りにとってはキツイだろう。

 「物流革命」が言われ始めて久しい。そして、とうとう、Amazonという形でやって来たということだろう。準備をしていた者は生き残れるし、準備をしていなかった者は生き残れない。 チーターは弱ったガゼルに近づき、Amazonは準備をしていないものに近づくのだ。

 ジェフ・ベゾス氏は弱ったガゼルに近づくように指示したらしい。

 しかし、よく考えてみると、Amazonが「物流革命」を起こさなかったとしても、いずれ誰かが起こすだろう。「流通革命」が起きれば、やはり、準備していないかったものは生き残れない。

 時代は必ず変わる。そして変化できる者だけが生き残れるのだろう。


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2017年6月26日 (月)

GPPLTE <3Gは安定している>

 So-net 0SIM + R-SIM 10+ で Softbank iPhone5はデータ専用なら使える。(R-SIM10+(2016/10/25))
ただし、LETをONにすると圏外病になる。しかも、3Gで使っていると2週に1回くらい圏外病になる。

 So-net 0SIMは500MBまで0円、500MB以降100円/100MBなので3Gで使うくらいがちょうど良いとLETで使うのは諦めていた。

 R-SIM10+を打っているAPNショップを覗いてみたら GPPLTEが発売されていて、LTEで使えるというので買ってみた。楽天で1,490円

こんなのが送られてくる↓

Gpplte

ゲタ部分拡大↓
Gpplte1

わざわざ「正品」と書いてある (^^;

 難しい設定はない。R-SIM10+をGPPLTEに換えて、アクティベーションするだけだ...が、LTEを掴まない...Orz  

 戻すのも面倒なので3Gで使ってみたら、R-SIM10+よりはるかに安定している。圏外病になりそうでも、3Gで掴みなおしている。

 1週間くらい使っていたら突然LETを掴んだ。

Let2

 この↑状態からLTEをOFFにすると、再度LETをONにしても掴まない。あれれ?

 Sonet 0SIMはLTEにしても遅いから3Gでもいいか。


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2017年6月24日 (土)

小林麻央さん亡くなる

小林麻央さん亡くなる NHK NEWS WEB (2017/6/23)

 闘病中だった小林麻央さんが22日逝去された。 ご冥福をお祈りいたします。

 小林麻央さんのブログ最後の更新(6/20)はオレンジジュース

 最近、不治の病でなくなった癌も多い。発見が早かったか遅れたかがが重要になっている。

 とはいえ、癌を患って生きるか死ぬかは、やはり偶然のような気がする。

 最近読んだ、

「年間300万人の大ブームは本当に辛かった」旭山動物園の園長がいま語る真実 旅のよりみちをお手伝い (2017.05.26)

にある坂東園長の

動物にとってガンは寿命である

が引っかかっていた。

 人間も動物だから癌は寿命ということなのだろうか。

 何故、偶然生き延びたのだろうかと考える。


 


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2017年6月23日 (金)

ヒネクレ者にどう対峙するか <オマエが云うか!!>

 σ^^)をよく知る人は「オマエが言うか!!」と言われそうだが...

 ヒネクレ者とは、空気が読めないとか、協調性が無いとか、拘りが強いとか、マイワールドに引きこもるなどの特性がある人のこと。

 困るのは、周囲の価値観と自分の価値観に距離があった場合に、その距離を縮めようとしないことだ。

 太古昔恐竜が絶滅したときでも哺乳類が生き延びたように、劇的に環境が変わっても、ヒネクレモノは生き延びる可能性がある。

 とはいえ、ヒネクレ者がいると周囲が困ることが多い。 そして、忠告しても指導しても効果は期待できない(無い)。効果が無いからヒネクレ者なのである。

 本当に困るのは、チームとして成果を求められたときだろう。求められる成果とヒネクレ者の価値観が一致するときは良いが、一致しないときにはチーム力が半減するので困る。 では、ヒネクレ者にどう対峙するかを考えてみようとしたが、有効な解決策は思いつかない。(^^ゞ 

 そこで、σ^^)もかなりのヒネクレ者らしい(自覚症状はちょっとだけある^^)ので、これまで、上司・同僚がσ^^)にどのように対応していたかを考えてみた。

 

矯正しようとする
ますますヒネクレる。
そもそも、人の性格を矯正できるならこの世からヒネクレ者はいなくなっている。
 
放っておく
文句を言いすぎて、放っておかれたことは多いような気がする。
放っておかれたときに興味があることを見つけると幸せな気分になって没頭する。
 
時々褒める
ヒネクレ者は普通の人とポイントがずれているので、他人から褒められたポイントは自分では大したことはないと思っていて、「こいつ分かってね~な」と思っている。
それでも「見放しているわけではない」くらいのメッセージにはなる。
 
課題を与える
ヒネクレ者は自分の価値観に合致しない課題は最小限の労力しか使わない。しかし、自分の価値感に合致した課題は期待以上の労力を使うが、ハマってしまうので、なかなか結果が出ない。
 
素直な人と組ませる
これまで、成果がでた事例を思い出すと、素直な人(整理屋、マネジャ)を組んだときだ。ヒネクレ者は独りでは成果は出ない。
 

 つまり、ヒネクレ者に対しては

  • 無理に矯正しようとしない
  • ネタを振ってハマりポイントを探す
  • ハマったら放っておく
  • 成果が出そうになったら、マネジャを投入する
  • 成果がでたら褒める

という方法が効果的のようだ。

 ただし、サンプル数1なので、世の中のすべてのヒネクレ者に有効かどうかはわからない (^^;


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2017年6月22日 (木)

なぜ今、シュンペーターなのか <イノベーション=技術革新とはかぎらない>

なぜ今、シュンペーターなのか 秋元征紘 クロスメディア・パブリッシング

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 東洋経済の記事にあった「シュンペーターのいう『新結合』」とういう言葉に引っかかったので読んでみた。

ここでシュンペーターの言っている「新結合」とは何だろうか。
『経済発展の理論』では、「経済諸要素を新たに組み合わせて結合させることにより、新しい製品、サービス、事業を創造すること」と説明されているにすぎない。

      :

 「経済諸要素を新たに組み合わせて結合させること」と一貫して論じている。つまり、技術の問題ではない。

 イノベーションは「技術革新」と訳されることが多い。シュンペーターのいう「新結合」とは「イノベーション」のことらしいが、イノベーションは技術にかぎらない広義のイノベーションだ。

 この本では例としてスティーブ・ジョブズを挙げている。
よく言われることだが、iPodには技術的な革新は無かった。シリコン・オーディオプレイヤーはすでにあったし、音楽データの圧縮技術もあった。「音楽を持ち歩く」のはSONYのWALKMANが始めたことだ。

 イノベーションはiPodではなくiTunes Storeだ。SONYが先に始めたbitmusicにできないサービスをiTunes Storeが提供したということだ。

 技術のマネジメントという観点で見ると、技術者や研究者の関心は技術革新に向きがちだ。もっと言えば、既存の技術の寄せ集めなど価値は無いと思っている。 しかし、マネジャは今まで無かったモノを顧客に提供することを考えなければならない。モノは「物」とは限らず「サービス」のこともある。

 ここが、技術者上がりのマネジャにとってはコペテンだったりする。


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2017年6月19日 (月)

公務員になるというリスク <安定神話>

公務員になるというリスク (http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12284089782.html)
島田正樹氏のFacebookではコメントがたくさんついている。

 島田正樹氏の視点は未来だけれど、現在の視点でコメントしている人が多いような気がする。

 島田正樹氏の将来の展望は正しいと思う。
「安定している」と世間の人の大部分が思っていて、公務員も将来どうなるかわからないと思っているのに、考えないようにしているのではないだろうか。そして、「公務員は安定している神話」ができ上がっている。

 そして、リタイヤしたら悠々自適、晴耕雨読というのは古き良き時代の話だ。
LIFE SHIFT
でリンダ・グラットン氏が指摘しているように、これからはリタイアした後のセカンド・キャリアのことを考えなくてはならない。それは公務員も同じだ。セカンド・キャリアに困らないのは、中央省庁の高級官僚だけだろう。

 と考えたときに、セカンド・キャリアを始める際に公務員の優位性はあるのか?と考える人は少ない。考えている人も少ない。いや皆、見ないようにしているだけだ。

 もう一つ、コメントには「やりたい仕事」かとという観点が少ない。

 「やりたい仕事」より「安定」は優先されるのだろうか?「やりたくない仕事」はけっこうキツイけど...

 皆、公務員には「やりたい仕事」ないと思っているのではないか。だから「安定」をとるか「やりたい仕事」をとるかの二択になっている。


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2017年6月16日 (金)

世話人 <雑務担当ではない>

 「世話人」は 広辞苑には

会や行事などで、事務を引き受けて円滑な運営をはかる人

とある。

 一般的には、幹事、事務局くらいの意味だけど、 職場の風土改革では、「風土改革の推進者」くらいの意味だ。もちろん、オフサイト・ミーティングで司会を務めることもあるけれど、世話人=司会ではない。

 幹事や事務局はいかにも雑務担当で実務担当ではないという感じだ。一方の、世話人は問題解決の当事者で雑務、調整やオフサイト・ミーティングの司会もやる。

 組織風土改革への「思い」を持っているという点で単なる雑務担当ではない。

 勝手に世話人を名乗って勝手に活動していた。ところが、最近異動したので関わるのが難しくなった。 こんなこともあろうかと、次世代の人を巻き込んでおいた。

 自分も含め、年寄り世代では悪しき風土を変えることはできないと考えて、何年か前から次世代の人たちに声をかけてきた。むしろ次世代の人たちの意識を変えることに注力してきた。

 年寄りが変わるのは難しいと思う。長年の理不尽に耐えて手にした評価が無くなることを恐れているようにも見える。わからなくもない。しかし、その評価は失礼ながら傍から見ると大したことはない。それでも、出来上がった他人の価値観を変えるのは、かなり難しいと思う。自分の能力を考えると他人の価値観を変えるのは無理だ。

 若い世代の中にも、年寄りの価値観と同じ価値観を持っている人はいる。一方で、年寄りの価値観とは違う価値観を持っている人もいる。

 後者に働きかけるたら、その人たちが年寄りになる頃には風土が変わるのではないかと思う。

 巻き込んだ人たちは世話人を募集しているようだ。「思い」を持った人集まるかな?


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2017年6月14日 (水)

ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人

ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人 荒井玲子 技評SE新書

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 ソフトウェア開発だけではなく、技術職一般に言えることではないだろうか。

  • 抽象概念を持っていない技術者は、自分が過去に経験したのとまったく同じ状況まったく同じ現象についてのみ経験を活かすことができるのに対して、抽象概念を持っている技術者は、未知の現象についても経験を活かすことができる
  • 日本語は曖昧な言語ではなく、曖昧なのは自分の思考の方だと考えるべき。
  • 「目標を達成しよう」と行動をおこすと、不思議なことに、自分に適した仕事、やりたい仕事がまわってくる。

は、技術職として働いたことがある人なら経験があるのではないだろうか。

 荒井玲子氏はトレーニングに携わっておられるからだろう。

「教育すればなんとかなる」「教育して使えるようにして」という発言がよく見られますが、教育が効果をあげるのは、本人が向上を望む場合にのみ有効です。「技術の底上げ」というのも、幻想でしかありません。ここは、学校で植えつけられた悪平等の思想がみられます。技術者が流動的に動く時代では、雇用した技術者全員を長期的に企業が教育し続け育てていく、ということが難しくなってきています。企業側が投資損になることがあるからです。

は、経営層やマネジャが感じていても言い出せないことだ。

 本来、学習は自発的なもので、教育は自発的な学習を助けるものだ。
ところが、今の教育は学習を強制するものになっているから効果は上がらない。学習を強制する教育を学校で長年受けているから、皆、効果があると錯覚しているのだ。

 内輪の話だけれど、ウチは無線設備を多く持っているので無線関係の仕事をしている人は多い。
ところが、ずいぶん前から、教育すればなんとかなるだろうと、無線の専門教育を受けた者を採用しなくなった。理工系で高学歴の者を採用して、採用後に無線の教育をすれば良いと考えたのだろう。

 確かに彼らは総じてアタマはいいから無線従事者の資格は取れる。無線通信士以外の無線の資格は過去問を覚えれば取れるので、いわゆるアタマのいい子には簡単だ。 実は、昔も過去問を覚えて資格を取っていた者は多い。

 では、何が変わったかというと、昔は、無線が好きで無線の仕事がやりたいと思っている者がいたが、今はいなくなったということだろう。その結果、無線の専門家と呼べる技術者が育たなくなった。ユーザにとって有線か無線は関係ない。しかし、通信関係の業務では無線の技術者は必要なのに。

 一度失われた技術を取り戻し伝承するには20年必要だといわれているから、今後、無線の専門家と呼べる技術者を育てて、技術やノウハウを伝承することは難しいだろう。

 全ては「教育すればなんとかなる」から始まったことだ。

閑話休題

 もう何年も部内の教育に関わっている。
若い人たちには、技術力=理論+技能+暗黙知 だと言っている。

  • 理論は記憶することができる。
  • 技能の習得には自ら体を動かして経験することが必要だ。
  • 暗黙知を獲得するには実戦経験が必要だ。

 最近の経営層や若い人には、「記憶すればなんとかなる」と考えている人が結構いるように見える。しかし、技能と暗黙知は記憶だけではなんともならない。そして、技能と暗黙知の習得には時間が必要だ。

 技術力の習得について、

 経営層やマネジャは「教育すればなんとかなる」と考えてはいけない。

 技術者を目指す者は「記憶すればなとかなる」と考えてはいけない


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2017年6月10日 (土)

講義

 毎年やってる講義。技術的な内容で、80分×5コマを1人で話すと結構疲れる。(小学校の先生は大したもんだと思う。) 普段DF入門のような内容の講義が多いので技術的な内容の講義は話す側としても楽しみにしている。

 この講義は6、7年前に初めて、毎年内容を更新して試行錯誤しながら続けてきた。今年の講義も早くから依頼がきていて4月になったら仕込みにかかろうかと考えていたら、期せずして異動してしまった。

 後任に引き継げるようにしていなかったので、今年は異動した先で講義を引き受けて来年引き継ぐようにお願いした。何とかなるだろうとタカをくくっていたら、異動先の職場は結構忙しい。(アタマを使っているわけではないのだけれど...)

 十分な準備ができなかったので内容を減らしたら余裕をもって講義ができた。これまで詰め込みすぎだったのだろう。 内容は論理的なレイヤから物理的なレイヤまで含むので、受講する人たちは大変だったと思う。

 例えば、CプログラミングからCPU、はんだ付けのように広いレイヤをカバーしている人は少ないから、今回の講義の内容を1日で完全に理解するのは難しいだろう。

 と考えたら、自分の得意なレイヤから隣接領域・隣接レイヤに理解を広げることが重要と考えるようになった。 これまでは、なるべく広い領域を理解してもらおうとシャカリキになっていたと思う。

 この講義は1日で習得するのは、おそらく無理だ。 今後自分で調べて、自分で経験しなければならないだろう。ならばシャカリキになって教えなくて良いだろう。

 今後は、技術を習得しようとする若い人たちを継続的にサポートすることを考えよう。

 などと考えながら、独り慰労会でプシュ。

S

↑の前の週末のこと、

 4月に仕事が変わって、準備ができてないので週末に実習の確認をしておこうと思ったら、実習に使うSTM32F0Dicoveryが見当たらない。;_;) 

(↓こんなやつ)
Stm32f0discovery

 先日、娘+カミさん連合の圧力に屈し、部屋を換えたときにお宝(ジャンク)箱がシャッフルされてCPUボードが入った箱が行方不明になったようだ。

 困っていたら、STM32F0Discoveryなんて知らないカミさんが見つけてくれた。「なんでちゃんと探さないかなあ」とカミさんは言うのだが、シャッフルする前はどこにあるかはちゃんとわかっていた。(^^;


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2017年6月 7日 (水)

サボタージュ・マニュアル(2)

 以前ネットで話題になった。サボタージュ・マニュアルの本誤訳

 ハード的な攻撃よりもソフト的な攻撃のほうが厄介だ。

 官僚的な組織は、「官僚組織の逆機能」を攻められると弱い。
攻撃しなくても、放っておくだけで「官僚組織の逆機能」に陥るのだから、ちょっとだけサボタージュ・マニュアルに書かれていることを実行すれば、官僚組織の機能の低下は加速するのだろう。

一例を抜粋すると

(a) 組織ごと会議

  1. 何事をするにも「決められた手順」を踏んでしなければならないと主張せよ。迅速な決断をするための簡略した手続きを認めるな
  2. 通信、議事録、決議の細かい言い回しをめぐって議論せよ。
  3. 以前の会議で決まったことを再び持ち出し、その妥当性をめぐる議論を再開せよ。
  4. あらゆる決断に対する妥当性について懸念を示せ。計画された行動はそのグループの権限内にあるのか、それが上層部の方針と矛盾していないか懸念を投げかけろ。

(b) 管理職、スーパーバイザー(顧問)

  1. 文書による指示を要求せよ。
  2. もっともらしい方法で、ペーパーワークを増大させよ。ファイルを複製することから着手せよ。
  3. 指示小切手などの発行に必要な手続きと許可を増やせ。一人でも十分なことに、3人が許可をしなければならないように取りはからえ。
  4. すべての規則を隅々まで適用せよ。

思い当たることがたくさんありすぎる。
スパイがいるのか?^^)



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2017年6月 5日 (月)

沈黙時間 

 昨年知人たちがSECCONオンライ予選に参加したときに冷やかしに行った。マジメに参加していない連中は早々に飲み会モードになるので、飲み会に参加するのが主目的だったりする。

 飲んでいて、ふと、ある人の手元を見たら珍しい時計をしている。

1

 赤色(毎時15分~18分、毎時45分~48分)は第一沈黙時間で、青色(毎正時、毎時30分)はは第二沈黙時間だ。 船舶局と海岸局はこの時間帯電波を出さずに、遭難信号(SOS)が送信されていないか聞きましょう。という時間。船舶局と海岸局にはこのような時計がかならずあった。

 まだセイコーが作ってるようだ。

セイコー MC-002↑(https://www.seiko-sts.co.jp/products/uploads/images/MC-002.jpg)

閑話休題

 その人に

 「その時計なんで沈黙時間が表示されてるの?」と聞いたら、「この時計に反応したのは3人目です」とのこと。

 うちの職場は通信士の資格を持っている人が結構いるので、反応する人が多いだろうと思ったがそうでもないらしい。通信士の資格は持っているのはオヤジくらいだから、そろそろ絶滅してきたのだろうか? 現場の技術力低下が顕在化(特に無線屋さん)しているのは偶然ではない。無線の技術者を採用していないのだ。

 彼はこの時計をたくさん買っていて、1つ譲ってくれるというので、その場で代金だけ払って忘れかけていたら先日届いた。

 見せびらかしたいけど、気づいてくれる人いるかなあ。

###

 Facebookに投稿したら1人反応してくれた。


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2017年6月 2日 (金)

「ひらがな」で話す技術 <大和ことばで話す>

「ひらがな」で話す技術 西任暁子 サンマーク出版

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 とても読みやすい。

 相手が聞きやすく話せる人は、読みやすく、わかりやすい文章が書けるのだろう。 話すときも、文章を書くときも、聞く人や読む人がわかりやすいようにと考えることは同じだ。

 IT業界で使われることば、特に専門的なことばを大和ことばで説明するのは難しい。
ついつい、IT用語事典に書いてあるような説明文をそのまま話してしまう。 説明文はIT専門的なことばだけでなく漢語もたくさん使ってあるから文章は短くても理解しにくい。

 若い人たちには「君んちのおじいちゃん、おばあちゃんがわかるように説明してみるといいよ」と言ってる。 大抵おじいちゃんやおばあちゃんは「よく分からんけど、うちの孫は難しいことを、よく知ってる」と言うだろう。

 物事が分かったからといっても、それを他の人に伝えることは難しいものだ。
学校では先生が、道理が分かるように教えてくれるし、勤め先では先輩や上役が、仕事が出来るように鍛えてくれる。 しかし、他の人に「分かりやすく伝える術」は誰も教えてくれない。 なぜなら、先生も先輩や上役も、「分かりやすく伝える術」を分かりやすく伝えることができないのだ。

 分かりやすく伝えられないのは、分かっていることが言葉や絵図にできないか、話し方や絵図が下手か、あるいは両方かだろう。 

 話し方や絵図が下手なのは、自分で工夫すれば何とかなる。教えることもできるだろう。しかし、分かっていることが言葉や絵図表にできないのは何ともならない。 いわゆる「暗黙知」というものだから。 「言葉や絵図」はいわゆる「形式知」だ。

 だから、分かっていることが言葉や絵図にできる人は、「暗黙知の形式知化」ができるということだ。

 分かっていることを言葉や絵図表にするためには

  • とりあえず絵に描いてみる。
  • とりあえず考えを書いてみる。
  • とりあえず言葉にしてみる。

そして、できれば素人に話してみて、分かり難いところを教えてもらうとよい。素人は、「分からないことが分からない」ことがあるので物分かりの良い素人の方が良いだろう。

 智慧を後々まで伝えていくためには、「暗黙知の形式知化」をしなくてはならない。
そのためには、皆が、分かっていることを言葉や絵図表にするように心がける。そして、教える立場にある者は、道理を教えるだけでなく、分かったことを言葉や絵図表にさせてみることが大切だろう。

 う~ん。知ってる大和ことばの数が足りない。(^^ゞ


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