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2017年6月 2日 (金)

「ひらがな」で話す技術 <大和ことばで話す>

「ひらがな」で話す技術 西任暁子 サンマーク出版

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 とても読みやすい。

 相手が聞きやすく話せる人は、読みやすく、わかりやすい文章が書けるのだろう。 話すときも、文章を書くときも、聞く人や読む人がわかりやすいようにと考えることは同じだ。

 IT業界で使われることば、特に専門的なことばを大和ことばで説明するのは難しい。
ついつい、IT用語事典に書いてあるような説明文をそのまま話してしまう。 説明文はIT専門的なことばだけでなく漢語もたくさん使ってあるから文章は短くても理解しにくい。

 若い人たちには「君んちのおじいちゃん、おばあちゃんがわかるように説明してみるといいよ」と言ってる。 大抵おじいちゃんやおばあちゃんは「よく分からんけど、うちの孫は難しいことを、よく知ってる」と言うだろう。

 物事が分かったからといっても、それを他の人に伝えることは難しいものだ。
学校では先生が、道理が分かるように教えてくれるし、勤め先では先輩や上役が、仕事が出来るように鍛えてくれる。 しかし、他の人に「分かりやすく伝える術」は誰も教えてくれない。 なぜなら、先生も先輩や上役も、「分かりやすく伝える術」を分かりやすく伝えることができないのだ。

 分かりやすく伝えられないのは、分かっていることが言葉や絵図にできないか、話し方や絵図が下手か、あるいは両方かだろう。 

 話し方や絵図が下手なのは、自分で工夫すれば何とかなる。教えることもできるだろう。しかし、分かっていることが言葉や絵図表にできないのは何ともならない。 いわゆる「暗黙知」というものだから。 「言葉や絵図」はいわゆる「形式知」だ。

 だから、分かっていることが言葉や絵図にできる人は、「暗黙知の形式知化」ができるということだ。

 分かっていることを言葉や絵図表にするためには

  • とりあえず絵に描いてみる。
  • とりあえず考えを書いてみる。
  • とりあえず言葉にしてみる。

そして、できれば素人に話してみて、分かり難いところを教えてもらうとよい。素人は、「分からないことが分からない」ことがあるので物分かりの良い素人の方が良いだろう。

 智慧を後々まで伝えていくためには、「暗黙知の形式知化」をしなくてはならない。
そのためには、皆が、分かっていることを言葉や絵図表にするように心がける。そして、教える立場にある者は、道理を教えるだけでなく、分かったことを言葉や絵図表にさせてみることが大切だろう。

 う~ん。知ってる大和ことばの数が足りない。(^^ゞ


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