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2017年7月28日 (金)

サイバーセキュリティ人材不足 <時流に踊らされてる?>

セキュリティ人材育成の現在地―どのような人材が、どれくらい必要なのか Security Online 2017/07/24

 東京電機大学教授の猪俣敦夫氏とデロイトトーマツサイバーセキュリティ先端研究所 所長の丸山満彦氏の対談。

丸山 オリンピックで煽っているだけで、オリンピックのあと、どうするのか。

猪俣 問題はそこなんです。いろんな大きな組織でセキュリティの部署をまとめて、横断的なほにゃららセキュリティといったグループを作ることが流行っていますけど、オリンピックが終わったあと本当に、それで生きていけるんですかっていうのがとても心配です。いや、本当に真面目な気持ちで。

 同じことを考えている人がいた。

 確かに最近は2020東京オリンピックを出汁にしたサイバーセキュリティ・バブルだ。オリンピックのような国家事業ではハコ物関係がバルブになる。それを狙って誘致している側面もあるが、一見関係がないように見える情報セキュリティも危機感を煽ってバブルにしようとしている感じがする。

 情報セキュリティ分野に限らずIT分野の技術者は人材不足であることには違いないから、人材が増えるに越したことはない。しかし、残念なことに、処遇改善やIT業界の体質改善の議論は聞こえてこない。
たいていは、ホワイトハッカーとかトップガンとか橋渡し人材とかふわふわした議論ばかりだ。

 世間がこんな風だから、部内でもサイバーセキュリティ関係の部署は熱に浮かされて、ふわふわしている感じは拭えない。
オリンピック終了後を睨んで、この機に乗じて人を増やしておくなどの強かな戦略があれば良いのだが、部門内で人のやり繰りをするから、ふわふわした仕事をする人が増え、地に足が付いた仕事をする人が減る。 結局バブルなのに現場はちっとも楽にならない。楽にならないどころか、技術やノウハウの伝承は切実な問題になっている。

 バブルが終了して皆が正気に戻って、自分たちが本当にやるべき仕事に気づいたとき手遅れになってなければ良いのだが。

 「時流に乗る」のと「時流に踊らされる」とは違う。


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