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2018年3月

2018年3月31日 (土)

iPhone補聴器アプリ

母用に買ったSONYの集音器(SMR-10)を使ってみたら良い感じだった。

 3万円は高いので安い集音器を探していたときに、ふと、iPhoneのアプリにあるんじゃないかと思い探してみたら結構あった。 その中で、耳のf特を測ってそれに応じた増幅をしてくれるアプリがあったので使ってみた。

Petralex 補聴器

Apppetralex

PETRALEXはデジタル補聴器アプリらい。

解説を読むと、イコライザー程度のものかと思ったらちゃんとデジタル処理しているようだ。


(↑http://petralex.pro/res/posts/image-1503301715420.png)

(リンクを修正 2018/6/26)

イヤホンを繋いでテストすると、オヤジのくたびれた耳の特性はこんな感じ

Trtralex

やはり高域がかなり落ちてる。

 最近会議で遠くに座った人がボソボソ喋ると聴き難い。全く聞こえないわけではないので、文脈で理解しているのだが、ストレスが溜まってしまう。

 こんど、会議で使ってみよう。 「音楽聞いてるのか!」と言われないように注意しなくては。

検査アプリ

 検査アプリもある。

Appuhearapp

uHear

 ヘッドホン込みの特性だけど、高域は mild loss(軽度難聴)とmoderate loss(中等度難聴)の境界くらいだ。normal hearing(正常) に収まっていない人は受診した方が良いらしい。

Uhear

今後

 今後まともなスマートフォンの補聴器アプリがでてくると、補聴器は売れなくなるのだろう。

 補聴器が高いのはハードウェアと検査、フィッティングをしてくれる人の人件費が含まれているからだろう。 今後、Petralexのように測定→フィッティングを賢くやってくれるアプリがたくさん出てきたら、わざわざ補聴器は買わないだろう。 今後、補聴器はスマホアプリに勝てる何かが必要になってくる。勝てる何かが無ければアプリに置き換えられるのではないだろうか?


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2018年3月27日 (火)

SMR-10 SONY高機能集音器

ソニーの高機能集音器SMR-10を買った。

  • 高価・高機能
  • 集音器として使えなかったら、最低ワイヤレス・スピーカーとして使える
  • 家電が苦手な人にはサポートが必要(高齢の親にぽんと渡して使うのは難しい)

集音器

 「補聴器」は医療用品なので「集音器」として売っている。
医療用の補聴器は高価だ。ふらりと眼鏡屋さんに行って試聴しようと思ったら、検査が必要らしく面倒なので止めたことがある。。

 集音器は専門家による検査も調整もない代わりに医療機器としての法規制を受けないので安い。

価格

 その中にあってこの商品は高価な部類だ。2018/3/27現在で、ソニーストアでは34,880円、Amazone最安は31,852円、楽天の最安は32,738円。

Smr10 Smr10_2

 高価なだけあって、 シーンに合わせて雑音を抑える機能や自分の声をキャンセルする機能、テレビの音声を無線で伝送するテレビ用スピーカー機能がある。

 しかし、試用しないで通販で買うにはちょっと高すぎる気もする。

 難聴の母のために買ったのだが、母が使わないなら自分で使おうと思いポチった。ずいぶん前から耳鳴りがして小さな声が聞き取り難くなっている。最悪、テレビ用ワイヤレス・スピーカとしても使えるだろう。

設定・操作

 取説は超簡単というか最低限の説明しか書いていない。調整は音声ガイドに従って操作しろということらしいが、 難聴+高齢の母には難しいようだ。

 そもそも、音声ガイドが聞こえるようにしなければ始まらない。

 かといって、他人が設定しようにも聴こえ方が違うので設定できないし、音声ガイドは外には聞こえないのでアドバイスもできない。

 左側に音量UP/DOWNボタン、UP側にポッチがある。右側に電源ボタンとモードスイッチ。
モードは集音/テレビ(イヤホン)/テレビ(耳元スピーカー)

Smr10_3 Smr10_4

 手探りで操作しなければならない。高齢の母は3段階のモード切り替えに戸惑っていた。

 イヤホンには「R」「L」ではなく「右」「左」の表示がある。年寄に優しい。

 とりあえず母には会話ができる程度に使えるようになるまでデフォルトで使てもらった。
そして、アドバイスできるように一通りガイドに従って操作してから、母に設定してもらった。

使用感

 母の難聴はこの製品が想定している程度(軽~中)より重度だろう。一人で暮らしているときはテレビの音量をかなり上げていたので、家族と一緒にテレビを見ているときには音声は聞こえてなかった。

 この製品のテレビ用スピーカー機能で今まで聞こえなかったテレビの音声が聞こえるようになったり、不自由ながらも会話できるようになったので効果はあったようだ。

 もう少し使ってみて使い心地を聞いてみよう。

 会話が増えると良いのだが。

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 SMR-10は充電台が送信器になっている。 Bluetoothイヤホン買ってきたら使えるんじゃないだろうか?

Smr10_5 Smr10_6


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モトローラ6800伝説

モトローラ6800伝説 鈴木哲哉 ラトルズ

前から気になっていたので丸善に立寄ったついでに買ってきた。

6800

帯を見ると会員登録するとpdf版がダウンロードできるそうだ。  でもCD-ROM付きで売っていた。
68001 6800cd

 MC6800はクロックを作るのが面倒だから、クロックジェネレータを内蔵しているMC6802の方が使いやすい。

 この本では、8pinPICで面倒なクロックを作っている。 こだわる人はMC6871等を使うのだろう。

 この本で紹介されているプリント基板はスイッチサイエンスで売られている。

MikbugやVTLが書かれたUV-EPROMも売っているので簡単に楽しむことができそうだ。

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 マイコンの勉強を始めたのは松本吉彦氏の「私だけのマイコン設計&製作」だった。


(↑ https://twitter.com/dream_library_/status/781940463410421761

この本を買ったのは1978年頃。

 当時田舎ではMPUは売っていなかったからトラ技の広告をチェックしていた。MC6800、MC6810、MC6820も高かったけど、MC6871(クロックジェネレータ)が高かった記憶がある。この本のとおりに作ろうとすると、到底小遣いで買える値段ではなかった。

 昔買えなかった物は40年経った今でも欲しくなるんだよね。


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2018年3月25日 (日)

田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪

堀江貴文氏「田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪」
NEWS ポストセブン(2018/03/21)

 特に田舎に暮らすITリテラシーの低い親は最悪だ。主な情報源はテレビ。新聞に書いてあることが全部、真実だと思い込んでいる。大企業に就職しろだの、結婚しろだのと、短絡的にまくし立てる。彼らの頭で考える指摘や判断は、害悪になることが少なくない。

 この部分に注目すると、ホリエモンは血も涙もない冷血野郎のようだ。しかし、

 親子の情愛まで否定するつもりはない。しかし、実の親は、何かの知見を得る相手として、信用するに足るものではないと断言できる。

とおっしゃる。
つまり、「親子の情愛は、信用を保証できるものではない」ということだ。

 日本は儒教の影響を受けているから、年長者、特に親には無条件で敬うのが普通だ。

 昔の「知見」は、知識と経験に依るところが大きく、親は子より圧倒的に知見を持っていたから、 「親父の小言と冷酒は後から効く」は正しかった。
これは、過去の経験から得た、言うなれば「静的な知見」だ。

 ところが、現在の「知見」は、ネットにある大量の情報を処理して自分で考える能力に依るところが大きくなってきた。
これは、変わりつつある情報を処理して得られる、言うなれば「動的な知見」だ。

 現在は昔と比べて、「動的な知見」の重要性は大きくなり、相対的に「静的な知見」の重要性が低くなってきたが、「静的な知見」が全く不要というわけではないだろう。 「静的な知見」が智慧になっている人はいる。

 しかし、将来に関わる判断については「動的な知見」が重要で「静的な知見」は参考にならない。

 例えば、郊外に土地付き一戸建てを35年ローンで買うことを親に相談すると、反対する親は少ないだろう、むしろ一人前になったと喜ぶ親は多いのではないだろうか。 ところが、35年先にこの物件は老人ばかりが住む郊外の築35年の中古住宅だ。その頃には若者は共働きで都心に住んでいるから売ろうにも買い手はいない。いわば不良資産になる可能性が高い。

 親の世代の価値観は昭和の高度成長期に田舎から都会に出てきたサラリーマンの価値観だ。この価値観や経験で判断するから、平成が終わろうかという時代の35年ローンについて客観的な判断ができない。つまり、親の世代の知見は35年後の将来にかかわる判断の参考にならないということだ。

 職場で親子ほどの歳の差がある若い人たちに話す機会がある。

  • 憶えるのではなく考えよう。
  • 真似るのではなく工夫しよう。

そして、

  • オヤジ達は10年前の情報で10年先を判断しようとしているから、オヤジ達の将来の展望は信用しない方が良い

とアドバイスしている。

アドバイスしている奴σ^^)がオヤジなんだけどね。 (^^ゞ


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2018年3月23日 (金)

マルツでDigikey

マルツとDigikeyが提携したらしい。

マルツのサイトを見ると

  • Digi-Key社アイテム 1個から送料240円(サイズにより送料450円)でお届け致します。
  • 請求書後払い、校費決済でDigi-Key社の製品を購入できます
  • マルツオンラインで合計3,000円以上のご購入なら送料無料

らしい。

Digkeyは品揃えが良いし遅くないのだが、6,000円以上(つい最近まで7,500円)買わないと送料が2,000円かかってしまう。

 Digikeyで買うときは、まとめて買うか、つい余計に買ってしまうことがあった。マルツ経由で買うと1個から買えて送料240円はありがたい。

 どうやったらマルツ経由で買えるの?と思い調べてみた。 どうやら、Digkeyで買うことを指定することはできないようだ。

 購入したい部品を検索すると、「品質ランク」にS1(Digi-Kkey)が表示される。 

Photo

 マルツで扱っている商品はマルツから出荷され、マルツで扱っていない商品はDigikeyから出荷されるということか。(当たり前といえば当たり前)

 納期は5日程度になっているので、Digikeyから直接買うより1,2日長くなっている。マルツで中継する分長くなっているのだろう。

 便利な世の中になったものだ。


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2018年3月21日 (水)

媚びない人生 <従順な羊ではなく野良猫になれ>

媚びない人生 ジョン・キム ダイヤモンド社

Photo_3

 ジョン・キム氏は 「従順な羊ではなく野良猫になれ」 とおっしゃる。

 羊社員は自らボスを作り出し、従い、そして依存することで、安定した自分の居場所を確保しようとする。
そして、

野良猫というのは、自由で独立した存在である。飼い主はいるが、縛られない。愛嬌も振りまくが、魂までは売らない。いつでも飛び出す気持ちを持っていて、でも今は飼い主にきちんと貢献する

 依存するでもなく、依存されるでもない。 これは難しい。

  • 組織に依存したら自由ではいられない。
  • 組織から頼られないなら存在意義が無い

微妙なバランスが必要だ。

 だから、知らず知らずのうちに羊社員になっていないか、知らず知らずのうちにあてにされなくなっていないか、いつもチェックしなければならないのだろう。

また、

その選択が生み出す結果に対して責任を負う決意に基づくのであれば、その選択はその時点で常に正しい

とおっしゃる。

 宮本武蔵の言う「我事において後悔をせず」に通じるところがある。

 自由と責任は不可分だから自分の選択に責任を負えば自由になれる。


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2018年3月19日 (月)

中野四季の森公園 桜(2018)

毎年チェックしている中野四季の森公園の桜

20181

東京は17日に開花宣言されたけど、この桜はまだ咲いていない。

20182

もうこの桜を見ることもないのかな。

2018年3月16日 (金)

"公務員はやりがいのある仕事だ"という嘘

"公務員はやりがいのある仕事だ"という嘘 公務員 島田正樹 ~仕事と私事と志事と~
アメブロ (2018/03/14)

 島田正樹氏は、やりがいは主観的なもので、現職公務員のやりがいは公務員志望者にとってやりがいとは限らないとおっしゃる。そして、地方公務員を志望する人に公務員の現実を伝える活動として「公務員キャリアデザインスタジオ」を主宰しておられる。

 やりがいが主観的であることは、どの業界、どの職種でも同じことだ。

 いまの仕事はサイバー・セキュリティ関係で、今この業界はバブルなのでかなり人材不足だ。優秀な人材は争奪戦になるから、採用活動ではつい「やりがいがある職場です」と言いたくなる。

 ところが、ウチの職場はICT全般を扱っているから、採用後すぐにサイバー・セキュリティ部門に配属されるとは限らない。しかも、技術者のキャリアパスはあまり整備されていないから、技術で生きていこうとすると悩みも多い。

 あなたのやりがいを聞かせてと言われると、根が正直(ヒネクレ者)だから、単に「やりがいがあります。」とは言いづらい。正直なところ「やりがいを見つけることができたけど、それ以上に嫌なこともあった。」とは言えるけど、二言三言では語れないなあ。

 採用活動などで単に「やりがいがあります。」と言うとミスリードしてしまいそうだ。
などと、エライ人に話したら、「そこまで気にしなくていいんじゃないの?」と言われたことがある。そのときは、「そんなイイカゲンな!」と憤慨した。 

 ところが、冷静になって考えてみると、

 素直に「やりがいがあります。」と言えないのは、自分の価値観を主張しようとしていることの裏返しなのかもしれない。
 やりがいと嫌な仕事の狭間で葛藤している自分を正当化しようとしているだけかもしれない。
 これって単に鬱陶しい奴じゃないか!!。
 やりがいは、自分で感じれば良いことだ。

と考えた。

 オヤジが葛藤するのは、昔(今も?)は転職に高い障壁があったので、一つの職場でいろいろな願望を実現しようとするからだ。 ところが、これからの時代は、一生同じ職場で働くことは稀になるだろう。自分が目指すキャリアパスがないなら転職すればよい。 人生の中で、やりがいを求める期間、報酬を求める期間が異なっていても良いし、それぞれ別の職場で追い求めても良い。

 そう考えると、エライ人の言うとおりに深く考えないで「私は◯◯にやりがいを感じています。」と言えばよいと思う。

 若い人たちにとっては、オヤジのやりがいより事実を伝えた方が役に立つというものだ。



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2018年3月14日 (水)

フツーーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上部の寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉

フツーーの主婦が、弱かった青山学院大学陸上部の寮母になって箱根駅伝で常連校になるまでを支えた39の言葉 原美穂 アスコム

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原美穂氏は

夢やミッションが明確にある人はそれを目指せばいい。そういうものがない人は、夢やミッションがある人を応援し、支えればいい。そうしているうちに、自分の支えた人が夢を叶え、ミッションを遂行することが、自分の喜びになる。

とおっしゃる。 簡単に言うとこの本の最終節にある

「夢」なんか無理に持たなくてもいい。「夢」を持つ人を懸命に支えることで、自分の「夢」見つかることがあるのです。

ということらしい。

 一見、日和見的な感じがする。

 しかしよく考えれば、就職するときに明確な夢やビジョンを持っている人は少ない。多くの人は、給料が良いとか、安定しているとか、有名企業だとかあやふやな理由で職を選んでいる人は多い。

 それでも、一生懸命に仕事をしているうちに、夢やビジョンを持つようになる。ということだろうか? 確かに、そういう人もいるだろう。しかし、そのような人は少数ではないだろうか。

 原美穂氏は原晋監督の都合で否応無く寮母になり、原晋監督や大学生の夢を支えることになったわけだから、自ら人の夢を支える場を探していたわけではない。いうなれば、偶然人の夢を支える機会を得て自身の能力が花開いたのだろう。
と考えると、原美穂氏の成功は偶然の要因が大きい。

 むろん、原美穂氏の功績を否定するものではない。

箱根4連覇の青学大、他大学が逆立ちしてもかなわないワケ zakzak(2018/1/5)」

で原晋監督は

「一番(の秘訣)はですね、やっぱり寮で夫婦が学生たちと共同生活しているチームって、青山学院だけなんですよ。派手なことをやっているわけではない。あの狭い部屋で、夫婦そろって学生たちの面倒をみさせていただいている夫婦は、私と家内だけ。そこで生活面を整え、陸上のデータを管理した上で、常に新しいものを求めることがトータルとして青学のカラーになっている」

と語っているように、青学の4連覇に対する原美穂氏の貢献は大きい。

 原晋監督が原美穂氏を称して「監督の監督」というように、原美穂氏は原晋監督のマネジャなのだろう。

 世の中には、能力が足りない者、ビジョンを持っていない者をマネジメントで成功に導く方法はありふれている。しかし、元々能力とビジョンを持っている者をマネジメントする方法は少ない。

 夢とビジョンを持っている人をマネジメントするには、普通のことを普通にやることが重要なのだろうと思う。

 職場では、能力が高い部下が多いと周囲から成果を上げて当然と思われる。

 原美穂氏のように、奇をてらわず普通のことを普通にやれば良いのだと思う。


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2018年3月12日 (月)

NHKスペシャル AIに聞いてみた 

NHKスペシャル AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第2回「働き方」

を見た。結構面白かった。

 このシリーズは前回のNHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」(前編)も炎上していた。そして、今回も twitterでは批判的な意見が多い。

 2017/7/22に放送された NHKスペシャル「AIに聞いてみたどうすんのよ!?ニッポン」(前編) に対して、ジャーナリストの本田雅一氏が厳しい指摘をされている。

NHK渾身の「AIに聞いてみた」が炎上した必然 バズるワードへの傾倒がもたらす報道の歪み 本田 雅一 2017/07/28 
(http://toyokeizai.net/articles/-/182300)
 

この指摘は厳しい。

 東大入試に挑戦していたAIの東ロボ君生みの親、新井紀子氏は「AIvs.教科書が読めない子供たち」の中で「AI」と「AI技術」(「AI」を実現するために開発されているさまざまな技術)とを混同することの危うさについて、近年「AI技術」が急速に発展したことは事実だが、これを、「AI」た誕生したとか、「AI」の誕生は間近と勘違いすることの弊害が大きいと指摘されている。

 整理すると

  • 現時点でAIは存在しない
  • AI技術では因果関係を推定できない
  • AI技術を活用すると相関関係を見つけることができる

ということだ。

 これを知ったうえでこの番組を視ると結構楽しめる。

 例えば、

 「仕事の効率を上げたいなら、11時間54分以上働け!?」

はセンセーショナルだけど、よく見ると文末に?が付いている。つまり東スポや夕刊ゲンダイと同じだということ。決してNHKがAIを使って因果関係を解明したわけではないし、NHKが11時間54分以上働けと言っているわけでもない。

 放送をみると、「1日の労働時間中没頭度が高かったのは11時間54分以降」という事実だということが分かる。

 SNSでは自分の解釈による因果関係をつぶやいている人が多い。 その因果関係が正しいと思うなら自分で検証してみればよいことだ。NHKを批判したところで得るものはないと思うのだが。

 この放送を真に受けて「11時間54分以上働け!」という経営者や管理職はいないだろう。もしいたら、その経営者や管理職を変えようと思わないで転職するなり職場を変わったほうが良いと思う。

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 没頭度の計測に使っていた名刺型センサーを使ってみたい。



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2018年3月10日 (土)

若い教師が午後5時に帰る <親は覚悟が必要>

公立小の副校長が「若い教師が午後5時に帰る」「やる気がない」と投書 「長時間やること=素晴らしいは本当にやめて」と疑問の声
キャリコネ 2018/.3/.2

 もとは朝日新聞の投稿欄らしい。 朝日新聞DIGITALにあるらしいが員登録しなければならないようだ。

 Twitterで探すと見つかった。(教師の独り言 @dLTVcQ0f9ghW3GA)
https://twitter.com/dLTVcQ0f9ghW3GA/status/968778242516697088

 最近このような記事が炎上しているのをよく見かける。しかし、ハッキリ言って議論はかみ合っていない感じだ。(なぜイマドキ社員は定時で即帰ってしまうのか(2016/09/21))

つまり、本当の問題は「午後5時に帰宅する」ではなく、

  • 教師は、聖職者なのか、知識の伝達を請け負っている労働者なのか
  • 教師の仕事は勤務時間だけで良いのか

 にあるような気がする。

 これらは真偽のような二元論ではなく、どちらかが強いとか、場面によって変わるという性質のものだ。

 教師が聖職ならば勤務時間外の時間を教え子のために使うのは当たり前だろう。 一方、教師は知識の伝達を請け負っている労働者ならば勤務時間外は自分の時間だから、定刻に帰宅しても、家で教材研究をしなくても咎められる筋合いではない。

 キャリコネのスタンスは教師は単なる労働者だから、この投稿に対して批判的になるのだろう。 キャリコネのスタンスは一貫している。

 ところが、投稿に批判的な人の多くは教師を労働者としてのスタンスで論じて、教師は聖職者というスタンスの人を批判する。 しかし、学校でのいじめの記事を読むとどうだろう。多くの人は教師を聖職者としてのスタンスで論じて、教師は労働者というスタンスの人を批判するのではないだろうか。

 つまり、炎上させている人はどちらかのスタンスに決めているのではなく、批判するためのスタンスで批判している人が多いのではないだろうか。

 副校長や回答者の先生は、かつて組合が強かったころに現場にいて、少なからず、教師は労働者か聖職者かで葛藤した世代ではないだろうか。

 つまり、投稿者や回答者の若い教師に対する不満は「午後5時に帰宅すること」ではなく、働き方改革の名のもとに「教師は労働者か聖職者かで葛藤しないこと」ではないだろうか?

 一方、保護者の立場では、修身教授禄(2016/11/08)優劣の彼方に(2014/10/24)を読むと、教師が聖職者であることを期待してしまう。 しかし、親(保護者)は、教師に聖職者を求めることが難しい世の中になっていることを認識しなければならないだろう。

 親(保護者)は、少なくとも知識の伝達以外の部分は教師任せにしない覚悟が必要だ。



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2018年3月 8日 (木)

駅伝日本一、世羅高校に学ぶ 「脱管理」のチームづくり

駅伝日本一、世羅高校に学ぶ 「脱管理」のチームづくり 岩本真弥 株式会社光文社

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高校駅伝の強豪世羅高校監督の岩本真弥氏は

 私はここ数年、毎年実業団チームの合宿に参加しているが、驚くことに10年以上練習メニューが変わらない。
選手に課す練習内容も変わらないし、スケジュールの組み方も変わらない。これだけ科学的な研究が進んでいるというのに、どの監督に訊いても判で捺したように「走り込みをしないとマラソンは強くなれない」と口にする。
 結局、彼らは変わろうとしていないのだ。自分が受けた指導をそのまま下の世代に押し付けているだけだ

とおっしゃる。
多くの指導者は過去の成功体験にとらわれて自分を変えることができないのだろう。

また、中岩本真弥氏は、

私たち3人の指導法にはどこか似通ったところがあるように思うのだ。
 選手の自主性を重んじること、選手自身に考えることを求めること、生活態度や人間性を重視すること、選手を型にはめず個々の力を伸ばすこと……つまり選手を厳しく管理して精神論をふりかざす〝古い陸上体質〟とは真逆のスタイル。これはただの偶然だろうか?

とおしゃる。3人とは、世羅高校陸上競技部監督の中岩本真弥氏と中国電力陸上部監督の坂口泰監督、青山学院大学陸上部監督の原晋監督だ。3人とも世羅高校出身だ。

 岩本真弥氏のやり方は、選手に成果を上げさせるマネジメントそのものだ。マイクロ・マネジメント(管理)ではない。

 世羅高校は強豪校であるがゆえに常に優勝を目指さなければならないのだろう。強豪校だからマイクロ・マネジメントすればそこそこの結果が得られるだろうし、入賞すれば御の字であればマイクロ・マネジメントで良かったのかもしれない。

 しかし、マイクロ・マネジメントすれば監督のイメージ以上にはならない。それ以上に成長させる方法は管理を止めてマネジメントしなければならないのだろう。

 これはスポーツ以外でも同じかもしれない。
管理すると人は育たないから、自主性とマネジメントが必要だ。特に、マネジメント対象を自分以上に成長させようと考えるなら自主性が必須だ。


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2018年3月 6日 (火)

中間管理職をやっていると


↑(https://twitter.com/tarareba722/status/969960296239415296

うまいことを言うなあ。

 本人は何かしら得るものがあったり成長しているので、最初のうちは意外に不満は少なかったりする。 見つけてきた仕事を全て自分でこなせれば良いのだが、与えられた時間は限られているので、いずれこなせなくなる。 誰か手伝ってくれればいいのにと思うが、他人・他部署の仕事には手を出さないという風土の職場では、手伝ってくれる人が現れない。

そして、腐るか爆発するか蒸発することになる。

 中間管理職がマネジメントして、部下が見つけてきた仕事を成果にする必要がある。 周りの人にしてみれば成果にならないのに巻き込まれても困る。自分で見つけてきた仕事なら成果は後回しにできるけど、他人が見つけてきた仕事の場合は成果になりそうかどうかは後回しにできない。  巻き込まれやすい人は成果にならなくても巻き込まれてしまうから、キャパを超えると爆発してしまう。

 中間管理職になると、年の功で成果にするのが簡単か難しいかという「スジ」の良さが分かるようになる。そして、スジが悪い仕事は避けたいと思うようになる。 しかし、すこしでもスジが悪そうな仕事を避けてスジが良い仕事しかしないと、このタイプの部下を腐らせてしまう。

 このタイプの部下の成果が上がらないのは、マネジメントできていないということだ。ほとんどの場合、中間管理職が抑圧的で部下が腐っているか、管理職が放任主義で部下が爆発している。

 つまり、このタイプの部下はマネジャとしての器が問われる。
そして、

  • このタイプの部下が評価されていない職場
  • このタイプの部下が見当たらない職場

というのは、マネジャの能力が低いということだ。 > σ^^)


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2018年3月 4日 (日)

「0を1にする人」

なぜ東芝は、利益の9割を稼ぐNANDメモリ開発者を辱めて追放したのか? Business Journal 2017.12.26

 筆者は日立でDRAMの研究をされていた湯之上隆氏だ。 
湯之上隆氏は、NANDフラッシュメモリは自由な雰囲気の東芝だから事業化できたのではないかという。日立に比べて東芝は"自由な技術文化"があるらしい。

 その東芝でさえ功労者の舛岡氏に訴えられてしまう。
湯之上隆氏は、

“舛岡氏”や“中村氏”は、「0を1にする」発明をした。これは、何もないところから価値を創造する“タレント”にしかできない仕事である。一方、多くの会社では、「0を1にする」仕事ではなく、「1を2にする、2を5にする、5を10にする、10を100にする」仕事をした人たちが評価され、昇進し、高額な年俸をもらうようになる。

「10を100にする」仕事ももちろん必要だ。しかし、それは、「0を1にする」発明があって、初めて成立する仕事である。これはまったく質の異なる仕事である。日本では不幸にして「0を1にする」仕事をした技術者が評価されない。これは多くの日本の会社が、可及的速やかに改めなければならない決定的に重要なことである。

 それがなされなければ“タレント”は海外にどんどん流出していくだろう。日本のプロ野球選手が次々とメジャーリーグに行ってしまうように。

とおっしゃる。舛岡氏とは東芝でNANDフラッシュメモリの事業化に貢献した方で、中村氏は日亜化学で青色ダイオードを発明した方のこと。

 ポストを与えれば良いと考えている会社では、ポストより好きなことややりがいのある仕事をしたいと思っている社員は許されないのだと思う。

 昔の価値観では、ポストは会社が社員に与えるもので、社員がポストをえり好みすることは許されないことなのだ。

 今でもこの価値観に縛られている組織はある。(身近にある)
昔の価値観に縛られているから、新しいキャリアパスを作ろうとしない。社員の希望を無視して、昔の価値観に縛られたキャリアパスに無理やり社員を当て嵌めようとする。

 そして、「0を1にする」能力を持った者に管理職のポストを与える。 良かれと思っているので始末が悪い。

 会社は「10を100にする」ことを重要視する。あのSONYでさえそうだ。( 経営は「1・10・100」 ) 欧米の先進国が「0を1にした」結果を見付けてきて、「1を10にして」「10を100」にしてきた。 日本は明治以降に急速に近代化したし、戦後の復興時代には、「0を1にする」ことや「0を1にする」才能を育てる余裕がなかったのだろう。

というのはよくある指摘だ。

 AIの分野でもやはり、「0を1」にすることはGoogle、Amazon、IBMの圧倒的な才能と資金力に適わなかった。 AI業界の人は応用「10を100」にすることに日本の活路があるという。

 日本の「10を100」にする能力は前世紀のものだけれど、大丈夫なのだろうか?



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2018年3月 2日 (金)

愚痴?苦情?叱咤?

 最近、所属している部門が抱えている問題について「お前何とかしろよ。」と言われることが多い。

愚痴:「愚痴を言っても害が無さそうだから愚痴ってみた。」なのか、
苦情「お前は持っている権限に見合う行動をしていない。然るべく行動すべきだ。」なのか、
叱咤:「持っている能力を発揮すれば問題は解決できるだろう。」なのか真意を測りかねている。

要請:「問題を解決したいので、権限やリソースを貸して欲しい。」や
勧誘:「一緒に問題を解決しよう。」ではなさそうだ。

 組織風土のような問題は、少々権限を持ったところで霧が晴れるように解決するわけではないということは最近分かった。

 「何とかしなくては」とは思っているし、思いついたことは行動しているつもりなのだが、この否定感はなんだろう。

 いい歳をしてついこの前まで誰彼なく愚痴や苦情を言っていたので、因果が巡って来たのかもしれない。

 叱咤されたり、苦情を言われたり、愚痴を聞かされたりしたら、一緒に問題を解決しようと勧誘ってみよう。



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