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2018年12月 6日 (木)

「理想的設計」の陰

田坂広志 「風の便り」 第156便は「理想的設計」の陰

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 田坂広志 「風の便り」 四季  第156便
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 「理想的設計」の陰


 1960年4月21日、ブラジルにおいて、
 都市設計の最先端技術を用いた首都、
 ブラジリアが生まれました。

 それから10年後、
 ある雑誌に載せられた写真が
 印象に残っています。

 それは、理想的に設計された都市に、
 理想的に配置された道路があるにもかかわらず、
 それを無視して、ビルからビルへの近道を求め、
 多くの人々が歩くことによって作られた
 「けもの道」のような小道の空撮写真でした。

 なぜか心に残っている、この一枚の写真。

 その意味が、
 マネジメントの道を歩むようになって
 分かりました。

 なぜなら、
 このブラジリアの「陰の道」の現象は、
 マネジメントの世界においても、
 しばしば、目にするからです。

 理想的に設計された組織。
 理想的に配置されたマネジャー。

 その組織やマネジャーに対して、
 人々は、常に、
 現実を動かすために最も有効な
 「陰の組織」や「陰のマネジャー」を
 生み出していくからです。

 そして、そのことに気がついたとき、我々は、
 マネジメントに携わる者が理解すべき、
 一つの心得を学びます。

  「理想」を描き、実現するためには、
  「現実」の陰の動きを見つめなければならない。

 そのことを学ぶのです。


 2005年2月24日
 田坂広志

↓こんな感じ? ブラジリアの"けもの道"(Google map  15°47'31.4"S 47°52'03.9"W)

 陰の××はどこの組織にもある。 陰は制御できない。
人はいつも、論理的に考えるわけではないし、合理的に行動するわけではない。
理想が光ならば反対側に陰ができるのだろう。

 う~ん。これは難しい。


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