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2019年2月13日 (水)

「タダでやってよ問題」にエンジニアはどう対応すべきか?

「タダでやってよ問題」にエンジニアはどう対応すべきか?澤円からの答え エンジニアtype (2019/01/15)
(https://type.jp/et/feature/9638?fbclid=IwAR3Gxs17Js0uyOC-E4xLqnpKn9M8xR3CUJKHibjz4LdhrWBTRvHoJ4Y2aOw)

 日本では知識や技術など目に見えないものに金を払う習慣がないことが原因だと思う。

テレビの修理を頼んだら、部品は安かったが出張費と技術料が高すぎる。 東京くらしWEB (2018/5/11)
(https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/faq/main/191.html)

↑もよく見る苦情だ。 昔新聞の投書欄でも同じような苦情を見たことがある。簡単にいうと、「300円の部品を交換するのになぜ2万円もかかるのか?」ということだろう。

 整理すると、
この例は出張修理なので、修理代の内訳は、部品代と交通費、技術料だ。

  • 部品代は交通費の額には関係はない。
    部品代が安価(300円)だからといって交通費が安価であるとは限らない。
      
  • 部品代は技術料には関係はない。
    部品代が安価(300円)だからといって技術費が安価であるとは限らない。

修理するためには、

  •  故障した部品の探索・特定
  •  故障した部品の交換
  •  ↑の知識技能の習得

が必要だ。 しかし、テレビの修理は切れた電球を交換するような誰でもできる技能ではなく、専門の知識・技能が必要な作業だ。 しかも、この知識・技能を修得するためにコストが必要になる。 つまり、専門的な知識・技能を使う作業は高価になる。 少なくともファーストフードやコンビニのバイトより時間単価は高いということだ。

 実作業時間が短くても対価は拘束時間で計算されるので、移動時間も賃金は発生している。 つまり、移動時間に専門的な能力を発揮したら得られる賃金を支払う必要があるということだ。

 「300円の部品を交換するために2万円必要だから、使い捨て社会になる」という意見も良く聞くが、それは技術者の責任ではない。むしろ技術の価値を認めないユーザと、製品を売るために技術料をサービスしている経営の責任だ。

 つまり、部品代が安いからといって修理代が安い訳ではない。

 日本はまだ、技術はどこかからパクって安く製品作って売るというパクり根性が変わっていないのだろう。

それはさておき、

 パクり根性が蔓延している組織では、技術者は対価を請求するどころか、不当な搾取を拒否できないことが多い。

 拒否するためには、澤円氏がおっしゃるように

  • スキルを磨くこと、
  • 対価が請求できるスキルを言語化すること

が必要だと思う。

 そして、何より、

  • ★ 技術で喰っていく覚悟

が特に重要だと思う。 

まず、技術者自身が「技術は自分の食扶持」という意識を持たなければ、知識・技能の搾取を拒否することはできない。



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