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2019年5月

2019年5月31日 (金)

旦那が主夫になって思うこと <昭和の価値観に従う必要はない>

旦那が主夫になって思うこと  はてな匿名ダイアリー 2019-04-19

 主婦とか主夫とか役割を固定しなければならないという固定概念に囚われていると思う。

 オヤジの世代は、男は外で働いて女は家庭を守る、という固定概念があった。

 24才で結婚したときにカミさんの方が給料が多かった。25才で子供が生まれたときに、カミさんは子供をあずけて働きたいと言ったのだが、「仕事辞めれば」と言ったのを今でも後悔している。

 その後、何回か転勤で引っ越ししたので、カミさんが仕事を続けられているかは分からない。 しかし、コメントにもあったけど、夫婦で働いているとセーフティネットにはなる。

 25才のときに、なぜ判断を間違ったというと、だれも教えてくれなかったからだ。 もっとも、常識は今と違うから、教えられる人はいなかったと思うけど。

 娘は専業主婦志望だったけど、君たちの世代は無理だよと教えた。今、子供を幼稚園に預けて働いている。

 昭和の価値観に従う必要はないのだ。


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2019年5月29日 (水)

人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人

人事のプロが教える 働かないオジサンになる人、ならない人 楠木新 東洋経済新報社

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2013年4月より、60歳から希望者全員を原則的に再雇用する「改正高年齢者雇用安定法」が施行された。C課長は、そのオジサンが、「定年延長で今の職場に引き続き残らないことを祈っている」と居酒屋で部下に話しているらしい。

全く笑えない。(^^;

楠木新氏は

 会社員人生は、大きく分けると、入社してから仕事を通じて自立していく時期と、組織での仕事に一定のメドがついてから、自分のあり方を考える時期の2つの段階がある。

この切り換えの時期に、40歳過ぎから多くの人が感じる「こころの定年」があるのだ。

とおっしゃる。
そして、「こころの定年」を迎え、自分のあり方を考える時期を乗り越えられない人が、働かないオジサンになるらしい。

 将来的に長期的には、転職も普通になるだろうし、マルチキャリアも普通になるだろう。
そのような時代になれば、働かないオジサンになることはできなくなるだろう。

 現在は、誰でも働かないオジサンになる可能性はある。
「こころの定年」を乗り越えられない不満より、年功序列によるメリットの方が上回っているのだから。

 20~30代の若い人は、想像してみると良いと思う。
定年が延長された5~10年後、働かないオジサンが更に増えた職場を、
20~30年後に年功序列のメリットがどれだけ残っているかを。

 キャリアを変えること、キャリアを変えるための準備が重要だということがわかるだろう。



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2019年5月27日 (月)

会社として新入社員に最初に分かってほしいことは何か?

(第263話)会社として新入社員に最初に分かってほしいことは何か?
成長支援部からの提言   (2019/03/19)

判断基準を先に伝えず、結果を見て後から叱責するのは成長が止まる会社
判断基準を予め伝えて、後から上手く軌道修正するのが成長し続ける会社

らしい。

 新入社員は企業理念を伝えられても行動に繋がらないことが多いから、判断基準を伝えられると行動しやすい。 だから、この提言は正しいと思う。

 ところで、タイトルは新入社員に対するメッセージのようだけど、内容は経営者に向けてのメッセージだ。 つまり、会社は新入社員に判断基準を伝えるべきという主張だ。 

 新入社員に判断基準を伝えられない会社は多いのはなぜだろう?

〇例外

 判断基準を伝えようと言うと例外を気にする人がいる。
例外の判断は新入社員でなくても難しいので、多くのケースで判断できる基準を伝えて、例外は経験を積みながら覚えたいいじゃないだろうか。

〇自分で勝手に判断するな

 最近の新入社員は「相談しないで自分で勝手に判断する」という先輩社員のボヤキを目にすることがある。判断基準を知らないなら上司や先輩に判断を仰ぐべきという意見だな。

 もっともらしい意見だけど、判断基準を明示できないだけ、いや判断基準が無いだけかもしれない。 先輩も、判断できないことがあると、その都度上司に判断を委ねているから、判断基準が無いだじゃないのか?

〇何でもすぐに聞くな

 分からなかったら聞けという輩にかぎって、何でもすぐに聞くなと言う。

 でもね、わからないことがあればその都度判断を仰げと指示するとどうなるか。

 自ら判断する者が減るだろう。そして、縦割りのセクショナリズムが横行するようになるね。

〇少しでも違うと判断を仰ぐようになる

 自ら判断できない者は、過去に判断を仰いだ案件と同じでなければ自分で判断できないよね。 だから、似たような案件でも少しでも違うと判断を仰ぐようになってしまう。

 そうすると、いつまで経っても判断基準が分からないから、いつまで経っても自ら判断しなくなくなる。

〇2つの所属に関係する案件

 2つの所属に関係する案件は、初めて判断しなければならないことが多いんだ。
自ら判断しない者にとっては、かなり厄介な案件だ。 自分の上司だけでなく、よその所属にも判断を仰がなくてはならないから、2つ所属の判断が異なると調整は超大変だ。

 何度も、何度も、2つの所属を行ったり来たりしなくてはならないから、所属の間の仕事はなるべくやらないようにすると、所属の間に溝ができる。

 そして、所属の間の案件はなるべく他の誰かに押し付けようとするから、縦割り組織のできあがりだ。

〇部下が自分で判断しないようにする

 部下が自分で判断しないようにするのは簡単だ。判断を誤ったときに叱責すればよい。

 自ら判断すると判断を誤ることはよくある。 でも、判断の誤りは判断基準を修正する良い機会だから、その都度判断基準を修正すれば良い。 だけど、人は叱られたくないと思うものだ。

 だから、判断を誤ったことを叱責するれば、てきめん自分で判断しなくなるんだね。

〇新入社員の君に

 就職した職場は、判断基準を教えてくれないかもしれない。 先輩も判断基準を教えてくれないかもしれない。 「判断基準を教えてください」と言っても無理かもしれない。 だって、判断例はたくさん知っているけど判断基準は知らないのだから。

 だったら、自分で判断基準を考えればいいんだ。 先輩や上司に叱られたら、自分の判断基準をアップデートすればいいだけ。


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2019年5月25日 (土)

トヨタが「終身雇用」を諦めてくれた方が日本の労働者の賃金は上がる

トヨタが「終身雇用」を諦めてくれた方が日本の労働者の賃金は上がる (2019/5/16)

 内閣府が公開した「職業キャリアの形成の変化(PDF形式:927KB)」によると、

就業経験のある男性の79%は初職が正規であるが、そのうち一度も退職することなく「終身雇用」パスを歩んでいる男性(退職回数0回)は、30代で48%、40代で38%、50代で34%である

らしい。 50代で転職していない人の割合が34%はちょっと意外だ。

 若者が「終身雇用」「年功賃金」を支持しているらしい。 時代が転換期だから安定を求めたい気持ちはわからなくもない。 しかし、「年功賃金」は若い間の賃金の受け取りを先送りする仕組みだから、

  • 30年先まで会社が存続していること
  • 30年先までリストラされないこと

が必要だ。

 それを期待するのってヤバくネ?
もし、若い人が年寄から、安定している大企業や公務員を選んだ方が良いというアドバイスを受けていたのなら、考え直すことを強く勧める。
年寄は、30年前の価値観で30年先を予測しているのだから。


「日本経済2017-2018」(内閣府) (https://www5.cao.go.jp/keizai3/2017/0118nk/keizai2017-2018pdf.html)


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2019年5月23日 (木)

巨大システム 失敗の本質 <立ち止まるために重要なこと>

巨大システム 失敗の本質 「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法
 著:クリス・クリアフィールド/アンドラーシュ・ティルシック
 訳:櫻井祐子
 東洋経済新報社

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 この本では複雑なシステムで大きな事故が起こることを「メルトダウン」と呼んでいる。
福島第1原発の事故や挫折したプロジェクト、誤った人事採用まで、大きな事故にも日常の事故にも失敗には共通点があるという。

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    ↑出展:「巨大システム 失敗の本質」図表1-1

上の図でシステムの構成要素が複雑で密結合している部分(右上)がデンジャーゾーンでメルトダウンが起こる。図には例として原子力発電所と化学プラントが挙げられているが、コンピュータによって制御されるシステムはこの部分に含まれるようになったという。

 デンジャーゾーンを脱出する方法として、複雑性を減らす、前兆を発見する、少数意見を尊重する、多様性を大切にする、「異人」の客観性、立ち止まることを上げている。

立ち止まることについて著者は

ある海軍下士官が空母による戦闘演習中に、甲板で道具をなくしたことに気が付いた。道具がジェットエンジンに吸い込まれでもしたら大惨事になりかねないことを、彼は知っていた。だがその一方で過失を報告すれば演習が中止になり、処罰される可能性があることもわかっていた。……下士官は過失を報告し、演習は中止になり、飛行中の戦闘機は全て陸上基地に行き先を変更し、莫大な費用がかかった。下士官は過失を犯したことで処罰されるどころか、勇気ある報告をしたとして、正式な式典で部隊長に表彰された。

という例を引いて

 正式な式典で! 信じられないような反応だ。演習を中止にし、巨大な甲板を隅から隅まで探し回らせられる原因をつくった張本人を表彰するのだ! あなたの組織でそんなことが起こるだろうか?

と問う。正直ウチでは無理だと思う。

 積極的に部下の意見を求める上司もいるが、そうした試みは失敗に終わることが多い。よくあるのが匿名で意見をいえるしくみだ。どこにでもある匿名調査や意見箱、匿名ホットラインなどは、匿名の保証があれば従業員が声を上げ、率直な反応を見せるだろうという前提に立っている。だが匿名をウリにするのは、声を上げることのリスクを強調するようなものだ。ディタートとバリスも書いている。「こうしたしくみの背後には、『この組織で思っていることを率直にいうのは危険だ』という言外のメッセージが隠れている」。

 知ってる。

 匿名で意見を言えるしくみが機能すると、大きな失敗の前兆を発見できるが、『この組織で思っていることを率直にいうのは危険だ』という組織風土では、良くて、隠された大きな失敗が明るみに出るくらいだろう。

 前半の、メルトダウンの事例やメカニズムは参考になる。しかし、後半のメルトダウンを防ぐ方法は読むと気が重くなる。何年も改善に挑戦しているけど結果が出ていないことだから。


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2019年5月21日 (火)

10年後は「遊んで暮らせる時代」がやってくる <10年後じゃ遅い>

10年後は「遊んで暮らせる時代」がやってくる 堀江貴文

Jpan IT Week 2019春 後期でこんな冊子をもらった。

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その中に、こんな記事があった。

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 堀江貴文氏は、AI技術の発展で仕事が奪われても問題はないとおっしゃる。
人間の労働が機械に代替されて、自由な時間が増え、生活コストも下がるので、無理して働かなくてもよいのだと。

 なるほど、貧乏人は貧乏の記憶があるから、つい現状を守りたくなるんだろう。

 堀江貴文氏の言うようになるのに何年かかるのだろうか?
厚労省が公表している「主な年齢の平均余命」によると、平成29年の55歳の平均余命は28.08歳なので、83歳くらいまで生きるらしい。 10年後だと年金貰っているし、働かないのではなく働けなっている可能性もあるしなあ。

 5年後くらいに、そういう世の中にならないだろうか。 ^^)

 堀江貴文氏は

ニッチな職場でも、そこに小さな1を足し続けていくことが、今後到来するであろう「仕事のない世界」をサバイブする秘訣だ。小さくても何かを成し遂げることが自信となり、さらに新しくて面白いことにチャレンジできるようになる。

 とおっしゃる。 10年先に仕事をしなくて良い社会になってからの話ではないような気もする。

 いつでもリスタートできる。リスタートに晩すぎることはない。

  若いときから考えていたことだ。


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2019年5月19日 (日)

AIで消えるのは“仕事”では無くて……

AIで消えるのは“仕事”では無くて…… 公務員 島田正樹 ?仕事と私事と志事と? (2019/05/04)

 島田正樹氏による地方公務員の仕事に対するAIの影響についての考察

 地方自治体は多くの業務があるので、「業務ごと無くなることはなく部分的にAIに置き換えられる」という意見は賛成だ。
AIに幻想を持っている人は多いのだが、現時点のAIは考えることができないから、AIが自ら考えて業務を効率化してくれるわけではない。つまりAIを使って業務を効率化しようと考える人は必要だ。 さらに、AIは手足を持たないからAIを使うための雑多な仕事(AIの下請け)も人手が必要だ。

 島田正樹氏は、AIを導入すると1人当たりの労働時間が減って、給料も減るというシナリオを予想しておられる。

  職員数一定:AI導入→総労働時間減少→給料減少

同じ職員数を保つとすれば、一人当たりの労働時間を減らさざるを得ません。

しかし、同じ職員数を保つという前提は疑問だ。

 地方公共団体の職員定数については詳しくないのだけれど、依然として人員削減圧力は働くのではないだろうか。 だから、職員数が一定で労働時間が短くなって給料が減るというのは疑問だ。

 職員数削減:AI導入→総労働時間減少→給料変わらず 
 (ただし、AIに置き換えられない仕事をしている人)

 仕事が

  1. AIで置き換えられない仕事
  2. AIで置き換えられる仕事
  3. だれでもできる仕事

に分かれるとする。

 1を正規職員にして、2をAIに、3を非正規職員にすると、総人件費は抑えられる。(多くの予想)

 これまでの働き方と異なるのは、再雇用で働こうとする人と、現役で1の仕事ができない人だろう。

再雇用で働こうとする人
 これまでは、再雇用職員は2の仕事をやっていたが、AIに置き換えられるので、3の仕事をやらざるを得なくなる。
3の仕事は非正規職員と競合するのだが、再雇用は義務付けられているので非正規職員が減るのではないだろうか。 再雇用職員の増加と非正規職員の減少には問題が潜んでいそうだ。

正規職員で1の仕事ができない人
 最も大変なのは、正規職員で1の仕事ができない人だろう。
2の仕事はAIに置き換えられ、3の仕事は再雇用職員に置き換えられるので、現役のうちに仕事が無くなってしまう。 定年は延長されるから仕事がない期間長くなる。

 公務員と同じように官僚的な組織の銀行も3の仕事のリストラを始めている。*1 しかし、公務員は民間企業のようにドラスティックなリストラができないから、定員削減は徐々に進むのだろう。(破綻しそうな地方自治体は速く進むだろうが。) 

 AIの導入は定員削減より早く進むだろう。
総人件費削減とかサービス向上とか全体最適を考えるとなかなか実現しないだろう。 しかし、別の理由で生煮えのまま導入される可能性はある。(外圧とか、思い付きとか) その場合には、正規職員で1の仕事ができない人は"社内失業"状態になるのではないだろうか。

 これは結構な問題だと思う。 働かない(働けない)人が増加するか、導入したAIシステムが活用されない。 どちらにしても、かなりの損失だ。

総人件費削減圧力

 ここまでは、定員削減から考えた。
 近い将来、都市部を除いて税収が減るのは確実だから、総人件費削減圧力の方が影響が大きいのではないかと思う。 つまり、総人件費を削減して、なお現状と同等以上のサービスを提供することが求められ、その解決方法としてAIを導入されるというシナリオだ。

 AIの導入は解決方法の1つだから、AIの導入で全ての問題が解決するわけではない。 しかし、1の仕事ができない人をリストラすることが困難な公務員は人件費を削減できない。

行動(何をするのか)

 AIが導入された職場で働く側として考えると、

役所の中から消えてしまうあの仕事やこの仕事って具体的には何だろう? みたいなことを、現役公務員が集まってワイワイと話したら面白そうですよね。

そのワイガヤの先に、AIやRPAにできないことを身に付けるための働き方や学び方が見えてくるかも。

は、ちょっと羨ましい。

 AIに対して漠然と不安を抱く人は多い。 影響を真剣に考えようとしている人は少ない。考える場も作ろうとする人はさらに少ない。

「AIを1つください」は冗談のようだけど、AIを導入する意味を考えていない経営層は多いと聞く。 AIの導入は大げさに言うと働き方を変えること、組織の構造を変えることだから、経営層だけではなく全員が考えなければならない。

 1の仕事ができるのか、2の仕事しかできないのかで、今後の働き方が変わる。
 だから、経営層以外の者が未来の働き方を考えることが重要だと思う。



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2019年5月17日 (金)

モノ作らぬメーカーに パナソニック・津賀社長の危機感

モノ作らぬメーカーに パナソニック・津賀社長の危機感 日経新聞電子版 (2019/2/10)

 パナソニック津賀社長のインタビュー記事

「現在の危機感はもう200%、深海の深さだ。今のままでは次の100年どころか10年も持たない。会社をばらばらにすれば生き延びる事業もある。だがパナソニックを任されている私にその選択肢はない」

「10年も持たない」はかなりインパクトを与えたようで彼方此方で引用されている。 パナソニックは、プラズマ・ディスプレイで大コケして、イーロン・マスクに振り回されているので冗談ではない切実感がある。

 アマゾンのAlexa対応電子レンジ"AmazonBasics Microwave"の発売に対して、

「アマゾンが人工知能(AI)スピーカー搭載の電子レンジを造るなどハード分野を侵食しています。」

との質問に

「アマゾンに電子レンジの何が分かるのか。私はGAFAを否定しないが、GAFAと同じように我々も進化する」

はハッタリか? GAFAと同じような進化は相当難しそうだけど...

 津賀一宏社長の苦悩はかなり深刻なようだ。

「理想はハードを作らないメーカー。製品の仕様を出して誰かに作ってもらう。ただ、品質や調達など高いレベルが必要で、丸投げのファブレスは成立しない。日本の工場で品質面などを実証した上で海外の生産はパートナーに任せるなど、ファブレスへのシフトがこれからの主たる取り組みになる」

疑問は、果たして、成長の足かせはハードを作っていることなのだろうか? ファブレスにシフトするとGAFAのように成長するのだろうか? ということ。

 週刊現代の記事、「パナソニック社長の「今のままでは10年も持たない」発言、その真意」週刊現代(2019/05/01)に、幹部社員のインタビューが紹介されている。

「打つ手がない、それが津賀さんの正直な答えだと思います。それでも、資金のあるうちにあれこれやってみて、キングメーカーの位置を維持したいのでしょう。

問題は山積みです。まず、製造の軸がソフトに移行すれば、工場の統廃合や従業員の配置転換は不可避です。生産現場の人間には死活問題になる。

また、津賀さんは積極的に外部人材を幹部に登用しています。外部の意見が大切なのはわかりますが、これに敏感なのが出世街道を歩んできた幹部たちです。

これまで上から『死ぬ思いでやれ、血の小便が出るまで働け』と言われ、しんどい思いをしてきたのに、役員になる道は閉ざされた」

と、幹部社員はインタビューに答えたそうだ。

 ハードを作って成功してきた人たちはハードを作らないメーカになれるのだろうか?との問いに、おそらく、津賀 一宏社長は無理と思っているのではないだろうか。 「松下電器」の社員はハードを作らない会社に転換できないと。

 このあたりが、嘘か本気か"モノづくり"を掲げるトヨタの豊田章男社長と雰囲気が違うところなのかもしれない。 GAFAの影が忍び寄っているのはトヨタも同じだけど。



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2019年5月15日 (水)

トヨタ 現場の「オヤジ」たち

トヨタ 現場の「オヤジ」たち 野地秩嘉 株式会社新潮社

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 生産現場は「オヤジ」が仕切る。「オヤジ」がひとこと右と言えば、全員、右を向く。トヨタのモノ作りの全責任を負っているのは「オヤジ」で、「オヤジ」が現場を動かしている。

 古き良き昭和の工場の話。 トヨタの工場はまだ職人気質を残していて、その親方が組長、工長らしい。
「オヤジ」と呼ばれるのは、ちょちと羨ましい。

 その「オヤジ」をなぜ副社長に抜擢したのだろうか。

 トヨタは競争力強化方策

  「変化に対応し続ける強いモノづくり集団の育成」

の3本柱として

  1. 電動化/自動運転/モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)
  2. TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)
  3. モノづくり/技能伝承

を挙げている。
3つ目の

  モノづくり/技能伝承

の本気度を表しているのが、叩き上げの河合満氏の副社長抜擢で、これが、現場を重要視しているというメッセージなのだろうか?

 自動車産業にもイノベーションのジレンマが起きようとしている。
PHEVでその先鞭をつけたのは、他でもないトヨタだ。そして、PHEVの先のEVになると、車もコモディティ化すると言われている。

 さらにMaasが普及すると、車は単なる移動手段になるから、クルマは一定の品質をクリアしていれば良くなる。

 その先にあるのは、価格競争だ。イノベーションのジレンマにおいて価格競争になると後発の参入者が生き残る。

 道楽や高級ブランド志向にシフトするには会社の規模が大きすぎる。 発展途上国を主戦場にするなら現地生産が合理的だ。

 少なくとも国内の現場に対して、「もの作りで食って行く」と宣言するのは、言うほど楽ではないような気がする。


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2019年5月13日 (月)

立ち止まって考える <行き着くところは価値観か?>

 いつも忙しそうに仕事をこなしている人はいるものだ。

 いつも複数の仕事を抱えて、1つの仕事が終わると休む間もなく次の仕事にかかる。 優先順位を考えないで、全力で目の前の仕事を片付けているように見える。

 7つの習慣にある、緊急性と重要性で優先順位を考えると余裕が生まれるのだが、すべて緊急性が高い仕事だったりする。つまり、いつも仕事に追われているので重要性を考える暇が無いし、重要性に応じて対応を変える余裕もなくなるという悪循環だ。

 悪循環を断ち切るためには、1つ仕事が終わったら立ち止まって反省*1すると良いと思う。

立ち止まって考える

 何時間も立ち止まる必要はない。 立ち止まって反省しても終わった仕事の結果が変わるわけではない。
しかし、次に同じ仕事をするときに、
重要性が低い仕事に過剰な労力をかけることも無くなるだろうし、
重要性が高い仕事をやっつけ仕事でこなすことも無くなるだろう。

 運が良ければ、重要性が低い仕事を止めることができる。

 チームの全員が立ち止まるようになるのが理想だが、難しいなら、せめてマネジャは立ち止まらなければならない。 そして、チームのメンバーと共に立ち止まって一緒に反省すれば、立ち止まって考える人が増える。

今時の働き方

 昔は、何も考えないで長時間働く者が優秀とされたけれど、今求められているのは長時間働くことではなく生産性を上げる働き方だ。

 昔の働き方で評価された者が時代に合わせて働き方を変えることは難しいのかもしれない。 とすると、立ち止まらず働き続ける人に対して、「今求められている働き方は違うのではないか」と言っても効果は無いだろう。 働き方を否定するのは、その人の人生を否定するのと同じようなものだから。

価値観

 ちょっと立ち止まって、このままの働き方で良いのかと考えると、違う働き方も見えてくるのだが、走り続けることに価値を見出している人を立ち止まらせるのは難しい。 そもそも価値観を押し付けることはできない。

アドバイス

 価値観の押し付けにならないようにと、ある仕事が終わったタイミングで、関係した人たちに気づきは無いかとメールしてみた。 少しでも立ち止まることができるだろうと思ったのだが・・・返信が無い。 

 これは難しいぞ。




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2019年5月11日 (土)

Japan IT Week 2019春 後期

IT Week Japan 2019春 後期に行ってきた。

 今年は前期と後期に分かれていて、後期で開催されているのは

クラウド コンピューティング EXPOWeb&デジタル マーケティング EXPO
 異業種の展示会は新鮮だ。「この業界は全く関係ないんですけど、いいですか?」と聞いたら、親切に教えていただいた。
営業は足で稼ぐ時代ではないとおっしゃるのだが、本当のところはどうなんだろう?

ソフトウェア&アプリ開発展
 オフショアはここ数年ベトナムからの出展が多かったが、最近バングラディシュから出展している。昨年は大使館の人が来ていたので国レベルで力を入れているのだろう。

 バングラディシュといえばアジア最貧国と言われている。先進国から労働力を買い叩かれてきたから、高付加価値の仕事にシフトしようとしているのだろう。

AI・業務自動化 展
 AI Expoは技術寄りだが、こちらは業務寄りだ。
業務を効率化するツールは沢山ある。 業務改革は、現状の仕事を効率化するツールを導入するのではなく、仕事のやり方を変える意思が必要だ。

 

【Key-Box89】
スマート鍵ボックスという感じ。
管理用パソコンで鍵を選ぶと、キーホルダーが光って選んだ鍵が分かる。もちろんログも取れる。
FeliCaと連携させると、FeliCaをかざすと特定の鍵を持ち出すことができるようになる。

Keybox89
もともと、紙ファイルの管理システムを作っていて、そのシステムを鍵ボックスに応用したらしい。 そういえば、スマートなバインダ・キャビネットを見たことがある。
鍵の代わりにUSBメモリ等を付けておくと外部記録媒体の管理の手間が省けるよな。


【amazon business】
多数のサプライヤーからの一度限りの突発的な購買、「非計画購買コスト」のことらしい。

Amazonbusiness
購入手続きが一本化できるし、マーケットプレイスなので価格の比較も簡単だ。
ウチも使ってくれないかな。

【CDP】
CDPって何? それって美味しいの? CDP1802なら知ってるけど。

Cdp
Customer Data Platformで、
複数のシステムから同一顧客に関するデータを収集して、顧客の行動を追跡収集、包括的な情報が作成できるらしい。
営業は足で稼ぐ時代ではないそうだ。


【ファイル情報漏洩防止システム】
ファイルを自動的に暗号化して漏洩対策するシステム。 
漏洩は防止できない。漏洩しても読めないだけだけど。

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σ^^) 「鍵の交換どうやるんですか?」
説明員「鍵の交換は考えていません」
σ^^) 「鍵が漏洩したらどうするんですか?」
説明員「絶対漏洩しないサーバで管理します」(キッパリ)
σ^^) 「絶対漏洩しないアーバがあるなら、そこにファイルを置とけばいいんじゃない?」
なんて、昔作ってたことがあるので、つい意地悪な質問をしてしまった。(^^;

【コンビニ受取サービス】
ECサイトで販売した商品をファミマで受け取れるようにするサービス。

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  • ECサイトは販売した商品をこの会社の倉庫宛に送る。
  • この会社が仕分けして、ファミマの配送トラックに載せる。
  • ファミマで店頭代引きもできる。

というサービス。
宅配の再配送が社会問題になってるからね。

【電動精密ドライバ】
えっ!精密ドライバを電動にするの!

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【おまけ】
パレットタウンの観覧車。

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遊びに行ったわけじゃない。東京ビッグサイト青海展示棟はパレットタウンの近くにある。


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2019年5月 9日 (木)

考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門

考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 梶谷真司 幻冬舎

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 梶谷真司氏は、哲学とは「問い、考え、語ること」と「分からないことを増やすこと」で、考えることは問うことから始まるとおっしゃる。

 梶谷真司氏は、親や先生が言う「頭を使ってよく考えろ!」は「教えられた正解どおりに行動しろ!」という意味で、真に考える方法は教えられていないと仰る。 確かに教えてもらった記憶はない。学生時代もそうだし、働くようになってもそうだ。

 最近職場で「どうやるか」の前に「なぜやるか」を考えようよと、機会あるごとに呼びかけるのだが、イマイチ反応が薄い。 梶谷真司氏の主張にその答えがあるような気がした。

〇「どうやるか」

 初めて経験する案件は「どうやるか」を先輩や上司に聞いて処理する。 たいていそれは正解だ。「なぜ」を考えることをせずに、正解を覚えておいて、後でその正解を引き出しているのだ。 そして、その経験を積めば大部分の案件は処理できるようになる。

 仕事ができる者は、正解をたくさん覚えて、覚えている正解を素早く引き出せる者ということだ。 これは、学校教育で偏差値が高い者と同じ行動様式だ。

 ところで、「最近の若者は、自分で考えないですぐ正解を聞こうとする。」という、おじさんたちの愚痴を聞くことがある。 しかし、梶谷真司氏の主張が正しいとすると、おじさんたちが若い頃に自分で考えていたわけではないのだろう。

 昔のことを思い出してみると、先輩や上司は何度も教えてくれなかったので、一度教えてもらった後は、先輩や上司のやり方を見て覚えていただけで、決して考えていたわけではない。

 つまり、おじさんたちの愚痴は、「一度教えたことを何度も聞くな。」という意味で、親や先生が言う「頭を使ってよく考えろ!」と同じ意味だ。

 「最近の若者は失敗を怖がる」という指摘もよく聞くが、若者たちは失敗を怖がっているのではなく、正解が示されるのを待っているだけではないだろうか。

 既知の正解があリ、学生時代に教えてくれた先生のように、先輩や上司が正解を知っているならば、試行錯誤は効率が悪く、考えるのは無駄だと思うのも無理はない。 単に先輩や上司の意地悪だと思うだろう。なぜなら、若者たちは、正解を覚えることに自信があるし、記憶競争の勝者なのだから。

〇「なぜやるか」

 なぜ「なぜやるか」を考えなければならないかといえば、経験で処理できない案件が増えたからだ。

 昭和の時代に積み重ねた正解では対応できない案件が増えてきたが、新しい正解を考えないでいたら平成が終わってしまった。そして解決できないない問題が山積みになっている。 昭和の時代に正解とされた「どうやるか」では、既に解決できなくなっている。 昭和の時代には、google先生もいなかったし、AIに失望していた。

 だから、令和の時代の正解を見付けなくてはならない。 そのために、考えるきっかけを与える問が「なぜやるか」だ。 「なぜやるか」がわかれば、令和の時代の「どうやるか」が見えてくる。

〇哲学対話

 いきなり「なぜやるか」を考えようと言っても難しいから、考える手法や考える場を提供しなければならないのだろう。
「『なぜやるか』を考えよう」というと、多くの人は習い性で、自ら考えないで正解を求めてしまう。 若者だけではなく、おじさんたちも。

 考えようと思ったときに、この本で紹介されている、考える手法としての哲学対話は参考になる。


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2019年5月 7日 (火)

容れ物はできていますか? <哲学的な問いだ>


容れ物はできていますか? 公務員 島田正樹 ?仕事と私事と志事と? (2019/04/29)

 ライターの島田正樹氏は公務員を志望する人と公務員との交流の場「公務員キャリアデザインスタジオ」を主宰しておられ、大学でも公演されているらしい。

 このエントリでの島田正樹氏の問いかけは「ナゼ、働くの?」だ。


↑(https://stat.ameba.jp/user_images/20190429/18/shimada10708/8e/63/j/o4032302414399854566.jpg)

 ずいぶん哲学的だ。 公務員志望の大学生でなくても現役の公務員でも難しいと思う。

 誰でも思いつく働く理由は金を得るためだ。 公務員志望であれば、さらに安定を得ることが加わるのだろう。(ステレオタイプ感は否めないのだが。) 

 金と安定について考えてみた。  

 マズロー先生の欲求5段階説で考えると生理的欲求と安全欲求(低次の欲求)を満たそうと考えるのは自然なことだ。 だから金は重要だ。 当然、収入が安定していることも重要だろう。

 そう考えると、収入がそこそこで安定していることを理由に公務員を選ぶことは悪いことではないし、卑下する必要もないと思う。 そもそも、仕事を選ぶ理由は自分が決めることで、他人の目を気にする必要はない。

 実は金が無いのはそんなに不自由ではない。と思えるのは収入が安定しているからかもしれない。 金がないときはそんなことは思わないから。 (マズロー先生の受け売りっぽい^^;)

 確かなことは、金や安定は人生の目的ではないということ。
でも、凡人は金や安定を得るとその次(高次の欲求)を考えないで、より多くの金、より高い安定を求めてしまう。(何度も言うけど悪いことではない)

 経験では、「ナゼ、働くか?」を考えていないときはあったし、考える余裕がないときもあった。 真面目に考えたら答えは何度も変わったよなあ。

 「ナゼ、働くか?」の問いに対して「今、理由がわかることより、理由を探し続けることが重要だ」は答えになってるかなあ?


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2019年5月 5日 (日)

オフサイト・ミーティングに参加して分かったこと <自然に「気楽にまじめな場」になるわけではない>

 職場でやっている業務関係のオフサイト・ミーティングに参加した。

 オフサイト・ミーティングは、「気楽にまじめな話し合いの場」だが、何のために気楽にまじめな話し合いが必要なのかよくわからなかった。

 ミーティングでとある参加者が素朴な疑問を問いかけたら、皆スルーした。 その疑問は素朴なだけに核心をついた疑問だった。 その参加者は他部門での勤務が長から、素朴な疑問が湧いたのだろう。 

 ミーティングには、話し合いに関係がない人、気楽さに反する立場の人が多く参加していたので、他の参加者はその場の雰囲気を慮ってスルーしたのだろう。 「気楽にまじめな話し合いの場」ではなかったのかもしれない。

 もう何年もオフサイト・ミーティングを企画しているので、「気楽にまじめな話し合いの場」を作る難しさは知っている。 「気楽にまじめな話し合いの場」にするためには、参加者が「気楽にまじめな話し合いの場」にしようと思うことが必要だが、そう思う人が少なかったのだと思う。

 ミーティング終了後、話し合いに関係がない人、気楽さに反する立場の人に、そのオフサイト・ミーティングでの気付きを教えてくれるようにメールしてみた。 1人だけ返信があった。

 それにしても、参加した人は多少なり違和感は感じただろうに、なぜその違和感を見つめようとしないのだろうか。 何も気づかない人、気づいたことを次に活かすことができない人が参加する意義は何だろうか?と思う。

 いろいろと葛藤があったのだが、素朴な疑問を持った参加者には、「気楽さに反する人たちがいなくなった後で他の参加者にもう一度問いかけてみたら」と助言しておいた。

  自分自身が気楽さに反する存在になっていないだろうか?。



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2019年5月 3日 (金)

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 <勉強は教科書だけでするものじゃない>

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 宝槻泰伸 徳間書店

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 どこかで読んだ記憶があると思ったら、著者の宝槻泰伸氏は京大に入学した3人兄弟の長男の方だった。

宝槻泰伸氏は

 さらに「勉強しなさい」という時、その対象は教科書であって、マンガ・ゲーム・テレビは対象外。確かに中毒性のあるものや、集中力を破壊するものもあるでしょう。しかし内容を選べば役立つものもたくさんあります。僕や弟たちはずいぶんこうした教科書以外の教材に助けられました。

とおっしゃる。

 オヤジσ^^)の場合はラジオの制作やCQ HAM RADIOやトランジスタ技術だった。

 1976~1977年頃に、CQ誌(CQ HAM RADIO)で論理回路の解説の連載があって、毎月連載記事をスクラップしていた。
中学3年の夏休みだったか、「勉強しよ~」と言って、そのスクラップを開いたら、お袋がキレた。 (^^;
受験前の夏休みで朝から晩までゴロゴロしていて、本を開いたと思ったらわけのわからない雑誌では怒りたくもなる気持ちはわかる。

 なぜ中3の夏休みに勉強しようと思ったかというと、その何年か前にラジオの製作(ラ製)にデジタルICを使った製作記事があった。 その記事で紹介されていたのはカウンタと組み合わせ回路で、ランプが順番に点灯する簡単な回路だった。 組み合わせ回路は理解できた。しかし、いくら考えても数が数えられる回路(順序回路)が理解できなかった。

 そんな時にタイミングよくCQ誌で連載が始まったのでスクラップしたおいたのだ。 そして受験前の夏休みに受験勉強ではなく論理回路を勉強したくなってしまったのだ。

 中3の夏休みに受験勉強せずに論理回路を勉強したのは無駄ではなかった。 
後に学校で論理回路を学んだ時にはすんなり理解できた。予習済みだったから。
40歳を過ぎてFPGAやVHDLの勉強を始めたときも苦労しなかった。

 それは、「ラ製を読んで解らない」→「CQ誌で勉強しよう」から続いているのだと思う。

教科書以外から学べることは多い。


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2019年5月 1日 (水)

ガラケーの機種変更(2)

 昨年、10年以上使っていたガラケーが壊れたので、中古の同じガラケーを買って機種変更した。 使っているガラケーは今は無き東芝のW55Tだ。 (ガラケーの機種変更 (18/8/26))

 中古のガラケーを扱っているショップでW55Tは程度A(美品)の相場は4,000円くらいだ。
中古で4,000円は高いよなと思い、1,980¥の中古を買ったら色違いが送られてきた。 安物買いの銭失いだ (^^;

 先日、ディスプレイを開くとディスプレイが見えなくなった。
アラームは鳴るし、着信もするし、発信もできるのだがディスプレイが見えないので使えない。

 二つ折りのディスプレイを完全に開かなければディスプレイが見えることが分かったので、中途半端に開いて使っている。 いかにも、バックライトの回路の接触不良っぽい。
今は中途半端に開くと見えるが、このまま使っていると見えなくなる可能性は高いだろう。

 前回の故障のように、全く使えないわけではないのでヤフオクのアラートに登録してW55Tが出品されるのを待つことにした。 美品や未使用でなくても良い。3Gのサービスが終わる2022まで2~3年動けば良い。

 ほどなくしてW55Tが出品された。なんと980円だ、写真を見ると凹みがあるようだが買ってみることにした。 (懲りてない。安物買いの銭失いだ)

 本体が安くてもauの手数料が2,000円必要だから何度も機種変更したくないなあ。

 auは2022年で3Gのサービスを停止するらしいので、いずれは買い替えなくてはならないのだろう。

 今はリスクを分散するためにガラケーとスマホ2台持ちで、スイカも別だ。 1台に集約すると忘れたり、亡くしたときのインパクトが大きすぎる。

 通話とメールだけならガラケーで困ってないんだよね。


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