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2019年6月

2019年6月30日 (日)

無くした財布が戻る確率 <以外にも人は多利的行動をとる>

無くした財布が戻る確率、中の現金が多いほど高い 世界規模で調査 AFP (2019/6/21)

 40か国355都市で、メールアドレスが印刷された名刺3枚が入った財布を文化施設や公的施設に届けて、届けられた人が持ち主に連絡するかを調査したらしい。


(https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/d/-/img_6d86b63ce38c36e6a694b0e9de059477167211.jpg)

 結果は予想に反して、「人々の、他人の幸福を気遣う傾向と『泥棒』になるのをひどく嫌う傾向が示された」らしい。

 国別ランキングは

 
↑別画面で拡大 
この画像は元記事(https://science.sciencemag.org/content/early/2019/06/19/science.aau8712)にある。

 一流エコノミストが予測できなかったことは、現金が入っていた方が、また、金額が多い方が届出率が高いこと。鍵が入っていた方が届出率が高いのは、理解できる。

 論文執筆者の分析は

国民が意思決定プロセスに参加していることを意識している民主的な国ほど、国民の正直さに関するポイントが高くなる傾向があった。

個人が所属感を抱く「内集団」を超えて、道徳的規範を重視する地域的な文化的価値観もまた、届出率の高さに関連しているとみられる。

らしい。前者で、中国が下位になったことが説明できる。また、個人主義的な北欧の国より家族の絆が強いイタリアの返却率が低いことが説明できる。

 ところで、この調査結果には日本が含まれてない。
毎日新聞のコラムによると、

研究メンバーにたずねると理由があった。「日本にも行ったのですが、調査がうまくいかないことに気づきました。交番がそこら中にあって、人々は財布の持ち主に連絡するより交番に届けるので」

らしい。子供の頃から落し物を拾ったら交番に届けましょうと教えられるからなあ。



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2019年6月28日 (金)

妻のトリセツ

妻のトリセツ 黒川伊保子 講談社

Photo_18

 著者の黒川伊保子によると、この本のコンセプトは、

「今まで10個飛んできた弾が、7個に減る」

らしい。

 妻に限らず娘の話は、問題の解決を求めてないことはわかってきた。なんども失敗したから。 でも、油断していると、つい問題を解決してしまうか、問題を解決しようとして考え込んでしまう。

 世の夫達はいつ弾が飛んできても良いように、準備しているのだろうか。 そんなに準備しても7個も弾が飛んでくるのか。orz

 黒川伊保子氏は

 念のために伝えておきたいのは、だからこそ、どんなに夫が準備に手間暇かけたとしても、サプライズを喜ぶ妻はほとんどいないということだ。

とおっしゃる。

そうだったのか。 「誤信念課題(2) (2019/02/14)」で書いた、30年で成長したのは、送られた側だ。 orz


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2019年6月26日 (水)

会話スイッチ <ONにするまで3秒待ってよ>

 黒川伊保子氏が6/15の世界一受けたい授業に出演していた。黒川伊保子氏は「妻のトリセツ」の著者だ。

 ぼーっとテレビを見ている男と話をするときには、話しかけてから3秒間待って要件を話すと良いそうだ。

 男は、ぼーっとしているときには会話スイッチを切っていて、会話ができるようになるまで3秒かかるので、いきなり要件を話しかけてはいけないということらしい。

 これは、正しいと思う。 女はテレビを見ながら、常に人の話を聞く準備をしているのか? そりゃあ超ムズだぞ。

 そういえば、カミさんは予告もなくチャンネルを変えるのだが、見ていない。たいてい他の作業をしている。そ~っとチャンネルを戻すと「見てたのに!」と言われる。 あれは、ひょっとして超時分割で本当に見ているのか!

 テレビを眺めていると「なんでそんなにテレビに夢中なの?!脇見もせずに」とイヤミを言われるのだが、夢中なのは極極稀だ。ほとんどは違うことを考えているので、テレビの画面を見てはいるが内容は追ってない。顔がテレビの方を向いていて動かないのでテレビに集中していてように見えるようだ。

 当然、会話スイッチはOFFなので、話しかけられても反応できない。だってスイッチOFF なんだもん。

 反応しようとすると、まず会話スイッチをONしてから、「何だって?」と反応するので、怒りに触れるようだ。 さらに興味ない話だと、頭の中に広げた思考に戻ってしまうので、うわの空になり、「あんた!聞いてないでしょっ!」って、ますます怒りに触れる。

 ついでに起き抜けは会話スイッチだけではなく思考スイッチを切っているので、返事はできない。決して機嫌が悪いわけじゃない。

 理由は分かったが、男側で解決するのは無理だと思う。
カミさんがいつ話し始めても反応できるように準備しておくのは無理だと思う。気が休まらない。

 つまり、女の脳はマルチスレッドのリアルタイムOSだ。男の脳はシングルタスクのOSで、割り込み遅延が大きすぎる。時々割り込みを逃してしまう。

 割り込みがかかったら即座にACKを返そう。割り込み前に戻れなくなりそうだけど。

 3秒まってよ。 m(_ _)m



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2019年6月24日 (月)

教育ITソリューションExpo 2019

 教育ITソリューションExpoに行ってきた。

 異業種の展示会は楽しい。丁寧に見ていたら興味があったプログラミング教育やSTEM教育関係のブースを回りきれなかった。残念。

【プログラミング教育】

 プログラミング教育は教育者だけでなく素人も入り乱れて流行っているけど、プログラミング言語にフォーカスする人達と、デジタルガジェットやアプリにフォーカスする人が多いようだ。でも、プログラミング言語も、ガジェットも、アプリもツール・手法にすぎない。

 アルゴリズム、仕組み、仕掛けにフォーカスする人は少ないと思う。もっと抽象化すると、問題の解決手法・手順だ。

 全ての子供達が全て、プログラマや技術者、クリエーターになるわけではないだろう。
しかし、将来、事務員になっても、スポーツ選手になっても、身の回りの問題は解決しなければならない。 だから、問題解決手法や手順を考える力は重要だ。この能力を鍛えるのが、プログラミング教育のキモじゃないだろうか。

 問題を解決するうえでデジタル機器は強力なツールとなる。そして、それを操るための手法としてプログラミング言語がある。 しかし、解決方法・手順が分からなければ、解決はできない。

 TATAのブースで、スピーカーだった奈良女子大附属中等教育学校の先生に聞いてみると、
Scratch で教えているとイロイロ言う人がいるそうな。重要なのことは最初は子供の興味を刺激する、驚き、喜びを与えることが重要らしい。そうすることで、そこから探求が始まるのだそうだ。

 やっぱり、いきなりpython はハードルが高いけど、中学生くらいになるとpythonで書くようになるらしい。

 現状の問題は、小学生のうちに興味を持っても、中学校では技術の時間でしか扱わなくなる。 さらに、高校の情報の授業は難しいことだと。

【Microsoft】

Ms
 Microsoftのブースで青山学院初等部のICTを使った教育の概要を紹介していた。
構成は、Surface GoとMicrosoft 365 Education(Windows10, Office 365, Enterprise Mobility+Security)、Mincraft Education Editionで、教育に効果がありましたという内容だ。

 国語の授業では辞書アプリを使うと紙の国語辞典を引かなくなると思ったら、辞書アプリの内容と国語辞典の内容が違うことに気が付いた子は国語辞典を引くようになったそうだ。 自分にとって理解しやすい説明を選ぶことができるらしい。

 ICT業界にいるので気になった。
この環境は、先生だけで管理は難しいだろう。とすると、初期費用だけでは済まなくて、安くない保守費が必要になるんだろうな。
Microsoftは自社製品・サービスが使われれば良いから効果を強調するけど、公立校まで展開しようとすると、デジタル・デバイド影響が大きいと思う。

【TATA】
TSC(Tata Consultency services)のブースで学研エデュケーショナルと奈良女子大付属中等教育学校のトークイベントを聞いた。
Tata

↑その中の1コマ
 教育はデジタル化とICTの発展で1人で知識を得ることができるようになった。しかし、教室で教師が直接生徒に教えることも重要だという。

 奈良女子大付属中等教育学校には奈良女子大から教育実習生が来るらしく、「目の前に30人の生徒がいること」について考えさせるのだそうだ。

 「目の前に30人の生徒がいること」にちょっと引っかかったのでメモ代わりに。

【機微力検定】
う~ん機微力検定か... 「心の理論」を測定する検定のようだ。ムズいぞ。

Photo_20190622173101

 検定の問題を作っているわけだから、多くの日本人が持つ常識とか暗黙の了解を形式知化しているのだろう、どうやって形式知化したか聞けばよかった。

 いい点を取るには、出題者の気持ちを読むと良い。(^^;  つまり、この会社の常識や暗黙の了解を勉強すると合格できるんじゃないかな。

【Strawbees】
 ストロービーズはストローを繋いで構造体を作る玩具。ストローとジョイントがセットになってる。

Strawbeeds
 ストロー200本、450本、1200本の商品がある。価格は3,200円、5,400円、9,800円で、Amazonだとちょっと安い。

 孫に買ってやろうと思ったが推奨年齢5歳以上なのでちょっと早いか。 分子構造模型セットを与えたら原子(色付きの玉)に興味があった。

C2h5oh
↑C2H2OH

【島津理科」
小学校6年生で習う「電気の利用」の実験教材。 今時は、SONYのMESHを使うらしい。
2

↑これは、20,300円するらしい。(^^;

1
↑廉価版で5,000円。

 プログラミング教育がブームだから、電気だけではなくて、制御する要素が必要らしい。ブラックボックスだらけだ。

 電気回路は3年生で習い、電池の直並列とか、負荷(電球)の直並列などは4年生で習うらしい。 しかし、最近の若者は小学校4年生レベルの電気回路の知識が無い。

 プログラムで電気を制御する前に、電気回路の知識は持っておいてほしいなあ。

【サイエンスとテクノロジー】
 サイエンスを学ぶならその入り口は簡単な方が良い。例えば、3年生で習う電気回路は電源と負荷の閉回路、つまり電池に豆電球を繋いで明るさを見る。

 現象を観測して法則を見付けるのはサイエンスの入り口だ。一方テクノロジーはサイエンスを基にしているけど、問題を解決するために何かを制御するのがテクノロジーだ。

 この、教材で教えようとしているのはテクノロジーだろう。 問題を解決することと制御することが重用だから、ブラックボックスだらけでも良い。

 オヤジの愚痴だが、最近の若者は電気回路の知識が無い。小学校4年生レベルの知識が無いのだ。
テクノロジーは重要だ。日本は文明開化以来テクノロジーで発展してきた。そして、プログラミング教育で国を挙げてテクノロジー教育進めようとしている。

 しかし、その成功モデルはいまでも有効なのか?
幼年教育をテクノロジー寄りにしたときに、サイエンス教育は誰が担うのだろうか?。


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2019年6月22日 (土)

13才までに感電すると脳が電撃で異能化する。<異能化しているから感電する>

【ブロガーで検証】13才までに感電すると脳が電撃で異能化する。

twitterで「13才までに故意または誤って感電したことがありますか?」

 

というアンケートの結果。

 感電した経験がある人は 30% らしい。

 感電した経験は、もちろんある。 何度も。^^)

ゲルマニウム・ラジオ

 小学生のときに通販でゲルマニウム・ラジオを買った。田舎で弱電界地域だから、夜中に大陸と半島の放送しか受信できない。
コンデンサを介してコンセントに繋ぐとアンテナの代わりになるというのでやってみようと思ったが、コンデンサが無い。まあいいかと、被覆がある針金を突っ込んでみた。

 被覆を持っていれば感電しないのだが被覆が無い部分を触ると当然感電する。

 学んだことは、ビリッとくるけど死んだりしない。

マブチ・モーター

 小学生の頃はモーターにハマった。
乾電池で回していたので直列にしても大した電圧ではない。ACコンセントにつないだら、超回るんじゃね?と思うのは自然な流れだ。
 やってみた。

 マブチ・モーターの赤と青のリードを両手で持ってACコンセントに突っ込んでみたら、
モーターが火の玉になった。豆電球より何倍も明るかった。 (^^;
 感電より衝撃だった。

真空管テレビ

 小学生の頃にはトランジスタが普及していたが、テレビはまだ真空管だった。
そして、うちのテレビはトランスレスだったので、シャーシーに100vが掛っていることがある。

 テレビの映りが悪くなったので、バックパネルを外して中をみたら、埃が積もっていた。
これが原因だろうと思い込んで、埃を吹き飛ばそうと、真空管に顔を近づけて息を吹きかけようとして、真空管のシールドに唇が触れたとたんに、衝撃が走った。

磁石式電機

 就職したときには、まだ磁石式の電話機があった。 もちろんいつも使っているわけではなく応急用だったので、時々点検していた。

 磁石式電話機にはハンドルが付いていて、ハンドルには発電機が繋がっている。
ハンドルを回すと100v弱の電圧が発生して、電話線に繋がった相手の電話機のベルが鳴る仕組みだ。

 新人は磁石式電話機を見たことが無いし仕組みも知らないので、電話線を両手に持たせておいてハンドルを回す。
すると、遠く離れた電話機のベルが鳴らせるほど発電していることを体感できる(感電する)。

 大抵新人はこの洗礼をうけるようだ。 同年代の人と昔話をすると必ずこの体験が出てくる。 今時やったらイジメと言われるよな。

###

 感電したから能が異能化するわけではないだろう。
誰でも子供の頃には、100vのコンセントに興味を持つので、ACプラグではない物を差し込んでみようと思うようになる。
そして、それを実行してしまう子は既に異能化している。 つまり、先天的ではないだろうか。

 だから、自分の子供を異能化させようと感電させると、それは虐待だ。

 マジレスしてしまった。(^^;


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2019年6月20日 (木)

住宅ローン破綻 <昭和の価値観に踊らされてる>

住宅ローン破綻経験者が語る! ほとんどの人が暗示に掛かった”注意したい言葉” hapimama (2017/08/22)

その言葉とは「途中で繰り上げ返済をすれば完済できます」や「退職金で完済する人がほとんどです」というものです。

たしかに、この言葉は聞いたような気がする。
例えば、40才で35年ローンを組んだら完済するのは75才だ。定年が60歳だとすると、退職金をあてにしないと無理だ。

 40歳で退職金をあてにして組んだが、当時退職後公的年金だけでは不足することは分かっていた。
運良く繰り上げ返済したが、何かアクシデントがあって大きな出費があったら、ローンが破綻したか、老後の生活が破綻していた。

 今考えると、かなりリスキーな選択だったと思う。そのときには、教えてくれる人がいなかったから。

 35年ローンの前提は、

  • 給料は増え続ける
  • 不動産(土地)の資産価値は減らない

つまり、昭和の高度成長期の価値観そのままだ。 当時、バブルははじけていたし、公的年金だけでは足りないことも分かっていたのに。

子育て世代が住宅ローン破綻に陥ることがないよう、心よりお祈りいたしております。

はシャレにならない。


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2019年6月18日 (火)

高齢社会における資産形成・管理

 東洋経済に、

「老後2000万円」問題のあまりに残念なすれ違い 金融庁の報告書を読んで再考してほしい

という記事があったので

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」
(https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf)

をざっくり読んでみた。

【65歳で2,000万円必要】

 退職後公的年金だけでは生活費が足りないことは30年も前から聞いている。
当時、不足分は個人年金で補いましょうねと言われて世代間の不公平を感じた。

 低金利になってからは、貯蓄だけでは利益が出ないので、投資を増やしたほうが良いというのも聞いている。
ついでに、少しでも長く収入を得たほうが良いのも知っている。

 アラ亭のオヤジにとっては、65歳で2,000万は驚くほどの額ではない。
幸いにもまだ退職金はもらえるだろうし、個人年金もある。

 これが、我々の子供の世代になると怪しくなる。
娘の会社は退職金は無く、何種類かの運用方法が選べるようになっていた。

【負債】

 この報告書の例は、夫65歳、妻60歳で、無収入という想定だ。つまり、負債が無い。これは重要だと思う。
負債があると、65歳で2,000万円は厳しくなる。

 若い世代が親世代の真似をしたり、アドバイスを真に受けて、長期の住宅ローンを組むのはリスクが大きい。

 負債があるなら収入を得なければならない。 
65歳以降も収入を得るためには、LIFE SHIFTでリンダ・グラットン氏が指摘したように、65歳になった時に大きなキャリア・チェンジしなくてよいキャリアを積むことだろう。
そうすれば、この報告書の前提となっている65歳で無収入にはならない。 しかし、我々の世代のようにシングル・キャリアでは厳しいのではないだろうか。

【金融リテラシー】

 この報告書にあるように、金融リテラシーは重要だと思う。
でも、マスゴミやプロパガンダに惑わされなことが重要だ。

【ちょっと変わった視点は】

真っ当な仕事があっという間に吹き飛ぶ(金融庁「2,000万円不足」報告書)

 ワーキング・グループや金融庁の担当の人たちは、少なくないリソースを費やしているだろうに、それが、マスゴミやプロパガンダで無駄になるわけだ。

 可愛そうすぎる。


私的年金など「自助努力」削除へ 財制審建議 日本経済新聞 電子版 (2019/6/14)

らしい。「自助努力」という文言を削除しても、報告書を政府が受け取らなくても、事実は変わらない。


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2019年6月16日 (日)

Interop Tokyo 2019

Interop Tokyo 2019に行ってきた。

 Interopは今年で26年らしい。
 初期のNetWorld+Interop Tokyoを見にに来たときは興奮したのを覚えている。当時は、Internetの黎明期で、今後Network技術で仕事が変わるだろうという期待があったし、その技術は手が届く範囲だった。 そして、それから仕事は変わっていった。

 最近は、技術的には興味はあるけれど、25年前のような興奮が無いのである。考えてみると、技術はどんどん進歩するのに対して、職場には導入されないし、仕事のやり方は変わらない。

 初期の頃と変わらず、便利な未来が展示してあるのだが、どんどん手が届かなくなっているという失望感なのだろうか。

【基調講演】
 ひさしぶりにオープニングイベントから聴いた。

↑この会場はに入れなくて隣のサテライト会場で聴いた。(なんで皆朝早くから来てるんだろう?)

 最初の基調講演のスピーカーはNTT社長の澤田純氏。
NTTは将来シリコン半導体を光デバイスに換えて、伝送路を最初から最後まで光にするらしい。大容量、低遅延、低消費電力と夢のネットワークだ。量子暗号が使えるようになるらしい。

【AI活用を担うべきなのは誰か 幻滅期に入ったAIのリアル】
技術ではなく経営層向けのAI人材と、AIをどう使うかという話だった。

↓AIは既に幻滅期に入ったらしい、


↑(https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20181011)

AIを使った夢のような装置はなかなか出てこないからなあ。

Itais

↑AI人材とIT人材は異なる。だから情シス部門がAI導入の抵抗勢力になるらしい。
AI人材はいわゆる「出る杭」な人だから経営層が心理的安全性を確保しなければならない。

Ais
AIが活用されないのは、AI人材と現場とが利益相反するから。
なるほど、現場はやり方を変えたくないし、現場が分からないAI人材に口を出されたくない。だから、経営層のスーパーパワーを使うしかない。

【CASB】
Cloud Access Security Brokersらしい。
今や業務にクラウド欠かせないものになりつつある。従来のセキュリティ対策では対応できなくなるということらしい。なるほど。
ウチはまったく心配が無いというのはいかがなものか。

【アクリルディスプレイ】
このブースはDSJ 2019
ディスプレイの上にアクリルのオブジェを置くと、そのオブジェに映像が映るしくみ。
偏向板が無いLCDディスプレイを作ってその上にアクリルを置くとアクリルが偏向板になって映像が見える仕組みか?。 
面白い使い方ができそう。

Photo_20 Photo_21
↑後ろの白いのがディスプレイで、アクリルのオブジェだけに映像が映ってる。

【抜けないACケーブル】

Photo_22
赤いところをスライドさせないと抜けないACプラグ。
機器側のコネクタ側を取り替えなくて良い。
http://www.aim-ele.co.jp/products/custom-powercable/


【Show net】
Show netのpodでHuaweiみつけた。

Shownetpod


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2019年6月14日 (金)

銚子丸の心意気 <短所を吹き飛ばしてしまうほどの活躍の場を与える>

銚子丸の心意気 堀地ヒロ子 PHP研究所

Photo_6

 2019/3/21のカンブリア宮殿で見て読んでみた。

「寿司を売ろうとしなくていい。理念を売って欲しい。」はカンブリア宮殿でもやっていた。

堀地ヒロ子氏は

できるだけ社員たちの長所を見出し、 短所を吹き飛ばしてしまうほどの活躍の場を与えること

とおっしゃる。 

 ”短所を吹き飛ばしてしまうほどの活躍の場”は難しいなあ。

 ところで、回転寿司は、スシローなどの100円系と銚子丸などのグルメ系に分かれるらしい。 同じ回転寿司でも業態が違うということだろう。

 家族で回転寿司に行くときカミさんがいると、スシローやはま寿司が多いのだが、娘が「おとうさん、寿司を食べに行こう」と言うときは銚子丸だったりする。 


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2019年6月12日 (水)

送別会(2) <全員がフォロワーになってはいけない>

元上司の第2回送別会に参加した。

 最初の送別会を企画したときに、送別会に参加した人は次世代を担う人達で、元上司による人材育成の賜物だと思った。

 「参加したかったのに、なぜ声をかけてくれない!!」と言う人が少なからずいたので、もう少し大規模な送別会を考えていたのだが、若い人達に振ってみた。

 何かやろうと思い付いたら、コンセプトを説いて人を集めてチームにする。 すると、勝手に役割が決まった。オヤジの役割は、無責任に理想を語ることと、三竦みのデットロックを解除すること。

 今回、企画を振った人の多くは、以前、プロジェクト要員として集められたり、役割を与えられて仕事をしたりした経験があって、そこで成果を上げた人達だ。 皆、元上司の強力なリーダーシップに助けられた。

 今後、強力なリーダーシップが無くても、問題が解決できるチームになって欲しい。

  • 全員が、強力なリーダーシップを発揮しなくてよい。
  • リーダーシップを持っている人が、プロジェクトを全て管理しなくてよい。
  • 誰かに任命されなくても役割を担ってよい。

ただし、

 全員がフォロワーになってはいけない。


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2019年6月10日 (月)

自由研究の工作キット禁止について思うこと <重要なのは「ハテナ」>

自由研究の工作キット禁止について思うこと―評価の観点から― (2018/08/14)

 自由研究で工作キットが禁止される理由は、
評価の観点

  • 作品にどれくらい時間をかけたか(どれだけ労力がかかっているか)
  • 作品の完成度がどれくらい高いか(どれくらい丁寧に仕上がっているか)
  • 作品にオリジナリティーがあるか

から、

 ズバリ、「作品に対する評価が下がってしまうから」だと思います。
学校の先生方もいじわるをしているわけではないと思うのです。
工作キットで済ませるのはずるいとか手抜きだとかそういう話ではなくて、おそらく子供の作品に良い評価をしたいために工作キットの使用を禁止しているのではないかと考えます。

ではないかという。

 教育者(学校や先生)の奢りだ。 学校での評価より、新しい事に気づくこと、科学や技術に興味を持つことの方が重要じゃないだろうか。

 小学校のとき、理科の最初の授業で先生は黒板に大きく「?」を書いて、
  「これはなんだ?」
と質問された。 ?_?)な生徒に
  「これはハテナ。」
  「分からないことは悪いことじゃない。」
  「ハテナと思ったことは忘れないようにしよう。」
とおっしゃった。

 今でも覚えているし、今でも心掛けている。先生ありがとうございます。

閑話休題

 娘たちの自由研究は何度も手伝った。 夏休み前や夏休み終わり1週間くらい前になると、相談してくるのでネタを提供していた。

 ある年のこと、長女に11円電池の自由研究を提案してみた。 1円と10円の間に濡らした紙を挟むと電池になるという自由研究の定番だ。 残り1週間でできる。 (^^;

 実験の基本は、条件を変えて測定してデータを取ってまとめる。そして、実験結果から考察を書く。 さらに、仮説を立てて実証実験をやれば完璧だけど、1週間でそこまでは無理だ。

 定番ネタはマネたと思われるのは癪だから、オリジナルの要素を忍ばせておく。 かといって親が本気で手伝ったと思われるのも癪だから、実験のやり方とかテスターの使い方を教えて後は口を出さない。 興味を示したらヒントを与えるのだけど、興味を示さないなら考察が間違っていても口は出さない。

 当時、長女の興味は科学よりエレクトーンだった。

 考察は間違っていたし、オリジナル要素は気付かれなかったらしく評価は微妙だった。 (^^; 評価されることが目的ではない、「ハテナ」と思ったら試してみる、考えてみることが分かればよい。

 この研究には後日談がある。
何年か後に自由研究のネタに困っていた塾の友達に見せたらしい。 なんとその友達はパクってコンクールで表彰されたらしい。
きっと、大人が監修したのだろう。

 大人になっても、就職してからも、自由研究はやる。
答えが分かっているなら研究する必要はないから、最初は答えは分からない。 そのときに、「ハテナ」ではじめた自由研究の経験が役立つ。


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2019年6月 8日 (土)

県立高校の髪型ルールに「細かい」の声 <「らしさ」と「らしさの限界」が考えられなくなってる>

県立高校の髪型ルールに「細かい」の声 「サイドを短くする」「横髪が出ている」は校則違反  J-CAST NEWS 2019/4/26

 最近この手の話題が多い。

 学生も、教師も、保護者も、そしてネット民も思考停止していると思う。

 昔昔、小学生だったころ、中学生は坊主頭だった。 校則で決まっていたのだ。 その頃、ちょっと上の世代は生徒会が中心になって校則を変えた。 ちょっと上の世代はしらけ世代と呼ばれていたけど、全共闘世代の名残があって、中学生でも髪型は自由だと主張して校則を変えるだけのパワーがあった。

 その世代がこの記事を読むと「アホらしっ」と思うのだろう。

 たいてい高校にはその高校独自の「らしさ」がある。 特に歴史がある学校は代々伝わっている「らしさ」がある。 校則で決めている髪型とか服装は、「らしさ」の限界、つまり理想的な「らしさ」からの距離を決めるということだろう。

 当然のことだが、理想的な「らしさ」も、「らしさ」の限界も時代とともに変わる。 ところが、この議論をしている、学生も、教師も、保護者も、そしてネット民も、それが変わらないことを前提にしているのではないだろうか。

 つまり、思考停止している。

 思考停止していることは意外に楽で、考えることは大変だ。 でも、

 教師は理想的な「らしさ」と「らしさの限界」を考えるべきだ。
そうすれば校則が妥当かどうかが分かる。 誰が何を考えて決めたか分からないような校則で生徒を縛るよりよほどましだろう。

 生徒も「らしさ」と「らしさの限界」を考えなくてはならない。
自分で考えた限界は守ろうとするものだ。 誰が決めた変わらないような校則に縛られるよりよほどましだろう。

 生徒は思うだろう。
教師は大人だから「らしさ」を考えられるが、生徒は未熟だから「らしさ」を考えることができないと。

 ところが、大人になっても「らしさ」を考えられない人はいるものだ。 それは、たいてい、学生の時に「らしさ」を考えていない人だ。

 学生の時に「らしさ」を考えなかった人は、大人になっても「らしさ」を考えられなくて、誰が何を考えて決めたか分からないような規則を、自分の子供に強要しなくてはならなくなる。

 そして、考えられない連鎖は続く。


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2019年6月 6日 (木)

かもめのジョナサン【完成版】

かもめのジョナサン【完成版】 著:リチャード・バック 創訳:五木寛之 新潮社

 中2のときに読んだ。その頃には日本でもベストセラーになっていたと思う。
学校の図書館には無かったから市の図書館まで借りに行って読んだのだが、正直、意味がわからなかった。 今では第1章の内容をわずかに覚えているくらいだ。

 著者があえて削除した第4章が追加された完全版が電子書籍になっていたので読んでみることにした。 45年ぶりに読んで見ると、著者の意図は相変わらずわからない。それでも、45年分の知識や経験に重ね合わせて読むことはできる。

 この物語は数百年というかなり長い時間軸で描かれている。
高々60年くらい生きているだけだが、ICT業界で働いていたので時代の移り変わりが早く、この物語に描かれているような変化を体験した。

第1章
 「変な奴」と言われ、既存のコミュニティに馴染めないと感じる人は第1章に共感するのだろう。

第2章
 時代が変わって、世の中が変わって、環境が変わると「変な奴」が認められることがある。 自分のためだけに生きていて良いのだろうかと葛藤している「変な奴」は第2章に共感するのだろう。

第3章
 社会に認められなくても何かを極めて、極めたことを次世代に伝える。さらに、次世代が次の世代に伝えるという理想的な循環が生まれるのが、第3章。
最後は希望だ。1970年版はここで終わっている。

第4章
 第4章では、「変な奴」が神格化され、偶像化され、多くの人が深く考えることなく形だけ真似るようになる。
第4章に希望は無い。最後に神格化された、ジョナサン(変な奴)が現れるのだが、ここは共感できない。

 創約の五木寛之氏があとがきの中で、法然を思い出した書いておられるが、同じことを考えた。 
実社会でも、神格化されないまでも、過去に大きな成果を上げて、時代が変わっても高い評価を受け続けている「昔凄かった人」がいる。

 「昔凄かった人」が考えたことは参考になる。しかし、「昔凄かった人」のように行動してはいけない。
「昔凄かった人」が自分で考えて行動したように、自分で考えて行動しなければならない。


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2019年6月 4日 (火)

AI時代へ向けて育成すべきはAI人材か? <全ての改革は若い世代によって成し遂げられる>

 政府は、去年までサイバーセキュリティ人材が足りないと言っていたが、今年は、AI人材が足りないらしい。
政府も新しい切り口が必要だから大変だ。

AI戦略(有識者提案)及び人間中心のAI社会原則(案)について
によると、

「文理問わず、AIリテラシー教育を50万人に展開」

らしい。

文系・理系という考え方が昭和だよなあ...

AI時代へ向けて育成すべきはAI人材か? note (2019/05/18) でmasanork氏は

もちろんこれからの社会にとってAIが重要であることは論を俟たない。しかしながら日本に欠けているのはデータサイエンティストの総数ではなく、データを活用できる環境そのものである。それをつくるために必要なのは数十万人のデータサイエンティストではなく、年齢や権限に関係なく官僚主義を排してオープンに議論できる環境であり、20世紀の遺産に縋ることなく新たに情報化投資を行う企業の財務余力であり、データを収集、活用、収益化できるデジタル事業であり、それを支えるシステムを構築するために必要な現代的なソフトウェア工学、アジャイル型のプロジェクト管理、オーバーヘッドの小さな仕様と品質の管理、働きながら学び続けられる環境、こうしたスキルの人的資本蓄積に対して企業が投資し続けられる産業構造である。

とおっしゃる。 正論だと思う。

 しかし、この正論は企業活動や日本国民の意識への問題提起だから政府の力で何とかなるものではない。
政府がこのAI戦略ではなく異なる施策を実施したら解決するのならよいが、解決しないのなら、現状に対する単なる愚痴ではないのか。

 年寄世代は破たんする未来を認識していても現状を維持しようとするだろう。年寄世代があてにならないなら次の世代が変えるしかない。
いつまでも、現状や現状を変えようとしない年寄りや官僚組織を非難していても始まらないのではないか。

全ての改革は若い世代によって成し遂げられるのだ。


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2019年6月 2日 (日)

アポロ13 <もっと若い人に任せなさい>

前から見たかった、アポロ13を見た。

https://m.media-amazon.com/images/I/81XJEKzm7JL._AC_UL320_.jpg

 アポロ11号の月面着陸は小学生の時にテレビで見た。 アポロ13号の事故はテレビのニュースで毎日報道していた記憶がある。

 アポロ計画は、1961年にJ.F.ケネディ大統領が「1960年代中に人間を月に到達させる」と言ったことが始まりだ。

 トップがいきなり実現できそうもないことを言い始めることはある。 アポロ計画も当初不可能だと思われたらしいが、失敗や不可能な要因(抑止力)を取り除くアプローチをとったらしい。(NASA目標達成の思考法 https://www.nohkai.ne.jp/tyorei/?p=1049)

 かなり大きな抑止力の排除が若い技術者の起用だったのだろう。 1969年当時、アポロ計画を担っていた技術者の平均年齢は26歳だったらしい。(アポロ計画はなぜ成功したか http://haredasu.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_d404.html)

 現状の不可能を可能にするのは、いつも若者だ。

 年寄ができることは、優秀な若者をドライブすることだろう。 J.F.ケネディのように。


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