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2019年8月17日 (土)

面接試験

 今年も昇任試験の時期がやってきた。

 これまで、論文試験について書いた。

 論文試験の他に面接試験があるのだが、面接官をやった人は、面接の練習をしすぎているのではないかとおっしゃる。受験者の回答が判で押したようだというのだ。話を聞くと、仕事に取り組む姿勢とか、誠実さ、地頭の良さが判るくらいの人生経験はある。面接官をバカにしてはいけない。と。

 歴代の質問を集めたアンチョコが出回ったりするから、皆、模範回答を答えるようになる。

 学生が就活のときに同じようなリクルートスーツを着るのと同じだ。

日経電子版に 

「仕事の風景(1)就職氷河期、個性は封印」2010/9/16付 日本経済新聞 夕刊
(https://www.nikkei.com/article/DGKDZO14757260W0A910C1MM0000/)

という記事があって、その記事に載っている写真がこれ↓


↑2010年の入社式
 
↑1986年の入社式

 服装は特に決められたものではないし、リクルートスーツで他の受験者より印象が良くなることはない。しかし、少なくとも他の受験者より悪くなることはないという考え方だ。

 面接でも予め練習した模範回答をしていれば、少なくとも、他の受験者より悪くなることはないと考えるのではないだろうか。そして、模範回答を練習した上司は部下に模範回答を指導するので、就活生のリクルートスーツのようにはびこる。

 昇任に不可欠なものは「覚悟」だと思う。上位の職に就く覚悟だ。
その「覚悟」を決めるには自問自答が必要だ。面接では自問自答した結果に照らして答えればよい。

 その覚悟が、組織が求めるものと異なれば、不本意な結果になるかもしれない。
しかし、自問自答したことは無駄ではない。少なくとも模範回答を覚えるより創造的だ。

 昇任試験の面接で予め練習した模範回答を答えるのは、「上司の言う通り模範回答を覚えました。」とか「私の人生は他人と横並びです」と公言するようなものだ。そして、それが評価される組織は、命令に従順に従い、組織の和を重んじる者を求めている。つまり、社畜を求めているということかもしれない。

 昭和の時代は、あえて社畜になる選択肢もあったが、今時、社畜を目指すのはリスクが大きいと思う。



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