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2019年12月29日 (日)

「察する文化」が日本語をダメにする!? <マークシトとスマホが原因>

「察する文化」が日本語をダメにする! 他者に伝達するという言語の本質を理解しよう【出口式「論理エンジン」の考え方】(2019/12/13)

 日本語をダメにする! はセンセーショナルだけど、日本の「察する文化」は最近始まったことではないだろう。とすると、最近、日本語読解力が低下したのは「察する文化」以外の要因ではないだろうか? と考えた。

 結論は、文章を作成するときに、提示された選択肢から選択するようになったことだと思う。

〇マークシート方式の入試

 マークシート方式の試験は、同じパターンの過去問から似た答えを見つける方法が効率が良い。なぜこの方法の効率が良いかというと、考えなくてよいからだ。過去問と正解パターンを記憶すればよいので、読解力や理解力が劣っていても何とかなる。入試に合格させることが目的の学習塾に適した方法だ。

 つまり、入試がマークシート方式になった結果、問題文を読んで理解して、正解を考えて、それを文章にして記述する必要は無く、問題文からキーワードを拾って、選択肢からそれらしい答えを選ぶようになってしまった。

〇デジタル・デバイス

 最近は、手書きで文章を書くことが無くなってきた。ほぼ、パソコンやスマホなどのデジタル・デバイスで文章を作成している。これらのデバイスで文章を作成するときには、入力したかなを漢字に変換する、かな→漢字を行う必要ががある。

 パソコンを使って文章を書き始めたのは35年くらい前だった。当時は、漢字を1文字づつ変換する単漢字変換だったから、頭の中で文章を考えて、考えた文章に必要な漢字を1文字づつ変換していた。この頃はまだ、一から文書を考えて書いていた。

 その後、かな→漢字変換機能は進化し、変換の単位は漢字から熟語、分節になり、変換精度も向上し、さらに次の分節も予測してくれるようになった。

 最近は、頭の中できちんとした文書を考えなくても、かな-漢字変換機能が提示する分節や単語を選ぶと文章が作れるようになってしまった。

 つまり、デバイス・デバイスを使うと、自分の頭で伝えたいことを考えて、伝えるための論理構造を整えて文章にして、それを記述する必要はなく、伝えたいことを漠然と考えて、自分の考えていることに近くなるように、デジタル・デバイスに表示される選択肢から選べばよくなった。

〇結論

 日本語の読解力が低下したのは、入試やデジタル・デバイスを使った文章作成で、日本語を積極的に考える必要が無くなったのが原因ではないだろうか。



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