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2019年12月 2日 (月)

9時10分前を理解できない若手を生んだ日本語軽視のツケ


9時10分前を理解できない若手を生んだ日本語軽視のツケ  河合 薫 (2019/11/19)

 帰国子女だった河合薫氏は中一で帰国して会話には困らなかったものの、高校の現代国語の校内実力テストで、長文問題を何度読んでも理解できなかったそうだ。

 漢字が読めないとか、読めない字があるとか、そういったことじゃない。ちゃんと音読できるのに、意味が分からない。古文でもなければ漢文でもない。ただの現代文。なのに書いてあることが、ちっとも理解できなかった。生粋の日本人なのに、なぜか日本語が理解できない。漢字が読めないことを笑われても気にならなかったけど、日本語の文章が理解できないという現実はかなりショックだった。

河合薫氏のように日本語の文章が理解できないことを自覚することは稀だろう。会話ができているから、なるべく文章を読まないで済むようにすれば生活は困らない。

 この歳になって自分は文章が読めるのか考えてみると、キーワード読みだと思う。子供の頃からそうだった。ストーリーは合ってるけど結論や結末が違っていたり、穴埋め問題のテストで問題文をきちんと読まないから、記号で答えるところを単語を書いたり、答えを回答欄に書くべきところを問題文に直接書いたりだった。

 小学校5年生くらいだろうか、多湖輝先生の頭の体操シリーズにハマった。パズルはロジックを考えて読まなければ答えは分らないから、ロジックを考えて読むモードに気付いた。でも、普通はキーワード読みだ。

 歳を取って他人が書いた文章を添削するようになってからは、意識してロジックまで考えて読むモードにスイッチを切り替えて読むようにしている。歳をとっても訓練すれば読んで意味がわかるようになるものだ。このブログを書いているのも訓練の1つだと思う。

 ところで、

 そもそも国語の先生は、読めても理解できない生徒がいることを認識していないところが問題ではないだろうか。

 現役高校教師座談会 <「論理」は「文学」で学ばなくても> (2019/10/17)

 体育の先生は運動オンチの生徒の気持ちは分からないだろう。しかし、運動オンチの生徒の存在は認識できる。あとは、指導方法の問題だ。
ところが国語の先生は、読めても理解できない生徒の存在を認知していないので、指導方法以前の問題だ。

 これを職場で教育しないといけない。


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