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2020年1月 5日 (日)

両利きの経営 <リーダーが必要ってねえ...>

両利きの経営 「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く
チャールズ・A・オライリー/マイケル・L・タッシュマン
東洋経済新報社

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東洋経済2017/5/27の特集で入山章栄氏が日本の半導体が総崩れの原因について、インタビューで

知の探索と深化を両立できる企業が、収益の伴った継続的なイノベーションを起こせる。

と答えておられる。以来頭の片隅に探索と深化が引っかかっていて、解説書を読もうと思っていた。

 どうやって探索と深化を両立するかと言うと、

  • 深化ユニットでは漸進型イノベーションと絶え間ない改善が重要
  • 探索ユニットでは実験と行動を通じた学習が重要
  • 探索ユニットはスピンアウトせずに、深化ユニットの中核となる資産と組織能力を探索ユニット内で活用する。
  • 内部的に矛盾をはらんだ探索ユニットと深化ユニットを共存させる

そして、実現するために不可欠なものはリーダーらしい。

 読み終わった感想は、こりゃ無理だ。orz

 官僚的なIBMは変えるのに9年かかったらしい。9年間も熱意を持って改革に取組むことができるリーダーがどこにいるんだ。

 7年前に「イノベーションのジレンマ」を読んだ。自分の部署でも「イノベーションのジレンマ」の兆候が見えていた。20年前に先進的で専門的なサービスで事業を始めたときにはブルー・オーシャンだったから事業は拡大したが、次第に専門的でないサービスを数でこなすようになっていた。顧客が、専門家でなくても金で解決できる問題だと気付いたら、いきなりレッド・オーシャンになることは見えていた。

 そうなる前に「イノベーション」と言い続けてきたのだが、思うようにはならない。そして、今後環境の変化に翻弄されるのだろう。価値観は昭和のままだから。

 この本を読んで、その理由がよく分かった。方法論の問題ならまだ希望はある。しかし、リーダーがいないのは如何ともしがたい。リーダーをよそから連れてくるわけにもいかず、育てるには時間が無い。

 知らないところで、偶然リーダーが育っていることを祈るしかないのか。



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