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2020年3月26日 (木)

魂の退社 <しがみつかなくてよい環境が大事>

魂の退社 会社を辞めるということ。 稲垣えみ子 東洋経済新報社

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 会社で働いていることの恩恵は辞めてから、いや、辞めようとすると分かる。

 昭和の価値観では、若い間は家族を顧みず安月給で働いて、歳をとったら窓際族で高い給料をもらってハンコを押して定年まで過ごし、後は退職金と年金で余生を過ごすのが勝ちパターンだった。

 ところが、窓際族で高い給料はもらえなくなり、年金の受給年齢は65歳になって、定年後は年金がもらえるまで再雇用で昔の部下の下で働くようになった。

 成長が止まった窓際族が働かないのは今も昔も同じだ。しかし、今時は働かない窓際族に対する風当たりが強いので、会社にしがみつくなら覚悟が必要だ。しかも、定年しても再雇用しなければならないから、やはり会社にしがみつかなければならなくなった。

 誰も、すき好んで会社にしがみつきたいわけではない。しがみつかなければならない事情があるのだ。しかし、しがみつかなくて済む準備をしなかったのは事実だ。

 最も大きな事情は、住宅ローンだろう。次は教育、次は介護だろうか? そう考えると、稲垣えみ子氏はしがみつかなくてよい環境なのだろう。

 これから先働いていくには、しがみつかなくてよい環境を確保しておくことが重要だと、実感としてそう思う。


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