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2020年5月27日 (水)

0ベース思考(2) <「わかりません」と言う>

0ベース思考 スティーヴン・レヴィット、スティーヴン・ダブナー ダイヤモンド社

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氏は

 最近の風潮として、問題を解決する方法には「正しい」方法と「まちがった」方法があるという思い込みをもつ人が増えている。こういう考え方でいると、言い争いがどうしても増えるし、残念なことに、解決できるはずの問題も解決できなくなってしまう。

という。そして、あとがきに

ここまで見てきたように、どんな問題も一発で解決できる魔法のやり方なんかない。この本の趣旨は、ちょっと違うやり方で、もうちょっと真剣に、もうちょっと自由に考えようってことだった。

とある。

 ちょっと違うやり方というのは、例えば「やめること」「『知らない』ということ」だという。つまり、固定観念から離れることだけどやっぱり難しい。

 何かにつけ批判する人は多い。コロナウイルスの対応でも、政府の対応を遅さを批判する人は多い。全校休校にすればしたで批判する人はいる。

 コロナウイルスへの対応には明確な正解はない。意思決定を行う者は正解がなくても意思決定しなければならない。

 評論者は論理的に考えて意思決定者の判断を考えればよいのだが、評論社も簡単に意思決定ができるわけではない。たいてい意思決定者の判断を否定する。

 時が過ぎれば判断の是非は明らかになる。もし、判断が誤っていたとしても、意思決定した時の判断は正しい。「吾ことにおいて後悔せず」だ。

 評論者は、意思決定者の判断を否定しても肯定しても間違った批判になることはある。

そこで、意思決定者の判断を否定したが後に判断が正しかったときと、判断を肯定したが後に判断が間違っていた時のことを考えてみると、前者の方が批判者への批判が少ない。

 意思決定者の判断を肯定するには知見が必要なのである。だから、知見のない批判者は必ず他人の判断を否定する。

 何のことはない、正しいかどうか分からないと言えばよいのだ。批判者は意思決定者とちがって責任がないのだから。


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