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2021年10月

2021年10月31日 (日)

Japan IT Week2021秋 <みんなリアルの展示会に行きたかったんだね>

Japan IT Week2021秋に行ってきた。

今年は幕張メッセでの開催だった。幕張メッセの1ホールから8ホールまで使った展示会は久しぶりだ。
緊急事態宣言が終了したこともあるのだろうか、人出は多く特にAI関連ブース周辺はまっすぐ歩けないくらいの混雑だった。
今時はバーチャル展示会も多くなったけど、皆、生の展示会に行きたかったんだ。

セミナーは国際会議場が使われることが多いのだけれど、今回はホール内にセミナー会場が設けられていた。

社員の生産性と満足度を保ちながら、成功させるリモートワーク(シスコシステムズ 石黒 圭祐氏)を聴いた。

  • コロナ禍で図らずもリモートワークが普及した。
    今後、新入社員の選択基準が変わるだろうとのこと。
    就活してる学生に、リモートワークできない会社はどう思うかと質問したら、Black、昭和の会社という回答だったらしい。
    ここ1,2年リモートで授業を受けてきた若者にとってリモートは極普通で、リモートワークできない会社はかなりヤバイということだろう。
    そして、社員の帰属意識低下し、転職が増加するから、社員のエンゲージメントがより重要になるらしい。
  • リモート会議も普及した。
    今後は、社内のコミュニケーション手段だけではなく、顧客とのコミュニケーションにも使われるようになるから、音声や画像の質が重要になってくるらしい。営業さんの身だしなみのようなものだろうか。
     
  • そこで、Webexの新機能の紹介
    CISCOはSlidoを買収したらしく、WebexのアカウントでSlidoの全機能が使えるらしい。
    質問機能や投票機能、翻訳機能、字幕機能が使える。
    Cisco_webexs
    (↑どこから来ましたかというアンケートをとって、リアルタイムでデータを表示している)
     
    字幕機能は自動的に発言者の音声を文字に変換して表示してくれる機能で、結構認識率も良さそうだった。
    議事録に使えそうだ。テープ起こしは大変だけど、字幕機能を使うと議事録が簡単に作れそうだ。(文字にしてからが大変だったりするのだけれど...)
    ダイジェスト機能があると嬉しいな。
     
  • ビデオ会議ツールは、
    Teams、GoogleMeet、Zoom、Webexなどがある。
    Officeソフトと連携機能は必須だから、Officeソフトを持っているMSやGoogleに優位性がある。
    TeamsやGoogleMeetもSlidoと連携できるようだが、MSやGoogleは自前でSlidoの機能を取り込んでくるのだろうな。
     

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2021年10月27日 (水)

個人的な能力でサービスを提供してはならないのか

4月からほぼ一人情シスをやっていて、職場にある野良Excelによる自動化とストレージベースの共有を変えようとしている。
RPAを使って業務フロー自体を変えて、RPAで実現できない部分はスクリプトでなんとかなりそうだ。
しかし、Excelで作業が省力化できれば良いと言われることが多い。
曰く、担当者(σ^^)がいなくなったら後で保守できないと困るということらしい。

ちょっと待った。このフレーズどこかで聞いたことがある。

前職は、小中学校に出向いてICT活用のサポートをやっていた。会社から言われていたのは、契約に無いリクエストにはなるべく応えないということ。
現場の先生は契約内容まで知らないからいろいろな相談を受ける。契約外のリクエストまでサービスで対応すると、担当者が変わったときに「前任者は対応してくれたのに」というクレームになることがあるらしい。

前々職で駆け出しの頃、現場の技術サポートをやっていたときにも上司に同じようなことを言われた。自分が対応できるからと引き受けても、他のメンバーが対応できないこともある。
なんでも引き受けていると、リクエストがエスカレートしてきたり、転勤した後に「前任者は対応してくれたのに」というクレームを気にしているようだった。

マネジャーをやるようになって分かった。メンバーの力量は均一ではないからできるメンバーもいれば、できないメンバーもいる。
マネージャとしては、メンバーの負担を平準化したいし、均一なサービスを提供したいと考えるものだ。

共通しているのは、管理者の立場の意見だ。
メンバーの能力は一定という建前になっていて、能力に関わら同一賃金の職場は、そうなりがちだ。

しかしである。
対応できるリクエストを断って、誰でもできるリクエストだけ対応するのは、サービスを組織の中の最も低いレベルに合わせるということだ。
管理は簡単だが価値は低い。

組織としてのサービスレベルは管理者の能力と比例するのかもしれない。

メンバーの能力は均一ではなく、得意・不得意があるから、能力がある者が対応するという職場で働いていたことがある。

メンバーとしては、結構キビシイ。
特にICT関連の技術の仕事は非常だ。年齢やポストに関係なく、ベテランでもできないのは者はできないし、新人でもできる者はできる。

こういう職場は居心地が悪いが成長できる。
ところが、居心地が悪いメンバーが増えたり、管理者の能力が低いと、メンバーも管理者も高いレベルを目指さなくなる。
そして、提供できるサービスが低下し、部署の価値が低下して・・・


できることをやらないのはできないのと同じだし、知っていることを使わないのは知らないのと同じだと思っていたので、結構引き受けていた。使いにくい部下だったのだろうと思う。


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2021年10月14日 (木)

デジタル庁に期待?!

大前研一「デジタル庁が日本を変えるのは無理」 日本はIT人材の給料が安すぎる 大前 研一  プレジデント (2021/10/15)

大前先生のおっしゃることは核心をついていると思う。
だけど、デジタル庁は、IT産業の構造改革は1mmも考えてないと思う。

デジタル庁の思慮を読むと、IT人材の育成・確保は政府や地方自治体の話で、国レベルの話ではないようだ。
国レベルで不足しているIT人材を政府が囲み込むつもりらしい。
(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/seichosenryakukaigi/dai9/siryou4.pdf)

大前先生に、IT企業の社長と頻繁に会食しているだけの自称「IT通」デジタル大臣と揶揄された大臣は呆気なく交代してしまった。
後任の大臣に期待できるのか気になるところだけれど、現状は選挙までの暫定内閣だから、選挙後のデジタル大臣に期待しよう。

成毛真氏は、期待されているようだ。
(https://www.facebook.com/makoto.naruke/posts/4354219341281815)

成毛眞氏の主張は

  • ITエンジニアの所得引き上げと、国家レベルでの就業人口の拡大
  • ITエンジニアの正社員化
  • ITゼネコンに人月工数で売られていたITエンジニアが転職の所得の倍増
  • システムの内製化において行政が先端を走るために、末端プログラマーまで国家公務員化

だ。現状認識は正しく、理想だと思う。

ただし、働き方やキャリアパスに関する部分については、政府やデジタル庁が強制できるものではないだろう。
まず、政府が主導すべきという主張は理解できるが、政府、役人は最も変化できない組織、人種ではないだろうか。

ある程度ITシステムを内製している、役所で働いていたことがある。
ダメな点はたくさん思いついて、挙げるとキリがないが、諸悪の根源は年功序列だろう。

技術者はその時点の知識・技能とそれをを活用した成果で評価されるべきだが、評価されない。
報酬は金銭だけではないことは理解しているが、技術力やそれによる成果は報酬と直結していない。
だから、賃金やポストなどの一般的な報酬を得るには、年功序列のレールに乗る他に方法がないのだ。
さらに、役人の中で技術者はマイノリティだ。マイノリティを優遇する役人など見たことがない。

政府が主導してIT業界を変えられるかというと、おそらく無理だろう。

結論
昭和の夢にまどろむ企業やITゼネコンを変えることを、政府や役人、政治家に求めても無理だ。(あえて断言しよう)
ICT技術者は、ノーコードプログラミングやヘルプデスクの技能(その時に求められる技能)を持っていれば、定年になっても露頭に迷うことはない。(あえて断言しよう)
次の世界をより良くするために必要なものはテクノロジーだから、技術者は次の世界を変えることができる。
そのために、技術者が自ら変化する気概を持つべきだと思う。


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