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マザーハウス

2019年2月14日 (木)

大人の誤信念課題(2)

以前に、大人の誤信念課題について書いた。 誤信念課題 (2017/02/03)

 元はNHKの「情報LIVEただイマ!」2012/5/18に放送された内容のようだ。 ここに魚拓がある。

誤信念課題の大人用のテスト

恵さんの家におじさんが遊びに来ました。
恵さんはお母さんに手伝ってもらって、チーズケーキを作りました。
恵さんは食卓で待つおじさんに言いました。「おじさんのためにケーキを作っているの」。
おじさんは「ケーキは大好きだよ。チーズが入っているのはダメだけどね」と言いました。
ここで質問です。気まずいことを言ったのは誰ですか?
また、なぜ気まずいのでしょうか?

に対する解説

気まずいことを言ったのは「おじさん」です。その理由は「恵さんやお母さんの気持ちを傷つけてしまうから」です。
ASDの人は、最初の質問で「おじさん」と答えられない。誰も気まずいことを言っていないと答える。つまり、「チーズは苦手」と恵さんに告げることが気まずいとは感じないのです。恵さんの気持ちに立つことができないからです。

この解説は合理的でないと思っている。

実は
30年くらい前に、似たような場面に遭遇したことがある。
いきさつはこうだ。

とある人が腕時計が壊れたと言っていた。
その人の誕生日にサプライズで腕時計をプレゼントした。
すると、その人はプレゼントした腕時計が気に入らなかったらしく「返品してこい」と言った。
腹が立ったので、その腕時計をごみ箱に捨てた。

時は流れ
2017/02/03に考えたことは、

 「故意でなくても、相手の善意は否定してはならない」という常識は合理的でない

ということ。 
つまり、30年前には確かに腹を立てたわけだが、それはお門違いだったということだ。

さらに、時は流れ
懲りもせずサプライズでプレゼントしようと思った。
30年前にそばにいて一部始終を見ていた人に相談したら、「やめといたら」と言う。

 相談した人は、常識的な人なので、

 「故意でなく、相手の善意を否定する人」に対してサプライズは良くない

と考えたのだろう。合理的な助言だ。

 でも、やっぱりサプライズでプレゼントすることにした。

 考え方が変わったわけではない。善意に対して感謝を求めなければ良いのだ。

 善意は自分の意志に基づくものだから、相手の行動で左右されるものではない

と考えた。

そして、ちょっとドキドキしながら、サプライズでプレゼントしたら、「ありがとう」と言われた。

Motherhouse1

この30年間で
成長したのは、プレゼントしたほうか?それともプレゼントされたほうか?
それはまだわからない。



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2019年2月11日 (月)

裸でも生きる3 輝ける場所を探して

輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ
 山口絵理子 講談社

Photo_2

 忘年会が
お開きになって、後輩と話しながら帰った道すがら、後輩がマザーハウスのバッグを買ったと言う。

10年くらい前に山口絵理子氏を何で知ったのか忘れてしまったけど、「裸でも生きる」を読んだら感銘を受けたので、当時同じ職場にいたその後輩に「読んでみたら」と渡した。 その後輩も「裸でも生きる」を読んで感動したらしく、マザーハウスのバッグを買ったとのことで、ちょっと嬉しかった。

検索すると、この本が出版されていたので読んでみた。

 マザーハウス
「裸でも生きる1,2」から10年を経過して立派なブランドに成長したように見える。 なにより、山口絵理子氏の理念「発展途上国から世界に通用するブランドをつくる」が実現できているようだ。

理念が実現できて経営が軌道に乗ったら、人は守りにに入りそうなものだが、「裸でも生きる3」を読むと、新しいことに挑戦し続けている姿が見える。 まだまだ、発展途上国はたくさんあるし、世界に通用する素材も技術もたくさんあるから、山口絵理子氏にしてみれば「発展途上国から世界に通用するブランドをつくる」は道半ばなのだろう。

 この本やブログを読むと、
「結果よりプロセスが大事」という言葉が出てきて、ちょっと困惑してしまった。

いくら、良い素材や高い技術があっても、それを形にして顧客に買ってもらわなければ商売として成り立たない。 しかも、山口絵理子氏は発展途上国への援助という理由で売れることを潔しとしない。 社会起業家と評されることにも抵抗があるようだ。

であれば、プロセスも大事だけど売れたという結果の方が大事ではないか。少なくとも経営者なら製品が売れなければ会社も、発展途上国の社員も養えないと考えるのではないかと思った。

先進国からの援助でもなく、大資本への労働力の提供でもなく、発展途上国の良い素材、高い技術で製品を造りそれを売って正当な報酬を得る仕組みを創るときに、プロセスの方が大事だということに気づかれたのかもしれない。

 「裸でも生きる3」は、
インドネシアやスリランカの職人さんとの交流が多く、経営者ではなくデザイナーとしての目線、0を1にする人の目線で書かれている。

この本を読んで感じたのは、山口絵理子氏の「職人を見る目」だ。きっとこれが10年間の成長なのだろうか。

 話は変わるが、
職場では「成果を上げよう」と言っている。 時々「プロセスはどうでもよいのか?」と言う人がいるのだが、そんなことはない。 むしろ、正しいプロセス踏まなければ成果は得られないから、プロセスは重要だと思っている。

今は、良いプロセスだけで満足するのではなく、それを成果につなげることが重要という意味で「成果を上げよう」と言っている。

 山口絵理子氏は
結果を出しているので、堂々と「プロセスが大事」と言えるようになったのかもしれない。
残念だがウチはまだ「成果を上げよう」と言わなければならない。



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2015年2月 2日 (月)

熱く語る、暑苦しくなく語る

 仙台に出かけて同年代のオジサン達に熱く(暑苦しく)語ってきた。

 熱く語るといえば松岡修三氏だけど。伝えようとするなら、熱く語るだけではなく、暑苦しくなく語ることが必要だと思う。

 暑苦しくなく熱く語っていたのは山口江理子氏だ。にこやかでいながら、代表を務めるマザーハウスの理念に関することは、熱く聴衆を圧倒する迫力を感じた。

 山口江理子氏は娘よりちょっと年長くらいの年齢なのだが、オヤジとは潜り抜けてきた修羅場が違う。これが人に語りかけるときの迫力の差なのだろう。

 暑苦しいと思われても語りかけようと思う。語りかけるチャンスは今だけだ



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2012年11月20日 (火)

NHK ようこそ先輩 山口絵理子

 有名人が母校で授業を行うというNHKの番組「ようこそ先輩」で
山口絵理子氏が母校で「いいものは高く売れる」を伝えるという内容。

 番組冒頭、緊張されていたのか、雰囲気が変わったような感じがしたが、番組が進むにつれてメディアでよく見かける穏やかな表情になった。
山口絵理子氏のブログを読むと子供たちに何を伝えるか、ずいぶん考えられたようだ。
放送では、「援助とは」と商品を作る上で「品質」と「創造力」が重要というメッセージを感じた。

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 2010年5月に山口絵理子氏の講演を聴講したことがある。
その時のメモ
2010_514

内容は「裸でも生きる」に書いてある内容。
終始にこにこしていて修羅場をくぐりり抜けてきた感じではないが、夢やビジョン語るときには表情が変わり厳しい雰囲気になる。語り終わると、はにかんだ表情の後にまた穏やかな雰囲気に戻るのが印象的であった。

講演で学んだことは、

夢を本気で語る。暑苦しくなく笑顔で語る。



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