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RF

2017年7月14日 (金)

トランジスタ技術1971年5月

 長い間、富崎新氏が設計したTTLで作ったコンピュータATOM-8の資料を探している。

 CQ出版の「作るシリーズ2 つくるコンピュータ」


↑(https://twitter.com/search?f=tweets&q=%23夢の図書館 つくるシリーズ2&src=typd

 に掲載されているらしいのだが、この本はなかなか手に入らない。

 「つくるコンピュータ」に収録する前にトランジスタ技術1973年5月号、6月号に掲載されていることが分かった。

 ネットで探すと、トランジスタ技術1973年5月号は、ハイファイ堂で古本を1,200円で売っているのを見つけた。もしやと思い、ヤフオクで検索したら300円出品されていたので即決で落札した。

Trgi197105

 ワクワクしながら開いてみたら、ATOM-8の記事がない。 ?_?) よく見ると 1971年5月号ではないか!(表紙だけではわからない)

 トラ技1971年5月号の特集は「実用回路デザイン集」だ。回路図集マニアなので、これはこれで興味がある。

 最近のトラ技と違って、単なる回路図集ではなく、「半導体とは」から「回路設計法」までトランジスタ回路設計の基礎がある。

 実用回路は「オーディオ回路」「高周波回路」「リニアIC回路」「パルス回路」「ロジックIC回路」「定電圧電源回路」が解説付きで掲載されている。

 「製品詳解」にパイオニアの当時ハイエンド機TX-100の紹介記事があって、回路図付きで詳細に解説してある。

1971trgi_tx00

 TX-100のFMフロントエンドは 3SK35-2SK19-2SK19(MIX) のRF2段だ。
初段にデュアルゲートMOS-FETを使用し次段とミキサに接合型の2SK19を使っている。

 デザイン集に掲載されているFMフロントエンドは2SC784-2SC785(MIX) と 2SK19GR-2SK19Y(MIX)の2種類だから、それから比べると贅沢な回路だろう。

 藤商の広告がある。懐かしい!

1971trgi

3SK35と2SK19の値段を調べると、3SK35が570円、2SK16が150円だ。

1971trgi2

 物価を1971年と比べると約4倍だ。(少年ジャンプ比:週刊少年ジャンプの値段の推移) 3SK35は今の値段にすると2,280円くらい。2SK19は600円くらいだろうか。

 高いなあ。始めて買ったデュアルゲートMOS-FETは3SK59だった。1978年頃には3SK35より3SK59が安く、200円くらいで売られていたと記憶している。

 通販広告を見ていて気が付いた。
TTLを扱っているのは1社だけで、TIの74シリーズがない。1975年頃のCQ誌にはたくさん出ていたと記憶しているのだが、「トランジスタ技術」だからトランジスタだけ?

閑話休題

 1973年5月号は1,200円の古本を買うしかないのか。因みにこの頃のトラ技の値段は280円。


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2017年6月 5日 (月)

沈黙時間 

 昨年知人たちがSECCONオンライ予選に参加したときに冷やかしに行った。マジメに参加していない連中は早々に飲み会モードになるので、飲み会に参加するのが主目的だったりする。

 飲んでいて、ふと、ある人の手元を見たら珍しい時計をしている。

1

 赤色(毎時15分~18分、毎時45分~48分)は第一沈黙時間で、青色(毎正時、毎時30分)はは第二沈黙時間だ。 船舶局と海岸局はこの時間帯電波を出さずに、遭難信号(SOS)が送信されていないか聞きましょう。という時間。船舶局と海岸局にはこのような時計がかならずあった。

 まだセイコーが作ってるようだ。

セイコー MC-002↑(https://www.seiko-sts.co.jp/products/uploads/images/MC-002.jpg)

閑話休題

 その人に

 「その時計なんで沈黙時間が表示されてるの?」と聞いたら、「この時計に反応したのは3人目です」とのこと。

 うちの職場は通信士の資格を持っている人が結構いるので、反応する人が多いだろうと思ったがそうでもないらしい。通信士の資格は持っているのはオヤジくらいだから、そろそろ絶滅してきたのだろうか? 現場の技術力低下が顕在化(特に無線屋さん)しているのは偶然ではない。無線の技術者を採用していないのだ。

 彼はこの時計をたくさん買っていて、1つ譲ってくれるというので、その場で代金だけ払って忘れかけていたら先日届いた。

 見せびらかしたいけど、気づいてくれる人いるかなあ。

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 Facebookに投稿したら1人反応してくれた。


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2017年1月20日 (金)

君の名は

君の名はを見てきた。


(http://cinema.ne.jp/wp-content/uploads/2016/08/e1c2381d1752077ee73ae12a6f5b3b1b-760x638.jpg)

ずいぶん前に見た娘の評判は芳しくなかった。あらすじを聞いていたので、時系列で迷子になることは無かったのだけれど、伏線てんこ盛りなので、全て憶えていられない。「そいうことか」は幾つかあったくらい。

『君の名は。』深すぎる「15」の盲点 シネマズ (2016/9/27) のようには見つけられない。

明確なメッセージは無かったように思う。分からなかった可能性は大きいのだが...

それより、廃部になった無線部の部室のシーンでTS520が出てきた。


(http://www.hamlife.jp/wp-content/uploads/2013/09/ts-520x-1.jpg)

ファミコンよりX68000より懐かしかった。


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2016年12月25日 (日)

SAQ 2016クリスマス運用

 今年もスウェーデンのヴァールベリ無線局(SAQ)が2016/12/24 8:00(UTC)に運用した。

  ヴァールベリ無線局(SAQ)は1924年に開局した長波帯の送信局で、2004年に世界遺産に登録されている。当時の送信機が稼働できる状態で保存されていてアレキサンダソン・デー(6月の第1日曜)とクリスマスイブに運用している。

 いつものようWebSDR(University of Twente PI4THT (http://websdr.ewi.utwente.nl:8901/)で聴いてみた。

Saq20161224

 受信機はオランダのトゥウェンテ大学に設置されている。信号はS7程度で強くはないが安定して受信することができている。去年の受信レポートを見るとKL7(アラスカ州)でも受信した人がいるようだ。

 今年は12/24が土曜日なのでリアルタイムで受信できた。7:30(UTC)からVVV(試験電波)が送信されて、8:00(UTC)からCQ DE SAQ(一斉呼出)に続いてメッセージが送信された。

 録音しておいた(websdr_recording_start_2016-12-24T07_59_48Z_16kHz.mp3 (579.0K))

今年のメッセージ

cq cq cq de SAQ SAQ SAQ
=
this is grimeton radio/SAQ in a transmission using the alexanderson
200 kw alternator on 17.2khz
=
we sincerely wish you all a merry christmas and a happy new year
=
signed : the world heritage at grimeton and the alexander-grimeton
veteranradios vaenner association AR
=
for qsl info please read our website:www.alexandere.n.se ii
www.alexander.n.se
=
de SAQ SAQ SK

 


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2016年9月23日 (金)

RFワールド No.35 作る!ベクトル・ネットワーク・アナライザ

RFワールド No.35 作る!ベクトル・ネットワーク・アナライザ CQ出版

Rfworld35

RFワールド誌はやはり気になる。

 この本で紹介されているVNAがRFワールドの特設サイトで領釜されている。39,360円で100k~500MHzは魅力的だけど、CALキットを含めると56,160円なのでちょっと決心がいるなあ。と、躊躇していたら受け付は終了していた。

 今時はパソコンを使ってソフトウェアで処理すると、ハードウェアは安価になって個人でも手が出るようになった。 プリント基板用も個人で作れる時代だ。

 この記事で使われているデバイスは手に入りそうだけど、一から作るにはウデと測定器と根気が必要だから、使いたいなら完成品を買うのが正解だろう。

 もう少し低い周波数なら...


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2015年12月27日 (日)

SAQ 2015クリスマス運用

 スウェーデンのヴァールベリ無線局(SAQ)が2015/12/24 8:00(UTC)にクリスマス運用した。 今回もUniversity of Twente PI4THT (http://websdr.ewi.utwente.nl:8901/)で聴いた。

 今回の運用時間は、8:00(UTC)だ。スウェーデン人はクリスマス休暇なのだろうか。日本は17:00(JST)なので仕事中なので、録音しておくことにした。WebSDRなので受信周波数を17.2kHzにセットしておけばドリフトすることはない。

録音データ↓
websdr_recording_start_2015-12-24T07.mp3
(7'12" 4.12MB)
(http:/yoshi-s.no.coocan.jp/data/websdr_recording_start_2015-12-24T07.mp3)

 今回の運用は手打ちだった。2006は2016の間違いじゃないだろうか?

クリスマスメッセージ↓

cq cq cq de SAQ SAQ SAQ
=
this is grimeton radio/saq in a transmition using the alexanderson
200 ii 2ttkw alternator on 17.2 khz = in 2006 ii 200   wee started our christmas transmissions and we will
again wish you all a merry christmas and a happy new year (?) = signed:the world heritage at grimeton and the alexander-grimeton
veteranradios vaenner association  AR = for qsl info please read our website:
_www.alexander.n.se_ ii _www.alexander'n'se_ = de saq saq saq  SK

やっぱりWebSDRではQSLは貰えないようだ。いつか、直接聴いてみたいものだ。

2015年7月17日 (金)

Interface 2015/07 <初体験!オール・ソフトウェア無線>

Interface 2015/07  初体験!オール・ソフトウェア無線

Interface201507

NXPのLPC4370(Cortex-M4 204MHz)を使ってソフトウエア無線でFM放送を受信するという企画。著者の高橋知宏氏のブログ Computer Radio RF Techにこの記事の元になった投稿がある。

 とうとうマイコンでソフトウェア無線ができる時代になったんだ。と、しみぢみ。

 NXPによると、LPC4370は 高速データ取得アプリケーション向けマイクロコントローラ だそうで、

  • 32-bit 204MHz ARM Cortex-M4 + 2 x M0 MCU
  • 282 kB SRAM
  • Ethernet
  • 2 x HS USBs
  • 80 Msps 12-bit ADC

なんとADCは12bit 80Msps!、高橋知宏氏が書いておられるように、ダイレクトサンプリングしてみたくなるADCだ。

 このLPC4370がNPXの純正JTAGデバッガLPC-Link2(\2,800@秋月)に載ってる。LabTool Bundle EA-XPR-202(\17,800@秋月)にはLPC-Link2が載っている。

 DSP内蔵のBlack finがオマケで付いている「音遊び!Blackfin DSP基板でデジタル信号処理初体験」 は\4,860だから迷ってしまう。

 周りのおじさん達はソフトウェア無線に抵抗があるようだけど、これから先は、ソフトウェア無線だよね。 ソフトウェアの知識技能はますます重要になる。

 でも、ハードがなくなることは無い!

2014年11月18日 (火)

Transmitting Data Long-Distance with Morse Code

 HACKADAYに「Transmitting Data Long-Distance with Morse Code」という記事がある。

 CW(モールス通信)でバイナリデータを送ろうというもので、ここで(http://qrp.gr/cdw/)エンコード/デコード用ソフトCDWが公開されている。

 この通信方式は、送ろうとするバイナリデータをzipで圧縮して、zbase32でテキスト化して送り、受信側では受信した電文をデコードして得たzipファイルを解凍してバイナリデータにするというもの。

 CWを使うとS/Nが悪くても通信はできる。確かに達人はノイズがあっても、フェージングがあっても何で受信できたの?というような信号が受信できる。

 平文を人が受信した場合には、前後の文字から失われた文字を復元できるので、かなり強力な誤り訂正能力が利用できるけれど。エンコードすると暗文なので、人による誤り訂正が使えない。結局、効率は良くならないような気がするなあ。

 旧バージョンの受信サンプル(http://www.qrp.gr/microwave/giannopk/CDW1.wav)があるのだけど、凄く聞き辛い。短点(トン):長音(ツー)のが2:1くらいだ。(標準は3:1)

 50kBの画像ファイル(JPEG)を100字/分で送ることを考えてみる。

 バイナリデータがJPEGなのでzipでの圧縮は期待できないから、通信に必要な時間は、

50000 × 8/5 / 100C/M = 800分 = 13時間20分

いやあ...人間は13時間20分もぶっ通しで受信できない。
受信には、CwGetを使えと書いてあるのだけど、ソフトで安定して受信するにはある程度のS/Nが必要だから、CWの低S/Nで使えるという利点が生かせない。

 CDWのページに、「Transfer data through morse code, or phonetic!」と書いてある。
そうか!CWでなくても phoneticでも使えるのか (^^;

2014年9月13日 (土)

谷津山の鉄塔

JOPK(NHK静岡放送局)が使っていた50mと60mの自立三角鉄塔。

2

 駅から見ると東海大学の看板は良く見えるのだが、新幹線から撮ったので小さくなってしまった。

 JOAK(NHK東京中央放送局)の愛宕山45m自立三角鉄塔と同じタイプらしい。
設計したのは東京タワー等を設計した内藤多仲博士で、1931年に放送を開始したときに立てられたものが今でも残っている。(ここだけ?)

2014年9月 9日 (火)

トランジスタ技術 2014/9 全開!フルデジタル無線

トランジスタ技術 2014/9 CQ出版

trgi201409

特集は 全開!フルデジタル無線
1GHzダイレクトサンプリングだって!!
1GHzがダイレクトサンプリングできるICが普通に手に入る時代になったんだ。

フルデジタル無線機実験キットTRX-305を販売するらしい

(CQ出版の特設ページにリンク)

フルディジタルRF信号処理実験ボード[アクリル・ケース付き]TRX-305A  \95,040
フルディジタル・トランシーバ仕上げセット[無線機ケース付き]TRX-305B \107,460
らしい。魅力的だけど \203,500かぁ...さすがに右から左には出てこないなぁ

 モニターを1名募集しているけど、「使用感などを報告していただきます」なのでCQ誌にも使おうという魂胆だろうな。アンテナないしなぁ

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なにげに Papilioの記事がある。