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RF

2020年2月14日 (金)

ADALM2000(2) <開けてみた>

ADALM2000(M2K)を買った

やっぱり中が気になるので開けてみた。

〇表

Adalm2kpcb

〇裏

Adalm2kpcb2

AD9963

Ad9963

 この製品のキーパーツ。

100Msps12bitADC×2, 170Msps12bitDAC×2 のミクスト・シグナル・フロントエンド。
SDRや超音波医療機器のフロントエンド、携帯用測定器への応用を想定しているらしい。

Zynq-7000 SoC

Zynq7000

  旧AlteraのFPGA Artix-7とDual-Core ARM Cortex-A9が入ったSoC
組込みLinux+ハードウェアを制御する部分はFPGAで実装するのでデジタル回路は少なくなる。
この製品も、AD9963とZYNQ-7000以外はアナログ回路だ。さらに、FPGAで、ロジックアナライザやパターンジェネレータを実装している。

〇JTAG&Serial

 JTAGとシリアルのコネクタがある。

Adalm2ktp

 AD9963が想定している用途では、アナログ回路の設計が重要になるが、アナログ回路の技術者は不足していてなかなか育成できないから貴重だ。だから、チップベンダーとしてはチップを開発するだけでは売れず、売ろうとするチップを使用した製品を積極的に市場に投入しないと使われない(使えない)のではないだろうか、と考えるとこの製品は設計見本なのだろう。そのうち、半額以下でパチモンが出てくる?。(^^;

 やっぱり、Wifiのチップはない。
今時bluetoothやWifiのモジュールは安くなっているので入っていてもよさそうだ。しかし、無線モジュールを実装するとノイズが増えるだろう。使い勝手は良くなるが測定器として使うには素直なほうが良いという設計方針なのだろう。

 作業机で使うことを考えるとPCよりタブレットで使えるとうれしいのだが。

 



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2020年2月10日 (月)

ADALM2000 <1台の装置で複数の計測>

 アナデバのADALM2000(ADALM2K)を買ってみた。

 20年くらい使っているアナログオシロがくたびれてきたにで新しいと思い安物のデジタルオシロを探していた。ディスプレイを持たないUSB接続のオシロはかなり安くなっているようだ。ところが、安物の帯域は1MHz程度が多い。オーディオ帯域を見るならこれでも良いのだが、やはり、高周波も見たい。

Analog Discovery 2は100Msps/14bit/2chでよさそうだが、¥3,6720@秋月なのでディスプレイがあるDSSが買える。
Open Scope MZ は6.25Msps/12bit/2chで1,0580@秋月だ。帯域は物足りないけどこれを買おうかと思っていたら、ADALM2Kに気がついた。
ADALM2Kは100Msps/12bit/2chで1,2580@秋月だ。分解能はAnalog Discovery2より劣るが値段が1/3だからこんなもんだろう。
2018年から販売しているらしい、気がつかなかった。

アナデバのページ(https://www.analog.com/jp/analog-dialogue/studentzone/studentzone-june-2019.html)によると機能は、

  • USB 2.0/OTGに対応(LANとWi-Fiをサポート)←LANとWifiをサポートの意味が分からない
  • 2つの汎用アナログ入力
    差動、±25V、1MΩ || 30pF 、12ビット、100MSPSのADC。帯域幅は25MHz
  • 2つの汎用アナログ出力
    シングルエンド、±5V、50Ω、12ビット、150MSPSのDAC。帯域幅は30MHz
  • 2つの可変電源
    0V~5V、-5V~0V、50mA
  • 16本のデジタル入力/出力ピン
    3.3V、1.8V、100MSPS、5Vトレラント
  • 2つのデジタル・トリガ
    3.3V/1.8V、100MSPS、5Vトレラント

というもの。

中身は、本体とUSBケーブル、5x2のアナログ用ワイヤ、10x2のデジタル用ワイヤ。

Adalm2k2

ピン配置はコネクタの上面に印刷してある。

Adalm2kcon
左側(1+~GND)はアナログ、右側はデジタルIO 16ch。

 BNCコネクタのプローブが使えないと不便だ。BNC拡張基板を作ろうかと考えて部品をカートに入れたら、Analog discovery2用のBNC拡張基板と値段があまり変わらないので一緒に買った。(年を取るとめんどくさくなるんだよね)

Adalm2kbnc

左側がアナログ入力(2ch)、右側がアナログ波形出力(2ch)、AC/DCカップリングは青色ジャンパーでの切り替える。本体のピンはすべて下側のヘッダピンに出ている。

 M2Kの回路図は(https://wiki.analog.com/university/tools/m2k/devs/hardware)で公開されている。

 M2Kの構成をざっくりいうと、2ch,100MspsのDAC/ADC(AD9963BCPZ)+Linuxだ。LinuxはXilinxのSoC、ZYNQ-7000(ARM Cortex-A9 Dual-Core)に実装している。ARM Cortex-A9 Dual-Core,RAM512bだかiPhone4Sくらいか。

 回路図にはWifiが載ってない。ラベルにMACアドレスが書いてあるので載っているはずなのだが、

Adalm2kmac

 PCに接続すると、たくさん認識される。

M2k_devices

〇ディスクドライブ

M2k_massstrage

認識されたドライブにinfo.htmlがあるのでブラウザで開くと、ファームウェアのバージョンなどの情報を見ることができる。このドライブでDFUを使ってファームウェアのアップデートできる。

〇シリアルデバイス

M2k_serial_login

 ターミナルソフトを使って115,200bpsで接続するとログインできる。
ユーザー/パスワードはwiki(https://wiki.analog.com/university/tools/pluto/drivers/windows)にある。

〇ネットワークアダプタ

M2k_ssh_login

 NICとしても認識しているので、192.168.2.1にブラウザでアクセスすると、ストレージで見えるinfo.htmlと同じ内容が表示される。また、sshでアクセスするとログインできる。

 netstatで待ち受けポートを見ると 30431/TCPが開いてる。調べてみると、IIOらしい。IIOはLinux Industrial I/O Subsystem(https://wiki.analog.com/software/linux/docs/iio/iio)で、簡単に言うとA/D、D/Aにアクセスするしくみだ。A/D入力、D/A出力しようとすると、どこかでバッファを持たなければならないのだが、IIOはドライバがリングバッファを経由したアクセスを提供してくれるので、アプリはバッファを管理しなくてよい。

 機能に書いてあった、LANというのは、ネットワークデバイスのことだろう。じゃあ、Wifiってなんだ?

 たぶん続く


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2019年3月11日 (月)

SMAコネクタ

SMAコネクタは↓こんなの

Smar

 最近売ってる高周波関係のモジュールは大抵SMAコネクタだ。
自作している人もSMAコネクタを使っている人が多い。

 昔、無線屋さんだった頃、同軸コネクタはNかBNCだった。
唯一5GHz帯の無線機がSMAコネクタで、ケーブルを接続するときは専用のトルクレンチでコネクタを絞めていたので、トルクレンチで絞めなくていいの?と思ってしまう。


↑(https://www.tohnichi.co.jp/products/detail/228)

 Amazonで買ったモジュールがSMAコネクタだったので、SMAコネクタ付のケーブルを買った。

Smacable

ケーブルは自分で作るものだけど、コネクタとケーブルを買うより安かったりするので、ついつい...

 BNCの方が扱いやすいと思うのだが。


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2019年2月 4日 (月)

FM用ディスクリコイル

部品箱をごそごそしていたら未使用の↓こんなのが出てきた。

107discricoilDsv107wd

FMの検波に使うディスクリミネータ用のコイルだ。 TOKOのDSV-107DWらしい。ネットを探したがデータシートは見つからなかった。 

パッケージの裏に必要な情報は書いてある、接続図を見ると、フォスター・シリー用のコイルで検波用のダイオードが内蔵されていてる。

Dsv107wd_schematic 

 似たようなコイルある。おそらく455kHzのディスクリ/レシオ検波用コイルだろう。これも、ネットで情報を見付けることができない。 なんで2つもあるんだろう?。

L114010050_455khz

 内部の接続が気になったので開けてみようかと思って底面をみると

L114010050_455khz4

あれれ、ちょっと膨らんでる。いかにもドライバーを突っ込んだように。

すぐに抜けた。

L114010050_455khz3

コンデンサを内臓しているが、ダイオードは内蔵していない。コイルの抵抗を測ってみると2次側のタップはセンターではない。 どうやらFM復調用ではなく複同調のIFTのようだ。

ついでに↓こんなのも出てきた。

Discricoil

テレビの基板から外した記憶があるので、テレビ音声の検波用だろう。 とするとレシオ検波用か?

 FMのディスクリコイルはM結合された複同調で2次側のセンターに繋がったコイルが必要なので巻くのは面倒だし、調整も面倒だ。

 1980年代にはFMラジオはIC化され、セラミックが使われるようになって無調整化できるようになったので、フォスター・シレーやレシオ検波は使われなくなった。 だからこのようなIFTも使われなくなった。


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2019年1月22日 (火)

秋月で買い物 <SA612とSA602は同じ?>

秋月で新年最初の買い物

 今年の目標は「技術的な新しいことをはじめる」(2019年目標 2019/01/01)なので気になっていた物を買った。

〇RX65N Evalution Kit

Rx65nevakit3

AmazonのFreeTOSがRX65Nに対応したらしい。サポートしているボードはRenesas Starter Kit+ for RX65N-2MB↓だけど、なんとかなる...のか?

(↑https://devices.amazonaws.com/detail/a3G0L00000AAOkeUAH/Renesas-Starter-Kit+-for-RX65N-2MB)

 OSパッケージはRenesasからダウンロードできるらしい。(https://www.renesas.com/jp/ja/products/software-tools/software-os-middleware-driver/software-package/rx-real-time-os-package.html)

〇チップアッテネータ

 ステップアッテネータを作ろうと思って買った。 DBMを使うときも抵抗3本を使って作るより簡単だ。 買って分かったけど小さい。 はんだ付けできるだろうか?

Attenator2

 下に映っている黒い棒状の物体は0.5mmシャーペンの芯。

 定格電力は0.04W(+16dBm)だから測定に使う場合は過大入力にならないようにする必要がある。

〇2SK192A

2sk192a

2SK192A↑はオヤジ世代に懐かしい2SK19↓の代替品。

2sk19

2SK241や2SK439の方が使いやすいけどディスコンになって高騰しているようだ。

〇Si5351A

Si5351amodule2

 思ったより小さい。 チップだけ買おうかとも思ったが、基板に実装済のモジュールを買ってよかった。 0.5mmピッチのはんだ付けはもうできないかも。昔は裸眼でできたのに (;_;

 Si5351Aはプログラマブル・クロック・ジェネレータ。 2.5kHzから200MHzまで3種類の周波数が発生できる。 自作している人たちの間で流行っているようだ。

〇1N4007

1n4007

 1000V 1Aの整流用ダイオード。

 昔使っていた定番は10D-1で、小電流の整流や電源の逆接防止、リレーのフリーホイールダイオードに使っていた。

 最近の若い人にフリーホイールダイオードの説明をしようとしたら、そもそもリレーを知らなかったりする。リレーが生み出す危険なサージ(EDN)

〇SA612

Sa612a

 ギルバートセル構成されたダブルバランスドミキサー(DBM)とオシレータが入ったIC。
 FCZ誌で大久保OMが研究されていた。当時はNE602だったか?

 ところで、同じピン配置でSA602,NE602,NE612がある。気になって調べてみたらどれも同じらしい。SA602SA612のデータシートを見ると、違いはSA602にはNF=5dB@45MHzが規定されていて、SA612にはNFの規定はない。

Sa612a_nf

 いかにも、同一のマスクで作って、選別品をSA602として出荷し、規格外れをSA612として出荷しているようだが、品番からするとSA612が後発だから改良品だと思うのだが、なぜSA612が規格外れなのか?。

 "NE"は、超ベストセラーNE555を作ったシグネティクス(Signetics)が使っていたプリフィックスで、"SA"はフィリップス(Phirips、現NXP)が使っているプリフィックスだけど、半導体業界は企業を買収しても製品の型番は変えないのが普通なのに、なぜフィリップスのプリフィックス"SA"を使うのか?。

 ネットを探してみると経緯が見つかった。 NA5N Paulさんによると、

シグネティクスのNE602がヒット → 改良版のNE612を作るもユーザは乗り換えずNE602の注文が多い → NE612のマスクで作ってマーキングを変えて売る → フィリップスに買収されるもNE602/NE612の製造を続ける → 旧シグネティクスの工場が火事でNE602/NE612が品不足 → NE612のマスクでフィリップスがSA612を製造 → SA602としても販売。

らしい。

 推測だけどNFの選別はやってないと思う。だから、SA612もNF=5dBはクリアしているのではないか?。NFが気になる使い方はしていないから問題はないんだけど。


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2018年12月25日 (火)

SAQ クリスマス運用2018

2018/12/24 08:00(UTC) にSAQのクリスマスメッセージを聞いてみた。

 SAQはスウェーデンの超長波(17.2kHz)無線局で世界遺産に登録されている。
年に数回運用していて、クリスマスイブにメッセージが送信されるので毎年聞いている。

 といっても、日本では受信できないので、インターネット上で公開されているWebSDRで聞いている。 去年までは、VLFまで公開しているトゥウェンテ大(University of Twente)のWebSDRで聞いていた。 スウェーデンから距離も近いので安定して聞こえる。

 今年はちょっと離れた英国の G8JNJ のWebSDRで聞いてみることにした。トゥウェンテ大は599だが G8JNJ は559くらいだ。

SDRを探していたらOpenWebRXを見付けた。 OpenWebRXはOpenSorceのSDRアプリで、たくさん公開されているようだ。

 ハードウェアはBeagleBone+FPGAボードで構成されているKiwiSDR (秋月でも売ってる) KiwiSDRは10kHzから受信できるので世界中でVLFが受信できる。(アンテナ次第だけど)

 WebSDRと比較するために G0EZY が公開しているOpenWebRXで聞いてみたら、G8JNGはS5だがG0EZYはS7くらいで入感している。 ところがS/Nが悪い。

今年は手打ちのようだ。 メッセージは↓ "alexanderson"が"ale4anderson"に聞こえる。


cq cq cq de saq saq =
this is grimeton radio / saq in a transmission using the alexanderson 200 kw alternator on 17.2 khz
=
we wish you all a merry christmas and a happy new year
=
signed : the world heritage at grimeton and the alexander-grimeton veteranradios vaenner association AR
=
for qsl info please read our website : www.alexander.n.se ii www.alexander.n.se =
de saq saq saq SK



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2018年10月 7日 (日)

再免許申請(2)

 総通局から再免許のお知らせが来た。 1年前に送られてくるようだ。

 新スプリアス規格に対応しない無線機はH34年12月以降使えなくなるので、まず無線設備を変更してその後再免許申請することにした。

 指定事項(電波の形式及び周波数、空中線電力など)に変更が無ければ届出で良いが、変更がある場合には申請が必要だ。いずれも手数料は無料。

 指定事項に変更が無ければ免許状にも変更が無いから、届出後に再面申請すれば良く、手間が省ける。 ところが、指定事項の変更がないようにしようとすると無線機を選ぶのが難しいことが分かったので、無線設備を変更することにした。ついでにWARCバンドと4630kHzも申請した。

 電子申請Liteで変更申請したら修正依頼が来た。 何か不備があったか?と思ったら免許番号が間違っていた (^^; 修正したら無事変更できて、免許状送付用の封筒を送るように通知があったのですぐに再免許申請した。

 再免許申請して送られてくる免許状があれば、変更申請した免許状は受け取らなくてよいのかと思っていたら、再免許の日まで(あと1年足らず)免許状が無いことになってしまうことに気が付いた。

 総通局に電話して、再免許と変更の免許状を同封して送ってくれるか尋ねたら、同封できると言われたので、申請番号を書いた紙と返信用封筒を送ったら無事免許状が2枚送られてきた。

Photo

Photo_2

↑違うのは免許の年月日と免許の有効期間

 ところで、H30年3月1日からアマチュア無線局は免許状の掲示義務が無くなっている。
(電波法施行規則第38条第2項)

 ならば、変更後の免許状を受け取らなくてよかったのか?と思った。 しかし、備え付け義務(電波法施行規則第38条第3項)は残っているので、やっぱり受け取らなければいけないようだ。 免許証票シールは廃止されている。

 何気無しに免許状を見ていたら、「呼出符号」が「識別信号」になっていることに気が付いた。 いつ変わったのだろうかと、古い免許状を調べたら平成6年の免許状は「呼出符号」平成11年の免許状は「識別信号」になっていた。

 この頃、無線の仕事から離れたので変更されたことに気が付かなかったのか?



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2018年8月10日 (金)

再免許申請

 アマチュア無線局の再免許申請時期がきた。

 前回は、半年前くらいに総通局からお知らせが来た。
スプリアス規格が変わって変更の猶予期間が迫ってきたので調べていたら、免許の有効期間の1年前が近づいていることに気が付いた。

 ここ何回かの再免許申請は、電子申請・届出システムLiteをで申請して、手数料をネットバンキングで支払っているので簡単に終わる。

 H17年12月にスプリアス規格が変わっていて、経過措置期間がH34年11月で終了するので、古い無線機はH34年12月以降使えなくなるらしい。

 今回再免許を受けると免許の有効期間はH36年になるので、H34年12月からH36年まではむ無線機が使えなくなる。 再免許のとき、これまでは、「工事設計内容に変更が無かった」と書いておけば工事設計書を書く必要はなかった。 しかし、送信設備を変更しなくてはならないだろう。

 H34年11月以降も使おうとすると、

  1. 免許されている送信設備が新スプリアス規格に適合していることを認定してもらい、再免許申請する。
  2. 変更申請(届け)して新スプリアス規格適合の送信設備に変更した後に、再免許申請する。

 よく考えたら、前回の再免許から5年間電波は出していないので廃局する選択肢もある。(廃局届は無料) しかし、コールサインは持っておきたいし、今後電波法が改悪されて、開局申請が困難になったら、老後の楽しみがなくなってしまう。

 じゃあ、とりあえず変更申請しようかと。 

 変更申請(届け)は無料で、しかも指定事項の変更が無い軽微な変更なら届け出だけでよい。 指定事項の変更がある場合は変更申請して審査に合格すれば免許状が送られて来たら使える。

 つまり、免許状に記載されている指定事項が変わらないようにするのが最も簡単そうだ。

 HF機と50Mオールモード機、144M,430Mオールモード機の3台で申請しているけど、30年以上も前に申請しているからどれも10W。 この条件で、新スプリアス規格の技適登録された無線機を探す。

 分かったことは、VHF帯オールモードで10W出力で技適の機種が無い。

 結局、指定事項の変更なく送信設備を取り換えることはできないようなので、変更届ではなく変更申請が必要なようだ。

↓2度目に開局した時の認定書。当時はJARLが保証認定していた。

Jarl

 とりあえず電波申請・届出システムLiteのパスワードの再交付から。



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2018年1月 6日 (土)

SAQ クリスマス運用2017 <中止されたらしい>

 SAQはスウェーデンにある超長波無線局。毎年アレクサンダーソン・デーとクリスマスにメッセージを送信している。


↑(http://alexander.n.se/wp-content/uploads/2017/11/Grimeton-VLF-transmitter-750x350.jp)

 ここ2年くらい受信していたのだが、2017のクリスマス運用を聴き逃してしまった。

と思って、SAQのサイトを見たら、クリスマス運用は中止されたらしい。

  Christmas transmission with SAQ radio cancelled
(http://alexander.n.se/christmas-transmission-with-saq-radio-cancelled/?lang=en)

 アンテナの保守が終わらなかったらしい。アレクサンダーソン・デーの運用も中止されている。古い無線局の保守は大変だ。

 世界遺産に登録されているから撤去されることはないのだろう。しかし、運用できる状態に維持してあることが貴重だと思う。

 このまま、運用できなくなってだだの飾り物になるのは残念だ。

 今年のアレクサンダーソン・デーの運用を楽しみにしよう。

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広大なカーテンアンテナから世界に安心を 日本唯一の『短波』国際放送送信所 Time&SPACE (2017/11/28)」にKDDI八俣送信所の海外向け短波放送用アンテナの保守の写真がある。

  八俣送信所マネージャー 堀江孝氏は

「すでに、送信機は日本製が作れなくなってしまい、当所で使用しているのも多くは海外製です。現在、40代の技術者を育成中ですが、もしも短波放送の需要が減って技術の継承ができなかった場合、日本の短波放送は消滅してしまいます

とおっしゃる。


↑KDDI八俣送信所のアンテナ(https://tspace-prod.s3.amazonaws.com/articles/759abc149404efb738459619d0865ff4.jpg)

 技術の継承が問題なのははどこも同じだ。特に無線の技術者は。



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2017年8月12日 (土)

トランジスタ技術 1973年5月

トランジスタ技術 1973/5

Trgi197305

 ヤフオクでトラ技 1973年5月号を買ったら1971年5月号が届いた。ので、ハイファイ堂から古本を買った。
1973年当時の値段は320円。2017年の物価は当時の4倍くらいだから今にすると1,200円くらいだ。2017年のトラ技は1,000円くらいなんだけどな。

 トラ技1971/5 は「フレッシュメン特別号」1973/5も「フレッシュメン特別号」だ。毎年5月号は「フレッシュメン特別号」だったのだろう。

 JA1AYO 丹羽一夫氏による、「PLLを採用した144MHzシンセサイザートランシーバの製作」がある。丹羽一夫氏は60年代から90年代にCQ誌やトラ技に技術解説や製作記事の連載を持たれていた。連載を読む度に毎月毎月いつ作っているのだろうと思っていたら、1969年から1973年までCQ誌の編集長だったようだ。納得。

 1971年から1973年までの2年で大きく変わったのは広告だ。

 1971年には掲載されていなかった信越電気商会の広告が掲載されている。現在の店舗から総武線寄りに一本手前の通りにあった(現在のツクモパソコン本店)頃の地図が載ってる。

S

 FETは安くなっている。1971年に570円だった3SK35は1973年には250円になっている。2SK19は変わらず150円だ。

 そして、TTLの広告が増えた。SN7400(NAND)が120円、SN7490(Counter)が330円、SN74181(ALU)が4500円(o_o まだ74LSはない。

 デザイン集に掲載されている標準的なFMチューナのフロントエンドは

Fmfrontends

2SC930E(RF)-2SC930E(OSC,MIX)だ。標準品にはFETは使われていなかったようだ。

 50MHz帯と140MHzのフロントエンドも掲載されていた。

50mrxs

50MHz帯は2SK19x2(RF)-2SC784(MIX)。 RFに2SK19のカスコード接続を使うのはVHFハンドブックにも載っていたような気がする。

144fes

 140MHz帯は3SK35(RF)-3SK35(MIX) 2SK19はこの周波数帯まで使えない。

 パーツ棚をゴソゴソしたら3SK45が出てきた。3SK59があったはずなのだが。(ついでに2SK19も。)

3sk45 2sk19

 3SK35と3SK59は東芝、3SK45は日立、3SK39は松下だ、無線機の保守をやっていたときには、まだ3SK39が使われていて、ほどなくしてバイポーラTrに変わった。

 それはさておき、目的のATOM-8の記事はあった。


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