フォト

ウェブページ

無料ブログはココログ

MyList

これまで書いた記事

これまで書いた記事は、「Yoshiのブログ」にあります。

Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ

 

2022年11月28日 (月)

教員採用パンフレット <ブラックだ>

Twitterでブラックな教員採用パンフレットに関する投稿が流れてきた。

 

西村先生も市毛先生も、控えめに書いたのではないだろうか。
このパンフレットの勤務が最短で、これ以上の超過勤務が度々(恒常的に?)あるのではないだろうか?

中央省庁の採用パンフレットをみたことがある。
1日の仕事が紹介してあるのだけれど、ちゃんと定時に始まり定時に終わっていた。
そして、超過勤務があると紹介されていた。

流石である。
過労死レベルの超過勤務が状態化していることを伺わせるようなパンフレットは、公の文書にできない。
この辺りは、ちゃんとチェックされている。

これらのパンフレットは、管理職や教育委員会はチェックしたのだろうか?
ひょっとして教育委員会は、教員は労働基準法で保護される労働者ではないという意識なのだろうか?

#教師のバトン


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【働き方改革

2022年11月15日 (火)

オンライン版アプリを使うときに重要なこと

★デスクトップ版Office(特にExcel、特に^2Excelマクロ)を使わないようにする。

Office onlineはアプリをインストールしなくてもブラウザだけで動作し、Microsoftアカウントがあれば無料で使える。
Office Online版はかなり前からあったようだが、Microsoftの戦略に乗るものかと使わないようにしていた。(^^;
自宅のパソコンを買い替えた時に、オンライン版に乗り換えようとしたら、使えない機能が多く、古いOfficeを使っている。

「ほぼ1人情シス」としてM365を触っていて分かったことは、デスクトップ版でなければ使えないデータ(ファイル)はクラウドでは使いにくいこと、
特にExcel!。

オンライン版アプリを使うと、
スマホやタブレットで表示、編集できる。
マクロをゴリゴリ使ったExcelはデスクトップ版でなければ、表示、編集できないから、使える場所が制限される。

オンライン版なら電車移動の時間で吊り革につかまって、次の資料を確認することができる。
しかし、デスクトップ版をPCで使おうとすると、少なくとも、座らなければならないし、Wifiルータやスマホでテザリングしてネットワークを確保しなければならない。

デスクトップ版で
編集したデータは保存しなければ、クラウドにあるデータに反映できないから、リアルタイムで共同編集できない。
「ダウンロードして編集できればいいじゃない」という人は、

Aさん編集→Bさんに送る→Bさん編集→Aさんに送る、Bさん更に編集→Aさんに送る→Aさん困る

という、白ヤギさん黒ヤギさん方式の共有方法しか知らない人だろう。編集する人が増えるとバージョンが管理できず破綻した経験をした人は多いはずだ。

同時編集

ちょっと前までこの方法しかなかったけれど、今時はテキスト・チャットやボイス・チャット、ビデオ・チャットで連絡しながら、同時にファイルを編集できる。
テーブルに模造紙を広げて集まってディスカッションしながら書き込んでいく感じだ。
リアルタイムの共同編集するためには、オンライン版アプリで扱えるように、データを作らなければならない。

重要なこと

データ(ファイル)の作り方より重要なことがある。
リアルタイムで共同編集する場合。
当然、リアルタイムで意思決定しなければならない。
「一旦持ち帰らせてください」ではリアルタイムにする意味がない。
つまり、担当者が意思決定できるような権限移譲が必要だ。

これまで意思決定してきた人は、意思決定方法を変えて、意思決定のスピードをあげられるのかが問われている。

なぜ、意思決定方法や仕事のやり方を変えなければならないのか?
それは、これまでの事業を継続するのではなく、今まで無かった新しい価値を創り出すためだ。

とりあえず、
デスクトップ版のOfficeは使わないようにしようと思う。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと

2022年11月12日 (土)

マイクロソフト 再始動する最強企業

マイクロソフト 再始動する最強企業 上阪 徹 ダイヤモンド社

Microsoft


MSの人と話す機会があった。
とある中央省庁の偉い人に、良かれと思い人材交流の提案をしたら、規則があって簡単ではないことを懇々と説教されたのだそうだ。
さもありなん!と思ったのだが、後からMSはそんな会社だったのか?と思い、この本を読んでみた。

MSはパソコン(昔はマイコンといった)が16Bitになったとき、OSの覇権争いをしている頃から知っている。
そして、競合するソフトや会社をを次々と潰すことで拡大した会社で、「帝国」のイメージだ。

おそらく、某中央省庁の偉い人もそのイメージがあったのではないだろうか。

ところで

1年前からM365を使っている職場で「ほぼ1人情シス」をやっている。M365を使って分かったことは、MSはOSやアプリを売る会社ではなく、クラウド・サービスの会社だということ。

今でも、OS(Windows)やOfficeは売ってはいるが、Windows10、11は無償でアップグレードできるし、Office Onlineは無償だ。
まだまだ、Windows、Word、Excel、PowerPointは手放せない。しかし、これらの、OSやOfficeソフトよりTeamsやSharePointが中心になっているということだ。

Office Online版

Office Online版はブラウザで動くので、OSは Windowsでなくてよい。
Intuneを使うとWindowsだけでなく、iOS、Androidデバイスを管理することができる。MSはWindowsにこだわっていないように見える。

昔は、
データは個々のPCにあった。
ネットワークが使えるようになったころから、オンプレのファイルサーバーを置いて共有していた。
ファイルサーバーは、ストレージ(ファイル置き場)だから、データを加工したり、新しいデータを創るためには、ファイルをPCにダウンロードして、PCにインストールしたアプリを使う必要があった。

今時は、
データはクラウドにあって、データの処理はクラウド側で行われる。
オンライン版のアプリはUIだ。

オンライン版のアプリは、デスクトップ版のアプリ同じようなUIなので、昔の感覚の人は、つい、アプリの機能に着目しがちだ。
データと処理の実態がクラウドにあることで、新しい価値を生み出せるこ、新しい働き方ができることに気づいていないのかもしれない。

MSは、新しい価値を生み出せること、新しい働き方を提供・提案する会社になったということのようだ。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【雑誌・書籍

2022年11月 9日 (水)

行動の主体は自分、時期は今

ちょっとの差が、大きな差、だからまずそこを埋める手段を知って。 しばたともこ@キャリアコンサルタント (2022/11/1)

柴田朋子氏は研修の受講者が言う「熱い誓い」を一ミリも信用していないらしい。
更に、

その意識高い誓いなんてものが、どれほど役に立たないかってことを。

どんな大きな行動変容、新しいキャリアの道、みたいなものも、最初の一歩はとてもとても小さく始まるの。その小さな始め方がわからないから、人は「いつか~したいんですよね」って10年言い続ける。

気が付いたらいろんなことで思いをかなえている人は、そうじゃなくて、小さな一歩目を必ず出している、んだよね。ちょっとして小さなことが、のちのちとても大きな差になるの。

とおっしゃる。

抽象から具体に

同感だ。

  • 理解するには抽象化が必要
  • 行動するには具体化が必要

なんだけど、具体化のキモは、

  • じゃあ、自分は何をするのか?
  • じゃあ、今できることは何か?

と考えること。

  • 行動の主体は自分
  • 行動の時期は今

だ。
「我々は〇〇すべきだ」とか「早急に〇〇する必要がある」と考えたら、多分実現されない。自分が行動しないから。

行動の主体は自分、時期は今

自分がすべきことが分かっても、すぐに実現できることは稀だ。
分かるときは脳内の理想環境だけれど、現実は、時間的、金銭的、人間的な制約があるから、その制限内でできることを見つけなければならない。

じゃあ、自分は何をするのか?
じゃあ、今何をするのか?
じゃあ、今できることは何か?

と考えて、現実的に行動できそうなことを、ようやく見つけたら、その小ささに愕然とすることはある。
それでも、小さな一歩を踏み出してみると、制約が少なくなるように感じる。
それは、制約だと思っていたことはほとんど自主規制だったりするからだろう。

やることは、

  • できれば直ちに、
  • そうでなければ3日以内に、
  • 少なくとも1週間以内に

行動できるることを考えるとよい。
それ以上、間隔が空くと、やらない理由が湧いてくる。

失敗したらどうしよう

失敗したらどうしようと考えることはある。
でも失敗しても全く問題はない。
失敗したら命の危険があるとか、全財産を失うようなことは、そもそも思いつかないから。

失敗したら、違う方法を考えればよいだけのことだ。
その時に、1か月考えて行動して失敗したら結構ダメージがあるけれど、1日考えただけなら、ダメージは少ない。
だから、なるべく早く行動するほうがよい。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと

2022年11月 6日 (日)

今いる場所で得られるものは、もらさず拾う

よく考えて動けば、組織で5年働くだけで身につくことってある。 しばたともこ@キャリアコンサルタント  (2022/8/28)

しばたともこ氏は、表に見える「営業経験」とか「エンジニアの経験」の他に重要なことが、組織で5年働くだけで身につくとおっしゃる。
例えば

  • 基本的なビジネス文書の書き方
  • 相手に伝わる論理的な提案書のお作法
  • 情報収集のやり方と情報の選び方
  • スケジュール管理(重要度と緊急度の整理)
  • 「具体」と「抽象」を往復して考えること
  • 細分化すること、構造化すること、分析的に見ること
  • 気が合わない上司の説得方法
  • 気の合わない同僚や後輩となんとなく協力して仕事をすること
  • よくわからない課題を渡されたときの動き方
  • お客と上司の板挟みにあって、両方をなだめるやり方
  • 時間がないときに周囲を上手く巻き込んで手伝ってもらうこと

など。
そして「今いる場所で得られるものは、もらさず拾う」ことが重要だとおっしゃる。

再就職で就活してわかったことは、経歴や技能は職務経歴書や履歴書に書けるけれど、例示された能力は履歴書に書けないけれど、とても重要だ。
採用する側も、履歴書ではわからないし、少しくらい話しただけで判断するのは難しいだろう。
だから、信用できる人の裏書(お墨付き)が必要だ。
年寄は非認知能力や人間力、モチベーションに欠けるという認識があるから、裏書のない年寄りは求人がないのかもしれない。

20代の頃「今いる場所で得られるものは、もらさず拾う」なんてことはできなかった。
集中したら他のことは目に入らなくなる性格だから、文章もコミュニケーションも取るに足らないと考える技術至上主義だった。
30代40代になってようやく技術だけでは足りないことがわかった。
20代のときの自分に「後で必要になるから」とアドバイスしたら、きっと「ふんっ」と言っただろう。(そんな人間だ^^;)

人には「わかる時」があると思う。
若いときに拾うべきものを拾っていないことに気がついたら、それは「わかる時」が来たのだろう。
この期を逃さず学べば短期間で修得できるできる...はずだ。
しかし、それは結構難しい。なんとなくやり過ごす方が簡単だから。

「わかる時」を感じてキャリコンに相談できる人は、きっと「わかる時」をものにすることができるじゃないだろうか。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと

2022年11月 3日 (木)

その幸運は偶然ではないんです!

その幸運は偶然ではないんです!

著:J・D・クランボルツ A・S・レヴィン
訳:花田光世・大木紀子・宮地夕紀子
ダイヤモンド社

Photo_20221026211701

自治体を進化させる公務員の新改善力 (2022/10/23)」で「計画された偶然」、や「計画的偶発性理論」と訳されるプランドハップンスタンス(Planned Happenstance)理論を知った。
興味が湧いたので、この本を読んでみた。

偶然幸運を掴んだ人の事例がこれでもかと、掲載されれている。
事例自体は真似ようが無い。
キモは

  • 将来何になるか、決める必要はない
  • 想定外の出来事があなたのキャリアに影響を及ぼすことは避けられない。
  • 現実は、あなたが考える以上の選択肢を提供しているかもしれない。
  • いろいろな活動に参加して、好きなこと・嫌嫌いなことを発見する。
  • 間違いを犯し、失敗を経験しよう。
  • 想定外の幸運な出来事をつくりだそう。
  • どんな経験も学びへの道。
  • 仕事以外でも満足感を得られる活動に携わる。

らしい。

計画通りにならなくて、失敗することもあるけど、めげない。
計画にない、意図しない幸運が舞い込んで来たら、とりあえず乗っておけ!
ということだろうか。

最近の若者は失敗を恐れて挑戦しないと年寄りは嘆くが、挑戦しないのは年寄りも同じだ。
定年を前に転職した時に、かなり悩んだ。
しかし、転職してみれば、何故あんなに悩んだのだろうと思う。

転職したことがある娘曰く「1回転職すると、大したことじゃないと思うよね」と。
同感だ。転職する前は人生最大の決断のように感じるけれど、転職してみると大したことではない。
固定観念に囚われいるのだと思う。

「計画された偶然」は一見矛盾しているように感じる。
人生に訪れる幸運は偶然だけれど、宝くじに当たるような低確率ではなく、かなり高い確率で訪れるのだと思う。
(毎週とか毎日レベル)

しかし、訪れた幸運は目に見えないので、意識しないとその幸運に気がつかないし、幸運を掴むことができない。
小さな小運を掴むと、わらしべ長者のように次々と大きな幸運を掴むことができるのだと思う。

「果報は寝て待て」は的を射ている。昔の人は能く言ったものだ。
しかし、道徳的には「成功は努力と引き換えに得るもの」が麗しいとされ、固定観念化している。そして、偶然を当てにするのは背徳感がある。

「計画的偶発性理論」の偶然は「今より少しだけ良い方向に進むきっかけ」と考えたら良いのだと思う。
そして、その効果は足し算ではなく掛け算だ。つまり、偶然の幸運は掴めば掴むほど大きくなる。

同じ思考、行動で毎日同じように過ごしていると、偶然の幸運に気がつかないが、昨日とは違うことを始めると、偶然の幸運に気付くことができ。これが「計画的」ということだろう。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【雑誌・書籍

2022年10月31日 (月)

チーズはどこへ消えた?(7)

チーズはどこへ消えた?
著 スペンサー・ジョンソン
訳 門田美鈴
扶桑社

Photo_20221029214701

チーズステーションを出ることを教えてくれた本。

登場人物?は2匹の鼠と2人の小人。
鼠は単純で、本能的、行動的、小人は、複雑で思慮深く保守的。
2匹と2人にとって重要なチーズがあるチーズステーションから、突然チーズが消えた時の、小人の葛藤を描いている。

変化とは、何かを失うことだと思っていたのが、何かを得ることなのだ

は、コロナ禍以降よく聞かれるようになった。
でも、多くの人は信じていないのではないだろうか?
ひょっとしたら、何も失うことなく、何かを得ることができると思っているのだろうか?
おそらく、それは無理だ。

住み慣れたチーズステーションを出ようとすると恐怖を感じる。
「無理して危ないことをしなくても...」という悪魔の囁きも聞こえてくる。

チーズステーションを出ようと決心した時に、その理由を一生懸命考えてそれなりの答えを用意していた。
それは、必ず問われるであろう「なぜチーズステーションをでるの?」という問いに、それなりに答えるためでもあったが、
恐怖心から逃れようとしていたのかもしれない。

この恐怖は自分で乗り越えるしか無いのだと思う。
そして、恐怖を乗り越えると、

ホーは恐怖に捕らわれていたのを悟った。新しい方向に踏み出したことで、解放されたのだ

本当にこのような感覚になる。

経験では、実際に、チーズステーションを出てみたら、路頭に迷うこともなく新しいチーズステーションが見つかった。
コロナ禍以降、社会が変わろうとしている。
変わることへの恐怖を乗り越える経験や、乗り越える方法を知っていれば、たいていの変化には対応できると思う。

Photo_20200313231101

2年前の自分に助言するなら、↑は正しかった。



最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【雑誌・書籍

2022年10月28日 (金)

自治体を進化させる公務員の新改善力(2)

自治体を進化させる公務員の新改善力 元吉由紀子 公職研

Photo_20221020231901

自治体を進化させる公務員の新改善力」の感想を書いた。
では、年寄りは何をすればよいのだろうか?
もうリタイアしたとか、改善活動の主役ではではないからと、第三者的な立ち位置で良いのだろうかと考えた。

昭和という時代はかなり先の未来まで予測可能可能だった。
そんな時代に働いて、還暦を過ぎたところだ。
戦前、戦後、高度成長時代に働いていた世代も、将来は予測できなかったのではないだろうか。
未来が予測できたのは、成長が右肩上がりから右肩下がりに変わる時代だったのかもしれない。

未来が予測可能であれば、予測からずれた部分を修正する「改善」でよかった。
ところが、予測からのずれが大きくなり、もはや予測できない時代になると「改善」では対応できない。「革新」が必要になる。
「改善」の先に「革新」があるわけではないから、「改善」を積み重ねても「革新」には繋がらないのだ。

コロナ禍で働き方が「革新」された職場もあれば、「改善」も難しい職場もある。
「改善」も難しい職場では、ビデオ会議で表示される画面上の場所にこだわったり、上司より先に接続を切っては失礼とかにこだわって「改善」している。

これまでの「改善」の成功事例は、この先のVUCA時代も有効な手段なのだろうか?
ビデオ会議で役職順に画面に表示するくらいの「改善」ではないのか?

若い人たちが、VUCA時代の変化に対応する方法がわからないのは、しかたのないことだろう。
では、年寄りは、VUCA時代の変化に対応する方法を知っているのだろうか?
若い人たちも年寄りも同じようにわからないのではないだろうか?
と思う。

年寄りが持っているものは経験だけだろう。
その[過去の]経験は、そのまま[未来」に適用することはできない。環境が違いすぎるから。
役所の中は変わっていないくても社会の情勢は大きく変わっているのだ。

年寄りがなすべきことは、経験を抽象化、一般化することだろう。
抽象化、一般化すれば、次世代が参考にできる知恵になる。

革新活動の主体は若者だ。
年寄りは、改善活動経験者、第三者ではなく、革新活動の当事者となる気概が必要だと思う。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【雑誌・書籍

2022年10月26日 (水)

システムの「作り逃げ」を許すな

システムの「作り逃げ」を許すな、運用保守を担う技術者の時間が奪われる 沢渡 あまね (2020/03/25)

今に始まった問題ではないだろう。
昔大手ITベンダは、この問題を悪用してベンダロックオンしていたのだから。
一時期、一円入札が問題になった。システム開発を破格の低額で落札する大手ITベンダは多かった。
そして、長期間の保守費で元を取り、「作り逃げ」をちらつかせてリプレースの選考も有利に進める。
その結果、ITベンダはたくさんのIT土方を抱えたITゼネコンになったのが、今の日本のIT業界だ。

つい最近、開発中のとあるシステムで、メールを取得しなければならなくなった。
一部の機能のためにメールサーバーを立てるのは大変だから、運用担当は、Exchangeのメールボックに開発中のアプリでアクセスすれば良いと安易に考えていたようだ。

ところが、ExchageはBASIC認証ではアクセスできなくなっているから、OAuthで認証するコードを書かなければならなくなった。
サンプルは沢山あるからそんなに負担ではないけれど。

OAuthで使うクライアントシークレットはAzureADから取得するのだが、最長2年の期限付きだから、定期的に更新しなければならない。
更新は難しくはない。

クライアントシークレットの期限が切れると、当然だけどメールボックスにアクセスできなくなる。

このシステムの運用がはじまって、メールが取得できなくなった時には、システムの運用者、システムの開発者、M365の管理者が協力しなければ解決できないだろう。
構築に携わった人達がいる間は、運用できるけれど、いなくなったら障害が発生する可能性は高い。

経験では運用前に懸念があることは、必ず発生する。しかも、忘れた頃に。

M365の管理者なので、Exchangeを使わないことを主張したのだが、運用開始を優先する声に押切られてしまった。
クラアンとシークレットの有効期限など覚えていられない。PowerAutomateで通知することはできるけれど、システム開発者の知らないところで動いているPowerAutomに依存するのはいかがなものか。

「ほぼ一人情シス」だから、引き継ぎは結構なリスクなのだが...

技術者は、とりあえず稼働すれば後は関係ないという、易きに流されない良心が必要だと思う。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【ほぼ1人情シス

2022年10月23日 (日)

ルールとフィールドが変わった

「あなたがヒット曲を作ればいい」 松浦勝人、川本真琴のサブスク巡る発言に意見 “地獄に堕ちてほしい”には「時代遅れもはなはだしい」
時代に適合した音楽の売り方があると指摘。 ねとらぼ

川本真琴氏は

とTweetしている。(「地獄に落ちてほしい」Tweetは削除されている)

たしかに、これでは仕事にはできないだろう。
では、CDなどの昔のメディアの場合はどうだろうか?
CDは物理的なメディアを作るための初期投資があるから、レーベルはある程度売れる見込みがなければ、CDにできないだろう。
レーベル関係者に、ある程度売れると思わせるには、それなりのクオリティの楽曲をCDの容量を埋めるくらい創らなければならないだろう。
CDなれば、売れたのだろうか?
もし、CDなら売れたというならば、それはサブスクの問題かもしれない。

音楽を届ける方法は、レコードやCDなど物理媒体から、ネットワークを利用したダウンロードに変わった。
CDの場合CD-ROMの容量を埋める楽曲が必要だが、まとめて売れる。
一方、ダウンロードの場合、ダウンロードされるのは1曲である。
だから、大衆にウケる曲は売れるし、ウケない曲は売れない。
しかし、大衆にはウケないけれど、極一部のウケた人に楽曲を届けることができる。
それが、40回ダウンロードの曲なのだろう。

つまり、音楽業界はゲームのルールが変わったのだ。
音楽業界や出版業界など著作権で守られている業界は、数少ない才能に多くの凡人が群がっている構図だ。
その、群がっている人が、CDを作る人、売る人からAmazonやAppleになっただけで、楽曲を創る才能は昔と変わらず必要だ。

##
システムが新しくなったときに、適応できない人はいるものだ。
その時に、異論を唱えるのは、たいてい、古いシステムで利益を得ていた人たちだ。
新しいシステムが出てきた時に既得権益者は、新しいシステムを否定し、普及を妨害しようとする。
ところが、それは長くは続かない。時代の流れにには抗えないのだ。

時代に適したシステムに変わっていくのが、健全な社会だろう。
もし、新しいシステムの妨害が続いた場合、その社会は衰退する。
日本という社会は、既に30という歳月が失われてしまった。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと

«自治体を進化させる公務員の新改善力