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2020年8月 4日 (火)

転職 <59歳の市場価値>

 39年勤務した前職を3月末で退職して就活していたのだが、ようやく次の仕事が見つかった。前職とは違う業界に転職しようとすると、やはり59歳での転職は難しい。分かってはいたのだが... (なぜ59歳で転職しようと思ったかは後で書こう)

 就活していてわかったことがある。

 転職市場での価値 = (現有能力×有効期限) × (潜在能力×勤務可能期間)

ではないだろうか。

◯現有能力、有効期限

 職務経歴書で判断できるのは(現有能力×有効期限)だろう。

 39年も働いていると職務経歴書に書けることはたくさんあるが、気をつけないと自慢話になってしまう。ICT業界では有効期限(賞味期限)が短いので、経歴は立派でも現在使える能力が無かったりする。

◯勤務可能期間

 多くの企業はメンバーシップ型雇用が主流だから採用後長く働けるほど価値があるようだ。59歳はリタイア間近だから、勤務可能期間は短く、価値は限りなくゼロと評価されるようだ。 

 既に人生80年時代だから60歳でリタイアできる人は少ない。しかし、多くの60代は既に「心の定年」に達しているので若者のようには働けないと見られているのだろう。

◯潜在能力

 潜在能力は、職務経歴書に書けない能力や、採用後獲得できるであろう能力だろう。この能力は、せめて面接しなくては判断できないだろう。

◯自分の市場価値

 職務経歴書をいくら盛って書いても、面接で話せばわかってもらえると思っても、勤務可能期間の価値がゼロなので、どう頑張っても市場価値はゼロなのだ。

 だから多くの人は定年すると、価値が引き継げる前職と同じ業界に再就職するか、再雇用を選ぶのだろう。

 それでも、ようやく1社面接までたどり着いて内定をもらった。ありがたや×2

閑話休題

 WBSを見ていたら、ニュースキャスターの山川龍雄氏が、就活の法則を話していた。

 就活の法則は、10勝0負=1勝30負

なのだそうだ。いくら内定をもらっても入社できるのは1社だけだ。一方、内定をもらったのがたった1社でも、重要なことは入社した会社が自分に向いていかどうかだと。

 なるほど、うまいことを言うなあ。

 入社した会社が自分に合うかどうかは働いてみないとわからない。ルーキーはゲームに参加して認められるしか方法はないのだ。

 それは、オールドルーキーでも同じだ。



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