意外にも30年前の経験が役立った
客先でICT機器の使い方やアプリの使い方をサポートする仕事に転職して1月が経過した。座学の研修と実務研修で仕事が見えてきた。
現職は前職の隣接分野で職務経験はないので不安はあった。意外にも、前職で無線関係のフィールドエンジニアをやっていた経験が役立っている。
無線関係のフィールドエンジニアをやっていたときは、客先に出向いて、偉い人に挨拶して、担当者に故障した機器がないか訊く。 故障した機器があることが事前に分かっていれば取り替える。分かっていなければ、障害箇所を特定して一時対応する。 そして、エリア内に不感地帯ができていないか確認する。
この仕事をやっていたときに上司や先輩に教えてもらってことは、困ったら本部に電話するということ。一人で全て解決できなくてもよいということだ。 これは今の仕事も同じだ。
現職は障害箇所の特定は範囲が室内に限定されているから、パイプシャフトや天井裏に中に入ることもなく、机の下に潜ることもない。作業服を着なくなったのは、ちょっと寂しい。
現職は業種という観点で見るとフィールドサービスだが、業態の観点で見るとサービス業だ。
自分の知識や知見を提供することで顧客の問題を解決するサービス業であるということ。
そしてサービスの提供は目的ではなく手段であること。 これも前職と似ている。
ICT関係の知識は隣接分野なので使えるだろうと思っていたが、意外にも40~30年前の経験が役立った。それと、マネジメントをやっていたときに、自分たちの仕事の基本と原則を考えたことが役立っている。
年寄りも捨てたもんじゃない。
と自画自賛しておこう。
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