効率のいい学習方法を身につけるためのスキル <若いときに身につける>
「100点は目指さなくてもいい」 いつの時代も古くならない仕事の生み出し方 note CXO 深津貴之 東洋経済
深津貴之氏は
「例えば100時間を自由にできるのなら、気になっているプログラミング言語やグラフィックなどの個別のスキルを学ぶより先に、すべてに応用できる『効率のいい学習方法を身につけるためのスキル』習得に時間を割くのがいい。リサーチや分析の仕方、推論の立て方といったものもそうですね。学ぶべき内容を抽象化・モデル化し、横展開が可能なアセットにしていく。そうすれば今の僕のようにエンジニアやデザイナー、経営者とさまざまな顔を持っていても、学んだことを無駄なく生かせるんです」
とおっしゃる。
「効率のいい学習方法を身につけるためのスキル」は重要だと思う。身に付けることができれば一生使えるスキルだろう。
歳を取ったき
新しい知識・技能を習得するには大きなエネルギーが必要だ。
若いときは、エネルギーが余っているから、比較的簡単に新しい知識・技能を習得することができる。 歳を取ると、新しいことに挑戦しなくなるのは心掛けの問題ではなくエネルギーが減ってくるのが大きな要因だろう。
エネルギーがある若い間に「効率のいい学習方法を身につけるためのスキル」を習得しておけば、年をとって減ってきたエネルギーを効率よく使って新しい知識・技能を習得することができる。
試行錯誤
新しい知識・技能を習得するには試行錯誤が必要だ。
「効率のいい学習方法を身につけるためのスキル」があれば試行錯誤が減るから、新しい知識・技能を速く、安価に習得できる。
「試行錯誤」を言い換えると「失敗しても諦めないこと」だ。失敗すると精神的ダメージを受けるから、打たれ弱い人は一度の失敗でリトライしなくなって、なかなか新しい知識・技能を習得できない。 だから、「効率のいい学習方法を身につけるためのスキル」を身につけるためには、失敗してもリトライする気持ちと成功体験が必要だろう。
経験的には、若いときに試行錯誤を経験することは良いことだ思う。
ところで
残念ながら「効率のいい学習方法を身につけるためのスキル」は効率よく学習できない。だから、試行錯誤が必要だ。
人生100年時代を生きるためには、「効率のいい学習方法を身につけるためのスキル」が必要だ。若いときに試行錯誤して身に付けると良いと思う。
蛇足
蛇足かもしれないけれど、60年生きてきた経験では、「効率のいい学習方法を身につける」方法は「正解を覚えること」ではない。
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