やりがいは自己満足
「やりがい」なんてものを追求するよりも「成果」を追求したほうが、圧倒的に幸せになれる 識学総研 (2020/11/19)
「やりがい」とは仕事に紐づくものではない。
個人の願望に基づくものである。
は賛成だけど
成果にこだわれば、きっとやりがいはついてくる。
は賛成できない。
〇やりがい
やりがいは自己満足だと思う。だから他人の評価は関係ないのだけれど、他人の評価は気になるものだ。
やりがいが自己満足であれば、他人の評価に依存する、
- 他者にうらやましがられること
- 他者に称賛されること
- 人より抜きんでること
をやりがいとすることも人それぞれだ。
〇成果とやりがい
成果を上げることやりがいにつながる組織もあるだろう。
組織の成果と個人のやりがいに因果関係がある場合だ。たとえば、成果が顧客満足度ではなく売り上げで評価される場合には、売り上げを上げると、人より抜きんでてやりがいを感じる人もいるだろう。しかし、顧客の喜びをやりがいとする人は、成果を上げればあげるほどやりがいから離れることになる。
つまり、成果を上げればやりがいにつながるのは「既定(規定)のやりがい」がある組織だろう。
「既定のやりがい」は、多くのメンバーがやりがいとはこういうものだ!と感じていることが多く、組織風土になっていたりする。
成果とやりがいが相反する場合どちらを優先するか迷うことはよくある。
組織に属している限り成果を優先するべきだ。成果はその組織の存在意義だから。成果が優先できないなら、その組織から離れればよい。その自由を自ら手放してはならない。
何度も言うが、「既定のやりがい」が悪いわけではない、人それぞれだから。
「既定のやりがい」を押し付けると、途端にブラックぽい組織になってくるのは確かだけど。
〇結論
- やりがいは自己満足。だから、何をやりがいにするか他人を気にすることはない。
- 成果がやりがいに繋がるとはかぎらない。組織に属しているかぎり、やりがいとは関係なく成果を上げる行動をすべき。
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