なぜ、いま学校でプログラミングを学ぶのか <凡人が秀才と勝負するための武器>
なぜ、いま学校でプログラミングを学ぶのか―はじまる「プログラミング教育」必修化 平井聡一郎、利根川裕太 技術評論社
利根川裕太氏は
もしエンジニアの方に、プログラミング教育の助っ人をお願いするとしたら、「社会で、どのようにコンピュータが活用されているのか」といったテーマや、「プログラミングスキルを持つことのキャリア」といった話をしてもらうことが適していると考えています
とおっしゃる。
40年仕事をしてきて「プログラミングスキルが最も役に立ったスキルです、ひょっとすると自転車に乗るスキルより役立っています」と、先生には伝えている。
なぜならば、プログラミングができれば、凡才でもプログラミングができない秀才と勝負ができるからだ。 でも、プログラミングができる秀才や天才には敵わないのだけれど。
秀才は天賦の才能がある。天賦の才能がなくても、後天的にプログラミングスキルを獲得することで、天賦の才能を凌駕できる可能性があるである。
プログラミングスキルがあれば、CPUパワーを操ることができる。CPUパワーは金で解決できるのである。金で能力が変えるなら、天賦の才能に恵まれなかった凡人にとってこれほどの武器はないと思う。
場合によっては、天才をも超えることができる。将棋や囲碁が良い例で、将棋や囲碁のトッププロは天才中の天才だ。その大天才がAIに負けたことは多くの人が知っているだろう。
マスコミは、人間vs AIのように報道するけれど、実は、天才vsAIをプログラミングした人の戦い。つまり人対人の戦いなのだ。そして、AIをプログラミングした人は天才に勝ったのである。
40年技術の世界で生きてきた、プログラミングスキルをもった凡人として、子供たちにも紹介しよう。
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