教師のバトン <若者たちに期待している>
文科省がtwitterでやっている[#教師のバトン」プロジェクトが炎上しているようだ。
#教師のバトン プロジェクト 参加方法🙌
— #教師のバトンプロジェクト【文部科学省】 (@teachers_baton) March 26, 2021
①Twitter公開アカウントをお持ちの方は、#教師のバトン をつけて取組をツイート!
②Twitter公開アカウントをお持ちでない方は、こちらの特設フォームから取組を投稿!
特設フォーム→https://t.co/oBwCnbz3LQ pic.twitter.com/5XYt93LsVV
プロジェクトの趣旨は、文部科学省「#教師のバトン」プロジェクトを始めます! note (2021/03/26) にある。
現場で日々奮闘する現職の教師、教職を目指す方々の皆さんで、学校の働き方改革や新しい教育実践の事例、学校にまつわる日常を遠く離れた教師、ベテラン教師から若い教師に、現職の教師から教師を目指す方々に、学校の未来に向けてバトンを繋ぐためのプロジェクトです。
らしい。ところが、現場はそれどころではないらしく不満が止まらない。
これを受けて荻生田文部科学大臣は会見で
「もう少し品の言い書き方をしてほしい」(11:34あたり)とおっしゃるのだが、twitterを読むとずいぶん品が良いと思う。
2chと比べたら100倍上品だ。^^)
このプロジェクトは文科省の若手が主導しているらしい。意気やよしである。
ただし、
- 理屈では正しい施策がなぜ現場まで伝わらないのか?
- 現場の現状や意見など本音がなぜこのような表現になるのか?
を考えなければならないだろう。
自分の主張が相手に伝わらないときに、たいていの人は相手に問題があると考えるものだ。
教育に携わる人には、
- 文科省で働いているのは教育行政を目指して官僚になった人たち
- 教育委員会で働いているのは地方行政を目指して官吏になり、たまたま教育行政に携わっている人たち
- 学校でで働いているのは教師をめざし教師になった人たち
がいる。つまり、教育に携わる人たちは、動機も目的も違っている人たちの寄せ集めだ。文科省、教育委員会、学校で勤務する人たちの目的は異なっているのではないのか。
それを承知したうえで一致する部分を探して、伝わるように伝える努力が必要だろう。
せっかく文科省の若い官僚がアクションを起こしたのだから、学校の若い教師もそれに応えてはどうだろう。
年寄りに期待したり、愚痴を言っていても明るい明日はやってこないしね。
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