心理的安全性 <自然には作れない>
「サラメシ」会議は性別や地位で差別されないすてきな場 日経Xwoman たむらようこ
NKHの「サラメシ」は好きで毎週見ている。
ひととき昼の再放送も見ていた。
サラメシの会議では、
若手もベテランの企画に疑問点があれば、どんどん突っ込む。若かろうと、ベテランだろうと、一人のクリエーターである限り、納得いかない点を放置しておくのは職務怠慢、といった雰囲気。
らしい。
サラメシ製作チームは普通ではない特殊なチームだと思う。
普通の人は、権限を持っている人に忖度して、企画を上げたり意見を言うことが多い。
社会に出て、少し仕事をすれば、それが、手早く仕事を終わらせるための方法だということがわかる。
特に顧客から遠く、誰が顧客かわからなくなる職場では、顧客より職場の空気、上司の意見が優先する。
- 上司が「誰でも自由に発言してね」と雰囲気を良くしているチーム
- 上司の発言に関わらず、メンバーが誰でも意見が言えるチーム
は似て非なるものだ。
例えばチームの中で最も立場の弱いメンバーが発言することを考えると、
- 前者は、上司の意思、
- 後者は、メンバー個人の意思
重要なことは、メンバーの意思で発言できることだ。
サラメシ制作スタッフの雰囲気は、局Pの資質によるものか、伝統なのかはわからない。
しかし、局Pはメンバーが自分の意思で意見が言える雰囲気や環境を作る努力をしているのだろう。
この雰囲気は努力しなければ、作ることも維持することもできない。
さらに、その努力を見えないようにしているのだろう。
努力が見えると、局Pの努力に忖度してしまうから。
サラメシに注目しておこう、番組を通して制作スタッフの雰囲気や雰囲気の変化が見えるかもしれない。
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