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2021年10月

2021年10月16日 (土)

おかえりモネ

 おかえりモネを土曜日にBSでまとめて見ているのだが、柴田朋子さんの投稿が気になったので23:00の再放送を見たら、つい、自分仕事に関係があるデータの売り方という観点で見てしまった(107回あらすじ

 データはどんなに貴重でも、役に立つ情報にするための知恵が必要だ。
世の中の多くの人は、データを情報にする知恵を持っていないから、知恵と一緒でなければデータは売れない。
希少価値があるデータは無条件で価値があると思ってしまうが、実はデータを情報にする知恵の方が100倍価値がある。

 百音(モネ)はWE(Weather Experts:モネが働いている気象情報会社)の社員だから貴重なデータにアクセスできるけど、役に立つ情報にして提供する知恵がない。
事業プランをプレゼンしたときに社長はそこを見抜いていたのだろう。

じゃあ、知恵を持っていない者はどうするのか?

  • 自分で知恵を蓄える
  • 知恵を持ってい人にデータを提供する

という方法を思いつく。

 後者の方が簡単だが、価値を生み出していないから、データの価値が低下したときに、データが売れなくなる。
データを提供しながら、提供した相手から知恵をいただく(学ぶ)ことが必要だろう。

 前者の方法は一朝一夕には難しい。短期間で知恵を得ようとするなら、知恵を持っている人に教えを請うことだ。しかし、知恵は財産だから対価が必要かもしれない。

 モネの場合、2年以内に事業を軌道に乗せなければならないから時間がない。まずは、対価なく教えてくれそうな会社(WE)や上司(朝岡)に相談してみるべきだろう。

 一方で、データを情報に変える知恵を持った人を見つけるための営業も継続する。
知恵を持った人は自分の知恵を認識していない可能性が高いので、暗黙知を形式知化するための対話は重要だ。
といっても、話を聞かせてほしいという人は稀だ。雨が少なくて困っている野菜農家の人のように。

 雨が少なくて困っている野菜農家の人は気象データを使う知恵がない、百音は野菜を育てる知恵がない。だから、2人の知恵がクロスするまで知恵を広げなければならない。そのためには対話が必要だ。

 野菜農家の人のように話が聞きたいという人は稀だから、世間話とか四方山話から始めて信頼を得るしか無いのだけれど。これが、サヤカさんがいう信用を得るための時間かもしれない。

 前々職のとき考えていたことだけど、上手くできた感がなかったりする。
何か足りないのだろう。


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2021年10月10日 (日)

デジタル化しただけでは、ほとんど変わらない。

ITリテラシーゼロの会社にSlackを導入 
創業133年、老舗ベンチャーの新入社員が請け負った大役
logmiBiz

この会社のコミュニケーションは電話とFAXで、Amazonはアマゾン川のことだと思っている役員が半分くらいいたらしい。

FAXと電話の会社がいきなりslackを導入するのは大変だったようだ。
風土まで変えなければ定着しないことをトップが分かっているようだ。

創業135年のカクイチがSlackを導入したら課長職が不要になった話  日経ビジネス (2021/10/7)

 現在の組織構造や風土に合わせてデジタルを導入しようとするが、なじまずに失敗する。これはDXに挑む多くの企業がはまる落とし穴だ。

前々職は早くからITシステムが導入されていた。
旧来のピラミッド型の組織にありがちな縦割りを超えて、情報の共有や交換ができることを期待したのだが無理だった。

ITシステムを導入する人たちは、縦割りを超えて情報を共有しない風土を変えようと考えなかったし、使う人も変えたいと思っていなかった。

カクイチの例はトップダウンとボトムアップで成功した例だ。
ひょっとすると、すごく稀な例かもしれない。


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2021年10月 4日 (月)

一太郎の入力フォーム <せめてどこでも入力できるアプリにしてくれないかな>

勤務評価に使うデータを入力するためのフォーマットが送られてきた。
スタバで入力しようかと思ったら、なんと、そのファイルの拡張子が。.jtdだった。

会社のPCでしか作業できない。
情報流出防止対策なのか...

Wordに変換すれば良さそうだけれど、一太郎で作ったフォームは一太郎職人が作っているので、罫線&修飾系の機能がてんこ盛りだから、他のワープロソフトに変換すると、体裁が変わってしまう。

一太郎を使っている人は印刷物が欲しいのであって、データが欲しいのではない。
だから、Wordに変換しても、結局一太郎に入力し直さなければならないのだ。
一太郎を使っている人が若い人なら、考え直した方がいいよとアドバイスしようかと思うけれど、若くないのでアlドバイしないことにした。

一太郎というワープロソフトが悪いるわけではない。
一太郎がFD一枚で動く頃(35年くらい前)から使っていたけど、当時は自分で浄書できるので画期的だったのだ。
自分の周りでは、一太郎を使っている人は、あの頃から変わっていないのだろう。

つまり、印刷物を見る人にメリットがあるだけで、入力する人多勢の人にメリットがないことに気づかないようだ。

前々の職場でも一太郎のフォームがたくさん使われていた。
例えば、毎年提出する個人データのフォーム。(なぜ毎年提出するの?そもそもの疑問はあるのだが...)
年齢などは去年の値を1つ増やせば良いから、データ自体は使い回しできる。
しかし、なぜか毎年微妙に体裁や入力項目を変えて、去年入力したファイルが使い回しできないようになっていた。

退職する何年か前に、その入力フォームが一太郎からExcelに変わった。
とうとう変わったか、とちょっとはマシになるかもと思って、ファイルを開いたら、ネ申エクセルだった。orz

それはさておき、
一太郎入力フォームやネ申エクセルからいきなりDXは無理だろう。
せめて、WordでもGoogleドキュメントでも良いから、どこでも入力できるようにしてくれないかな。


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2021年10月 2日 (土)

Excelは便利だけど...

60歳を過ぎて、
クラウドと奮闘している。
ほぼ一人情シスを初めて数ヶ月で業務が見えてきた。
わかったことは、業務フローの中でExcelが重要な役割を占めているということ。

前職の現場は教育関係で、Excelは使われていたが、データの入力と処理結果の印刷に使われていた。
関数や計算式がよくわからないという人が結構いた。

今の現場はICT関係で、皆Excelは普通に使えるし、マクロがも使っている。
ペーパレス化も進んでいて、4月から5か月働いてハンコを押したのは片手で余るくらいだ。

ところが、
あまり便利と感じない。

  • Excelファイルとワークフローの関係が複雑だだったり、
  • 1つのワークフローに複数のExcelが必要だったり、
  • 1つのExcelが複数のワークローに関連していたり、
  • どれがマスターデータがよくわからなかったり

することが原因のようだ。

おそらく、
自分の仕事が簡単になるように工夫した結果なのだろう。
ネ申Excelはないが、野良Excelがたくさんある。
事業所の規模が小さいから回っているが、重要なことが個人の頭の中に情報がたくさん入っていて、戸惑うことがある。

M365とAzureが使えるので、
自働化と見える化に取り組んでいる。
Power platformを使うと気軽にRPAを始めることができる。

気軽にRPAを始めると、野良Excelが野良RPAに変わるだけという指摘がある。
一理ある。スゴイ野良Excelは、ちょっと前の渋谷駅のようにダンジョン化していて読む気が失せる。

野良Excelと野良RPAを比較すると、Excelマクロを読める人の方が多いから、Excelの方が良いという人もいる。
Excelは作業レベルの効率化だが、RPAは業務フローを合理化することができる。
もちろん、RPAを使えば良いわけではなく業務の見直しからスタートすることが必要だ。

今の現場は、ほぼ一人情シスで小さな事業所なので、業務フローの変更、自動化、メンバーへの説明が一人でできる。
練習にはちょうど良い。

まずは、
自分の業務から自動化してみよう。自動化で生み出した時間で、他の業務を見直すことができる。


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