Excelは便利だけど...
60歳を過ぎて、
クラウドと奮闘している。
ほぼ一人情シスを初めて数ヶ月で業務が見えてきた。
わかったことは、業務フローの中でExcelが重要な役割を占めているということ。
前職の現場は教育関係で、Excelは使われていたが、データの入力と処理結果の印刷に使われていた。
関数や計算式がよくわからないという人が結構いた。
今の現場はICT関係で、皆Excelは普通に使えるし、マクロがも使っている。
ペーパレス化も進んでいて、4月から5か月働いてハンコを押したのは片手で余るくらいだ。
ところが、
あまり便利と感じない。
- Excelファイルとワークフローの関係が複雑だだったり、
- 1つのワークフローに複数のExcelが必要だったり、
- 1つのExcelが複数のワークローに関連していたり、
- どれがマスターデータがよくわからなかったり
することが原因のようだ。
おそらく、
自分の仕事が簡単になるように工夫した結果なのだろう。
ネ申Excelはないが、野良Excelがたくさんある。
事業所の規模が小さいから回っているが、重要なことが個人の頭の中に情報がたくさん入っていて、戸惑うことがある。
M365とAzureが使えるので、
自働化と見える化に取り組んでいる。
Power platformを使うと気軽にRPAを始めることができる。
気軽にRPAを始めると、野良Excelが野良RPAに変わるだけという指摘がある。
一理ある。スゴイ野良Excelは、ちょっと前の渋谷駅のようにダンジョン化していて読む気が失せる。
野良Excelと野良RPAを比較すると、Excelマクロを読める人の方が多いから、Excelの方が良いという人もいる。
Excelは作業レベルの効率化だが、RPAは業務フローを合理化することができる。
もちろん、RPAを使えば良いわけではなく業務の見直しからスタートすることが必要だ。
今の現場は、ほぼ一人情シスで小さな事業所なので、業務フローの変更、自動化、メンバーへの説明が一人でできる。
練習にはちょうど良い。
まずは、
自分の業務から自動化してみよう。自動化で生み出した時間で、他の業務を見直すことができる。
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