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2022年3月 5日 (土)

ジョブ型雇用

つい最近、勤務先で立て続けに「来年もいるんですよね?」と訊かれた。
気がつけば、今年度も残すところ1月たらずだ。
前々職では、異動の辞令が出はじめて、皆ソワソワする頃だ。

この1年は技術的に学ぶことが多く楽しかった。

70歳まで働くとすると、
10年後に役に立つようなことは使わずじまいになる可能性は高いから、習得したことは早いサイクルでアウトプしなければならないと思う。
また、10年後には処遇が改善されることを期待して今我慢すると、不渡になる可能性は高い。

報酬分はアウトプットする。
報酬以上のアウトプットは回収できない。
という働き方に変わった。

これから、どの方向に向かうか?
それは、楽しそうな方向だろう。

閑話休題

「ジョブ型雇用」という言葉をよく聞くようになった。
「ジョブ型雇用」は、職務内容をあらかじめ明確に規定して雇用する形態のこと。職務内容が明確に規定してあるから、給料の増減も無い。
「メンバーシップ型雇用」は、会社のメンバーになる雇用形態のこと。職務内容は明確に規定されていない。ジョブローテーションと称して多くの業務を経験する。

前々職は階層型官僚組織で「メンバーシップ型雇用」だった。
技術職だったが専門職としてのキャリアと組織の序列は相反していた。

専門家としてキャリアを築こうとすると、「メンバーシップ型雇用」の終身雇用、年功序列はいかにも窮屈だから、「ジョブ型雇用」はよさそうに思える。

前職は契約社員で「ジョブ型雇用」だった。
高い能力を持った人がいたが、要求される仕事以上の能力を持っていても給料は同じだった。
「ジョブ型雇用」は職務内容を超える能力については評価されない。

つまり、「日本型雇用」のように何もしなくても毎年給料が増えたり序列が上がるわけではないから、自分の能力に見合う仕事を見つけなくてはならない。

経営側が「ジョブ型雇用」と言った場合、
ジェネラリストよりスペシャリストが優遇されるわけではない。
「日本型雇用」で負担になっている高齢者の給料を減らしたいだけのことがある。


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