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2022年6月11日 (土)

ビリギャル <自らの意思で学ぶこと>

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 坪田信貴 KADOKAWA

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2013年にこの本が話題になったときに、塾講師の受験戦争を勝ち抜くためのメッソド自慢かと思ってスルーした。
当時の話題も「偏差値30」や「慶応大学」、「塾講師の教育メソッド」がフォーカスされていたように記憶している。

学んだ結果の成功体験は重要だ。その点で入試はわかりやすく、合格/不合格、合格した学校は非常にわかりやすい成功体験だ。
しかし、キモは主人公が「自らの意思で学ぶこと」を得たことではないだろうか。

慶応大学で学ぶことで得たことは重要だ。
慶応大学というラベルは昭和、平成ではかなり長い間効力があったけれど、効力の有効期間は短くなっているようだ。

主人公の小林さやか氏のTwitterによると


らしい。

その小林さやか氏は2022年秋からコロンビア大の大学院に留学されるらしい。
元ビリギャル・小林さやか「米国名門大学院進学」決めた理由とは? 東洋経済Online (2022/04/24)

自己実現のために自分の意志で学んでおられるわけだ。
つまり、小林さやか氏にとっては慶応大を卒業して10年後には、慶応大のラベルより、「自らの意思で学ぶことを得た」ことのほうが有効なのだろう。


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