【行く意味ある?】Fランク大学一覧 <昭和の価値観にすり寄っている?>
炎上しているらしいので問題の記事を読んでみた。
【行く意味ある?】Fランク大学一覧 | Fラン大学の実態,偏差値,女子あるあるも
(2020/12/30)(2022/7/5)
就職の教科書
炎上しても記事は掲載し続けいているところをみると、騒ぎになるほどの問題ではないと判断しているのだろう。
Fランという言葉は、
元々は河合塾が発表している入試難易度予想ランキング表において、入学できるボーダーラインの偏差値がBF(ボーダーフリー)となっている大学のことをFランク大学と言っていたんです。
らしい。
件の記事では、Fランを
- 定義①:偏差値が35以下の大学
- 定義②:受験者が少なすぎて偏差値の測定が不可能な大学
と定義している。「必ず入れる大学」という意味だろう。
記事ではFランク大学に行くメリットとFランク大学に行くデメリット挙げている。
と、ここまでは、内容の良し悪しは別として、構成は真っ当な記事だ。
「Fラン大学」のリストには、店員割れの大学が多くリストアップされている。
そして、「真のFラン大学」という記述がある。偏差値35以下の大学をリストアップしているようだ。
しらっと「真のFラン大学」を
- 偏差値35以下=「真のFラン大学」
と定義しているようだ。
「Fラン大学」のFは偏差値がボーダーフリーだけど、「真のFラン大学」のFはAランク、Bランク、Cランク・・・Fランクの「F」だ。
この辺りにライターやサイトの価値観が現れているように感じる。
「真のFラン大学」には、芸術系の大学や単科大学など専門学校や短期大学を4大化した大学が含まれる。
これらの大学を偏差値を評価するのは無意味だ。
メリットとデメリットは、受験戦争とか就活を乗り切るという観点で、根底にある価値観は古い昭和の価値観のように見える。
結局、このサイトの価値観は、昭和の価値観に縛られているのだと思う。
老害と非難されている、オヤジたちの価値観に擦り寄ろうというということだ。
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